姫路の不動産会社 エステート・リードのスタッフが、日々学び、考えたことを綴ります。

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2010年2月アーカイブ

心ある生き方

2月最終日


松下幸之助に学ぶ

指導者の三百六十五日  木野親之先生の本より

2月28日の言葉

『経営というものは』

幸之助は、「経営というものは自分で汗を流し、自分で吸収して、そして自然に会得するもの」

と、人一倍働いていました。

経営とは、考え、考え抜くことによって得心し、新たな行動のエネルギーを生み出してくるもの

です。

成功のコツをつかむまで、絶対に辞めない。やり切るということです。

これが経営者の命をかけるということだ、と教えられました。

 

 

その他の日で言葉で、自分自身に言い聞かせるために……

 

 

『動けばドラマが生まれる』

  動けばドラマが生まれる。

  動けば結果が出る。


   動けば歴史が変わる。

    動かねば何も動かない。

  「会社を動かそうと思えば、まず自分から動くことだ。一人が動けば、

   万波となって、大きなうねりとなる。」

   これが事業成功の基本です。幸之助は九十四歳まで動いて、動いて動き回っていました。


 

『誠実こそ人を動かす』

   心を尽くして行えば、どんな道も必ず開けるものです。


  「人間に必要なのは、木野君、争う心ではなく、悪に対して戦う心のだよ。

    そして、自分に『妥協しない心』だ」と幸之助は諭してくれました。


    仏典に「毎自作是念」(まいじさぜねん) という言葉があります。

  「常に何を考え、一念をどこに定めているか」「そこに一切の勝利がある」

  と 幸之助は謙虚でした。誠実こそ人を動かし、心を日開かせるものです。

 

 

『成功を邪魔するのは自分自身だよ』


 「木野君、成功を邪魔するのは自分自身だよ。人はかけがえのない資本だ。

  金は潤滑油。だから、潤滑油の為に仕事をしてはならないのだ。
 

   金を追ったら、金が逃げて行くよ。志を追え。また、仕事は無限にある。

  小さいことも大事にして、何事も成功するまで、やり抜くんだ」

 
 「僕は頭を下げ下げやってきた。」と、幸之助は、自分の心の中の自分といつも闘っていました。

 

 

『わしの無念が君にわるか』


 「こんなことで君を叱らねばならない、わしの無念が君にわかるか」と、

  涙ながらに叱られました。


  幸之助からこのように言われて叱られたのは初めてです。

  幸之助は、私と今の世で会うのは前世の縁かもしれないと思ったのでしょう。

  人との縁を大事にし、人の心と心を大切にする人でした。人づくりは、終世の課題です。

 

 

『一人だけの繁栄はあり得ない』

   一人だけの繁栄はあり得ない。自他共に生きようと望むところに、共存共栄の華が開く。

   相手を思う心がなければ、相手の心は見えない。

   他人の心がわからない人間に、自分の心はわからない。


   自他を敬う行動が、社会変革の唯一の法なのです。

   幸之助は、「他人の不幸の上に自分の幸せを築かない」と、共存共栄に徹してしました。

 

 

 

  

   私たちの中でも、日々問題が起こり、解決して新しい朝を迎える努力をしています。

   この木野先生の言葉を読んで、自分自身を励ましています。

   受け身ではなく、主体制を持ち、自分が会社を動かしていくつもりで、全員が仕事に

   取り組んでいけたらと切に思います。

   忘れないでください。一人ひとりの笑顔が会社の大きな財産です。

   心を閉ざしても、何も解決しません。信じて肯定的に受け入れて前に進みましょう。

「好きな言葉」

 

                                                    by/ K.I

2月26日

朝礼の課題  “理念と経営”の本の中で『私の好きな言葉』を読んでの

感想と各自のエピソードを交えながらの「好きな言葉」を発表し合う。

 

本の中では、株式会社極東ブレイン 代表取締役 斉藤 博志 さんの

お話です。

私の好きな言葉   「素直じゃね」

 宮崎の地方都市で生まれ育った私は、母親の祖父母と同居していました。

住まいは、文具店を経営していた祖父母と母親と伯母も働く家族経営の店舗

兼住宅で、物心ついたころは、家族はみな忙しく働いていました。

祖母は、私のことをとくにかわいがり、よく「素直じゃね」と言って

褒めてれました。

「素直」の意味はよくわかりませんでしたが、褒められたことが嬉しくて、

「素直」は良いことだ、「素直」と言われるようにしようと思いました。

 

祖母は、私が些細なことでも、自分のわがままを押し通そうとダダを


こねるのをいさめてくれたのだしょう。その時の素直は、おとなしくして

いることでした。

あれから、40年以上の年月が過ぎたけれど、「素直」という言葉は、

今でも心にのこっています。

松下幸之助翁は「素直な心」を「素直な心とは、寛容にして私心なき心、

広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心であります。

また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理に通ずる心」と

定義されています。

「素直」がこれほどに意味の深い言葉だと知って、松下翁の心境に

少しでも近づきたいと書籍を読むほどに、子どものころを思い出します。

 

あのころは、今より随分「素直」であったように感じられ、果たして

年月を経て、自分は成長しているのかと考えてしまいます。

祖母は、優しい、笑顔と共に、心地よく心に響く「素直じゃね」の

ひと言で、うそをついたり、人をだましたり、怒ったりしないで

「正直な生き方」をしなさいと語りかけてくれたのでしょう。

私に残してくれた「素直じゃね」のなかに祖母の人生が凝縮されて

いるなぁとおもうのです。

 

私の好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

野村監督の勝負 というところで、元楽天監督野村監督は試合後の

インタビューで名言を残されています。


私の、好きな言葉のひとつです。


「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」


勝負ごとには勝者と敗者があります、この2者の違いは


負けには必ず原因があります。

それを分析できなければ、勝者にはなれず


負け癖がついてしまい、這い上がる事も難しいでしょう。


しかし、勝者には原因を特定できないことがあります。

それを野村監督は不思議と表現していますが、人間の思議を

超えたところに原因が存在する場合があります。

人間の思議を超えるといっても、それはツキ全体からしてみれば、

せいぜい2割程度で、あとは人間にある、性格・気質、言葉使い、

ものの考え方、能力、努力、作戦、明確な目標・目的など、さまざまな

要素が複雑にからみ合って生まれてくるものがツキなのです。


勝負ごとやスポーツの場合、負けはそうしたものの積み重ねだから、

必ず原因を解明できるが、勝ちの場合、その8割にツキに加わるものです。

 

私自身も営業の立場で、契約が出来るかどうかという点では勝負と


同じで、努力を惜しむと必ず負けの要因になりますので、思議を


呼び込めるように、有言実行していきたいと思います。


また、負けてしまった時には、落ち込まず原因を分析し次へのスッテプ


アップへの糧として、受け入れて行きたいと思います。

 

稲盛和夫氏の本にもありましたが、『見えざる手』人生をつかさどる

見えざる大きな二つの力 『因果応報の法則』徳を積み、よい行い、

努力を重ねていれば、大きな力が働くのだと……。

そのように、天から応援してもらえるような人間になりたいです。

 

勝負脳

2月25日 朝礼の課題です。

 

勝負脳、勝つための思考法 を読んでの感想と自分自身の未熟なところを

みつけ改善する。
 

 競泳の北京オリンピック日本選手団に、能力を最高に発揮し、

 世界に勝つための方法を伝授された日大大学院の脳神経外科が専門の

 林成之教授が、「勝負脳」を鍛えるためについてのお話を書いて下さっ

 ていました。

 

勝つための思考法6か条

林教授は、北島康介選手が平泳ぎで優勝した要因として

相手との勝ち負けではなく、自分に勝つや世界新記録に集中したこと」

などを述べておられました。

 

その6か条は次のとおりです。

・ライバルは自分 (ライバルに勝とうとするのではなく、自己記録の更新  

          にこだわる)
・全力投球する  (常に、自己ベストの3割増の力を出そうとする)

・疲れた、大変だというような否定的な言葉を使わない

・調子のいい時は休まず、アグレッシブにやり続ける(リズムが大切)

・最後まで「勝った」と思わない

・自分の世界を作る (プールと自分が一体化するイメージを持つ)など
 



 
 
 競泳の日本代表チームに「世界で勝つための脳科学戦略」を伝授した

 林成之・日大大学院教授は、北島の偉業の要因について

 「勝負に勝つための脳の機能“勝負脳”を完全に発揮した」とみている。

 脳神経外科が専門の林教授は、大会前の韓国・済州島合宿など3回に

 わたり競泳チームに講師として参加、選手に「人間の能力を最高に発揮

 する方法」を専門家として講義した。

 

  林教授は北島の栄冠を

 「勝つことではなく、“勝ち方”に執着した結果」と指摘する。

 最高の力を発揮するには、相手との勝ち負けではなく、

 「過去最高の自分をさらに乗り越える」という考えが重要だという。

 その能力が発揮されたのは百メートルの決勝。

 予選、準決勝で北島の記録を上回った新星、ダーレオーエンの存在を

 ネガティブにとらえず、「あくまで自己ベストの更新、自分に勝つこと」

 という目的意識で臨んだことが勝因だと分析する。

 

 同教授はまた、北島の試合前後の発言にも注目する。

 「決して否定的な言葉を吐かず、自分を追い込んでいる」。

 頂点を極めた人間が「自己を守る本能」を乗り越え

「有言実行で高みを目指した」姿勢こそ北島の“脳力”だと感嘆した。

 

 北島について林教授は、運動神経のリズムや、ゴール直前でストップを

 かけない脳の働きなど、脳と体の連係において「すべてをクリアした

 最高の選手」と称賛すです。

   

「脳の仕組み」を人生とビジネスに応用する!

 著書『勝負脳の鍛え方』では、ここぞという時に脳の力を最大限に

 発揮するための、脳の使い方を解説します。意識・記憶・心や脳の

 仕組みを理解し、勝負に勝つため・独創性を出すため・運動上達の

 ための「勝負脳」を鍛え、活用する方法が語られていきます。

 

 ながく最先端の医療を行う救命集中治療の現場で、研修に研修を

 重ねる作業をやってこられた林氏が、世界中の論文と臨床データから、

 まとめられた結果です。

 ここでは、頭をよくするためには、記憶や考え、心を同時に発生する

 メカニズムに基づいた学習方法を習得する必要があり、少なくとも

 脳の「間違う仕組み」を克服する必要があると主張されます。


 ・意識と記憶と心が同時に生まれる仕組み

 ・頭を良くする本質が詰まっている人間が考える

  “驚くような巧妙な脳の仕組み”

 ・勉強・仕事が出来なかったのは、心の仕組みを知らなかったから

 ・脳科学がついに解明した! 部下・子供はこうやって育てよう

 ・脳の力を最大限発揮し、勝負に勝つための脳の使い方

 ・“否定語使用”がもたらす脳と意識、行動への制約と悪影響

 ・多くの人が手に入れたいと思う独創的な脳の力を発揮する方法

 ・成功する人が知らず知らずにやっている人間の自己保存の仕組みを

  破る方法とは?

 ・宮崎 駿監督もやっているヒラメキあふれる物語りを作る秘訣とは?

 ・運動の上達や達人になるための脳の活用法

 ・なぜイメージを作れる人は達人になれるのか?

 ・北島康介選手が実践した、相手の長所に打ち勝つ必勝方法!

 ・脳科学からみた“目的”と“目標”の違いとは?

 ・自信は本当に大事! 脳と自信の関連性についてのメカニズム

 ・成功し続けるちょっとした癖づけとは?

 

 

そして、人間の脳がわれわれに求めているものとは?
 『3つの本能を全部クリアしないと金メダルは獲れないんですね』

対談がありましたので、

Q  勝負脳って何なんでしょうか?



(林教授) 人間の能力を最高に引き出す方法っていうんでしょうか。

  スポーツに限らず人生においても仕事においても  

  勉強においても「最高の力を引き出す方法論」、

  そういう風に考えていただくといいと思います。



Q では、私たちが言う「頭が良い悪い」というのは勝負脳に

  深く関わっている?



A そうですね、そのものズバリだと思います。



Q じゃ頭の良い人ってどういう人で、頭の良くない人はどういう人

  なんですか?



A オリンピックを見ていても、金メダルを獲る方ってすごく頭が

  良いって思いません?



Q そうですね!見るからにするどい!



A 考え方も違ってる!

  そういう風にならないと力が発揮できないんです。

  それは基本的には人間の本能から来ているんです。



Q 本能ですか。


A 我々人間には「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という

  3つの本能があるんです。


Q 食欲は・・・(笑)


A それは「生きたい」の中に入っているの。


Q あぁ、そうですね!


A 「生きたい」と「仲間になりたい」から宗教が生まれている。

  「仲間になりたい」と「知りたい」から文化が生まれている。

  「生きたい」と「知りたい」から科学が生まれている。


Q うんうん。

A ところがスポーツは3つ全てを含んでいるんです。

  だから3つの本能を全部クリアしないと金メダルは獲れないんですね。

  『だからイケメンや美人といった左右統一、バランスの取れている顔が

  好きなんです』


Q なぜ私たちはイケメンや美人を好きになるのか?というのも

  脳の仕組みによるものなんだそうですね?


A そうです。我々はものを考えるときに、ひとつの基準を持っているん

  です。これは「一貫性」を持っているので「筋の通らないもの」が

  イヤなんです。


Q なるほど。


A ですからデザインも左右対称でバランスが取れていないと、

  それは美しいと人間は考えないようにできている。

  飛行機のデザインが美しいと感じるのは、そういうこと。


Q シンメトリーが好きなんだ。


A だからイケメンや美人といった左右統一、バランスの取れている

  顔が好きなんです。


Q 例外ってあるんですか?


A 例外はお母さんだけね。赤ちゃんもぶすはきらいなんです。

  しかしどういうことかお母さんはどんな顔でも好き。

  それはものを考える神経伝道脳ができるときに、お母さんの

  心臓の音、おならの音、ものを食べる音を聴いているから。

  だからお母さんのことはなんでも好きなんです。


Q それも人間の本能なんですね。

  そうなんです。だからお父さんは努力しないといけないんです。


A ふふふ。世の中のお父さんはなるべく子どもと遊んであげないと。

 Q そういうこと。

 

 

 

北島選手が特に意識したのは、

「ネガティブなことを考えた瞬間に、脳と体のスイッチが切れて、

 最高のパフォーマンスがでないということから、否定的な言葉を使わ

 ないようにすること」

「ライバルに勝つのではなく、過去の最高の自分を超えることを

 目標にする」、この2つだったそうです。

 

 金メダルを取るためには、ライバルに勝つ必要があります。

 しかし、ライバルに勝とうとするのではなく、

 「過去最高の自分の記録を超える」ことを目指して泳ぐ。

 これは、100Mの決勝戦でみせてくれた、あの泳ぎそのものではないで

 しょうか。ストローク数を押さえて、彼の強さの特徴を最大に生かした

 レース展開。完璧な泳ぎと評されました。

 

 

勝負脳を鍛えるには?
 
  試合に勝つためには、体を鍛えたり、セオリーだけでなく、

  人間の脳の働きまでを考えて、勝つための戦略を練ることが重要。

  
  林教授の著書「〈勝負脳〉を鍛える」に、北島選手たちが受けた

  レクチャーの内容(脳の働きや勝負脳の鍛え方)が紹介されています。

  脳科学の発達で、人間の性格や行動、心までが科学的に解明されて

  くると、林教授が言うように、脳の働き・仕組みを知ることで、

  自分の弱点を克服できる、ということはとても説得力があります。

 

勝負脳の鍛え方の中で、私がマーカーしたくなったのは、脳の習性を

もとにした「サイコサイバネティックス理論の応用」という部分です。

人間は必ず目的を達成する習性を持っているので、それを理解し、

次の3つを守ることができれば、非常に困難だと思われることでも、

(時間はかかるかもしれないが)必ず達成できる、林教授はそう力強く

断言しています。

 

■目的ではなく目標に集中せよ
ただ「ガンバリます!」ではダメ。何を達成しようと頑張るのかを、
はっきりさせること。特に、目的と目標を区別して考えること。優れた勝負脳の持ち主は、決して「目的=勝負の結果」にはしない。勝つためにはどのようなゲームプランを立て、何を目標に戦いを進めていくか、そのプロセスに気持ちを集中させることが、結果として目的達成につながる。

■目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
自分の弱点を認めること。うまく行かない理由を分析して、何が自分に欠けているのかをあらゆる角度から検証し、批判を受け入れて、それを解決する具体策を立てることが目標達成の条件になる。できるだけ高いレベルのコーチや一流選手の視点から評価を受けると、上達も早くなる上に、到達できるレベルも高くなっていく。

■目標を達成するまで、その実行を中止しない
人間は、目的や目標が達成できないと、色々な理由をつけて方向転換しようとする。これは、人間が持つ(自分の脳を守ろうとする)自己保存の本能に従った考え。これを一度体験して癖になってしまうと、何をやってもいつも目的が達成できない脳になってしまう。そういう仕組みが人間の脳にはある。

これまで、精神論や「~すべき」と語られてきたことが、脳の機能に従ったものなのだと分かると、腑に落ちてとてもスッキリします。そして、勝負脳は、スポーツ選手だけの話ではなく、仕事や日々の日常において生かされるものです。


 

 

脳の疲労は大敵!
 
気分が乗らない、何をするのも億劫などと、脳はさまざまな言葉で疲労の

サインを送っています。

脳は、ストレスが加わると、疲労がなかなかとれない臓器だということ

です。そのため、勝負脳を鍛える上で注意したいことが、脳を疲れさせな

いこと。ストレスを色々抱えている、解決しない悩み事がある、

いつも悪い方向へ考える、上手くいかないので焦っている、というような

とき、能は疲労状態。否定的な言葉が頭に浮かんだりするのは、

脳が疲労しているときの症状なんだそうです。

そのため、普段から脳にストレスがかからないような生活を心がけることが

大切。

脳の疲労をすばやく取り除くには、気のおけない友達や家族と

「楽しい会話」をすることが一番。そこで、愚痴をこぼしてはいけないよう

です。

 

また、耳の痛い話があります。仕事でやり残したり、問題を先送りしたり

する人は、常に脳にストレスを抱えた状態になるので、ここ一番で力を

発揮できないということです。

一日の仕事をテキパキと片付け、目標を達成する行動パターンをつくり

鍛えることが大切とのこと。

 

林教授が言われることは、どれも当たり前のことなのですが、

それが脳の働きに沿って解説されるため、すぐに「心掛けなければ!」と

モチベーションが上がっていくので不思議です。

何事も、最後はメンタルの力が結果を左右します。

勝負脳は、負けそうになる気持ちを鍛える知識として役立つものだと

思いました。

 

やる気のスイッチ

 

やる気のスイッチが入った瞬間


昨日に引き続き、「理念と経営」の本から設問についての勉強です。

企業事例で、品川女子学院が掲載されていました。

創立から八十五年という歴史を経て、一時は生徒数の減少に悩まされた

学校を改革し、七年ほどで、入学希望者六十倍、偏差値を二十上げた

漆 紫穂子校長のお話が掲載されていました。

 

漆校長の使命感の裏には、「子どもの喜びが第一」という教育者としての

信念がありました。


「生徒達と、毎日接していて『あっ、この子、こんなに変わった』

 と思う事がたびたびあります。と話はじめられたそうです。

 

「私は、子どもが変わる瞬間には四つくらいあると思っているんです。

その四つとは、

①子どもが自分の好きなことを見つけた時

②小さな成功体験によって、自信が生まれた時

③自分なりの目標ができた時

④人のために何かやって喜ばれた時

 

こうした瞬間に子どもたちは変化し、大きく成長していく。

その瞬間のことを「やる気のスイッチが入った瞬間」だと言う。

 

「どのような子もその子なりに一生懸命になれる『やる気のスイッチ』

を持っていると私は思っているのです。

そのスイッチが入った時に、子どもに前向な心が生まれるのです。

だけど、『やる気のスイッチ』は、自分の中にあるので、外から押して

上げることはできません。本人が自分で押すしかない。

私たち教師や親がやらなければならないことは、本人が自分で

『やる気のスイッチ』を押せるような環境をつくり、そのやる気を

継続していけるように水やりを続ける、そういうサポートをしていく

ことだと思います。」

と、現在は、都内でも有数の人気校として名高いそうです。

 

ここまでの道のりの中では、漆校長は、代々引き継がれている

この学校に就職したわけではなく、別の私立の高校に就職していたそう

です。そんなある時に、「廃校危機度ランキング」という都内の内部資料を

見せられ、品川女子学院が危機度の上位にランキングされていたのです。


ここまで学院の状態が悪化しているとは考えていなかった漆さんは、

すぐに戻ってご両親の力になりたいと思ったそうです。

そして、学院の国語教師として戻り、三年目くらいから、学校の改革に

取り組まれたそうです。


まず生徒を集められるような魅力ある学校にすることが先決と考え、

そのために子どもの進路指導のプロである進学塾をまわり、塾の講師が

いい学校と認めるのはどういう学校なのか、さまざまなヒントを探ったり、

「学校のどこに不満があるのか」

「どうしたら、この学校の生徒として誇りをもてるか」

など生徒さん達にアンケート調査を実施されたりしたそうです。

 

学校側でも改革チームをつくり、生徒の立場から見ていいと思えることを

手当たり次第にされたそうです。


教師たちの声も聞いてみると、「学校の進む道がわからない」

「トップのビジョンがない」などの意見も上がったそうです。

その時、ずっと、明確な目標やビジョンは打ち出してきたつもり

だっただけに、ショックだったそうです。

 

このとき漆さんは、「人から与えられた目標は自分の目標にはならない。」

そして、職員全員で、学院のミッション、ビジョン、バリューを作って

いこうと話し合いを重ねてこられたそうです。

そうした中で、「生徒が喜ぶ姿を見るのが一番うれしい」という共通の

価値観が確認でき、みんなが、

『生徒の成長のためにできることは何でもやろう』

という気持ちになっていったのだそうです。

 

 

それから、十年もたたないうちに「最も華麗な学校改革」と言われるほど

の成果を出し、入学希望者を数十倍に、さらには、偏差値を二十も上昇さ

せたそうです。

 

この改革を続けさせたものとは、子どもたちの存在と、オーナー家族として

の使命感だと。

そして、それと同時に学校は、卒業生の母校を守るという「経営」と

在校生を育てる「教育」を学校の理念に従って、教育理念として、

『自ら考え、自ら表現し、自らを律する』を掲げ、その理念を踏まえて、

『世界をこころに、能動的に人生を創る日本女性の教養を高め、

才能を伸ばし、夢を育てる』事を教育目標にされているそうです。

家庭においても社会においても必要とされる健全で明るい、しかも一本 

筋の通った気品高い女子を育てたい、と考えていたそうです。


さらに、この教育理念を実践するために、「28プロジェクト」と銘打った

独自の総合学習プログラムに沿った教育もされて、女性の28歳という

ターニングポイント時にどのように生きているかという、社会では仕事・

社会のためにやっと、貢献できる時期だったり、結婚・出産を考えると

いう年齢の時期。このときに自分は、どんな生き方をしていたいのか。

あるいはどんな職業についていたいのか。そういうことを子どもたちに

考えさせる。そのための企業コラボレーションや起業体験プログラムなど

のプロジェクトだそうです。

『自分で何か将来の方向性を見つけたとき、今の自分が未来の自分に

つながっているということに気づく。

すると、学習のモチベーションが上がり、日常生活にも積極性が出てく

る。』、つまり、「やる気のスイッチ」が入るというわけらしいです。


ここまで、読んで私たちの会社も同じだなぁと思います。

 

学校とは違いますから、「やる気のスイッチ」をいつもいつも、社長や幹部

におしてもらうわけにはいきません。

それでも、やる気のスイッチが入るように会社も努力は必要と思います。

その中で、そのスイッチを入れられる人と入れられない人、入れ方がわから

ない人。個人差があります。

今月の課題でもある人財という観点からみると、会社の目標と個人の目標が

一致していなければ、そのスイッチは、入りにくいと思いました。

 

目標を明確にしていく必要があります。

そのために、自分なりのリサーチする努力をしなければいけないのでは

とも思いました。

昨日のブログにも書いたように、幅広い知識や知恵を持った中での行動と、

持たない行動とでは、結果が違います。


それと、目標の持ち方も、漆校長が改革チームを作った時に感じた、

人から与えられた目標は、自分の目標にならない。というのは、その通り

だと思います。

私たちは昨年、みんなで、それに気づき、半年以上、時間を掛けて、

会社の経営理念と経営指針を作り上げました。

 

個人の価値観と会社の価値観の一致や、何の為の誰の為の仕事かという

意識の再認識など…、とても、いい時間だったと思います。

 

お客様第一主義のこころという、常にお客様の視点に立ち、お客様に喜んで

頂けるように「おもてなしの精神」をもって、どんなことも誠実に日々進化

できるように努力をし続けます。を根本に「企業は人なりのこころ」や

「永続繁栄のこころ」などを指針として、仕事を通して、豊かな人生が送れ

るように感謝の気持ちと、それを報いるために社会貢献ができる社会人を

目指そうと、決意し理念に掲げています。

それでも、日々の仕事に追われ、ついつい目先のことにつまづき、中には、

自分自身が、テンションが下がっていて、目標が解らなくなっている人も

いるかもしれません。その時は、常に、朝礼で学んでいる事を思い出して、

わからなくなったら、目の前の事に一心不乱に取り組めば、おのずと、

道が開けてくるはずです。と信じています。

やる気のスイッチは、自分の中にしかありません。

自分の好きな所をみつけて、小さな成功体験をしっかり自信に変え、

少しずつでも、目標を持っていきましょう。

そして、やはり、目の前にいる人に喜んでもらうために、人に役立つこと

をしてみましょう。きっと、変わり始めるんだと思います。


そして、その努力にいつも、会社は、社長は、幹部は、上司は、みんなで、

水やりや、肥料やりや 気付かないところで、愛情を注いでいると思いま

す。そうあり続けたいと思います。

2月 最終の週となりました。

2月の月間テーマ「人財」になるために…というところで、

今週は、「夢や目標を実現するために、どのような能力を伸ばす

必要がありますか?」

という質問について、各自で再認識しなければなりません。

 

そこで、「理念と経営」の本から、学び再認識したいと思います。


社長力・管理力・現場力が三位一体とならなければりません。

まず、社長力のところでは

   社長の器 以上に会社は良くなりません。

   最大の発展の術は学ぶこと以外にありません。

   社長自身が学び、人財を育成すれば、ローリスクでハイリターンを

   得るのです。    とあります。

そして、管理力では

   幹部の力量次第で、部下の人生は決まる。

   「朱に交われば赤くなる」仕事ができなくて、

   愚痴をこぼす上司に交わると、一年もたたないうちに、

   仕事のできない部下、愚痴をこぼす部下をつくります。

   幹部が指導技術を身につけて、部下を仕事の出来る人財に

   していけるかどうかは、幹部の「管理力」のなせる業です。

それから現場力で

   現場は、顧客満足、企業経営全般、コスト意識、

   社長力・管理力・現場力の三位一体などにまで視野を広げて、

   幅広い知識や知恵が不可欠です。経営知識や知恵がなければ、

   いかに仕事を効率化しようとしても、業界枠内の思考回路では、

   真の能力は発揮できません。

  “専門バカ”では「生き方そのもの」が小さくなってしまいます。

   やがて、父となり母となる人は、自分の子供の人生にも

   大きな影響を与えていきます。

   現場が学ばなければ、決して会社の発展はありません。

   教育費は、コストではなく、最高の投資である。

     「学ぶことはローリスク」と述べられています。

   もちろん、本代が要る、寝る時間を犠牲にしなければならない、

   物事を深く、かつ幅広く考えなければならないなど、そうした

   労力は欠かせません。

   しかし、学んだことは使った労力の数倍にもなって返ってきます。    

   多くの方は、学ぶことでどれだけ多くのリターン(利益)があるか

   を考えていないのです。

      人間力・考える力・仕事力・感謝力を磨こう。

   人間力とは、チャレンジ精神や、未来を描く能力のことです。

   誠実さや親切を実現する力です。

   学ぶことで、大脳新皮質の右脳を鍛えて、自分が幹部になった

   ときのために蓄えておくことが必要です。

   そうすると業績向上に寄与できる存在になれます。

   
   現場の人達が、考える力を強化することも大事です。

   仕事をスムーズにするには、「5W2H」(なぜ・何を・どこで・

   いつ・誰が・どうやって・いくらで)で具体的に考えることです。

   抽象的で曖昧では、仕事の着手が不明確になります。

   特に壁を突破するためには考え抜く力をもたなくてはなりません。


   仕事力も欠かせません。優先順位や重要度などを素早く考え、

   何を先に行うべきかの判断力が必要です。

   大脳辺緑系の左脳を磨いておく必要があります。

   感謝力は、家族や、お客様、職場の仲間に心からの

  「ありがとう」が言えるかどうかです。

   感謝している時ほど幸せはありません。


この三つの事を全員が、意識して取り組む必要があると思います。

幹部じゃないから幹部の管理力は考えなくてよいとか、幹部だから、現場の

ことは関係ないではなくて、全部が必要不可欠だと思いました。

私たちの会社も少しずつ意識の変革があり、チームとして色々な学びと、

助け合いが行われ、切磋琢磨していると思います。

さらに、各々の目標を明確にして、5W2Hを徹底していき、

視野を広げる意識をもっと持ち、現場で発揮することができるように、

努力を継続することを心掛けなければいけないし、社長も幹部も現場も、

全部を把握した上での勉強をしていきながら、会社を繁栄させなければ

いけないと思います。

仰ぐべき師を持たぬ人生は大きな不幸である

2月21日 日めくりカレンダー

 

仰ぐべき師を持たぬ人生は大きな不幸である

 

今年に入り、2回目の言葉です。

先月の、「丹養塾幼児園」の話は、とても印象深く、

自分たちの浅さと、無恥さを思い知らされた内容でした。

 

 

この日めくりカレンダーとの出会いもそうですし、

出会い・縁を大切にしていき、行動していけば、

人生の師と思わせて頂ける方との出会いがあるのではないでしょうか…

 

 

 
人との出会い。

物との出会い。

出来事との出会い。

いろいろな出会いにより、道が決まっていく。

心の底から興味・関心・好奇心が湧いてきて、気がついたら

その道を歩んでいた。

最初は興味も関心もなかったけど、縁あってある会社に入社したことに

より、一所懸命仕事に取り組んでいくうち、知らず知らずにその道の

専門家になることもある。

縁は、自分から求めて作れるものではない。

人智を超えた「計らい」によって与えられるもの。

二代目、三代目と家業を継ぐ立場に生まれたのも、宇宙の計らいです。

自分が好きなことができないのではなく、

その家業である仕事の意味や価値やすばらしさを見つけ、

さらに発展成長させたり、伝統を活かして新しい分野に

展開させるところに使命があること考える。

 

今、自分の目の前にある問題から逃げずに努力を続けることが、

縁を呼び寄せます。

自分のしたいことがわからない時は、今与えられている仕事に

全力を尽くすこと。

今、縁のあることを必死にやってみること。

縁のある人を大切にすること。

今やっていることの意味や価値やすばらしさを感じてみること。

問題が出てきたら、必死でやってみる。

必死でやっていると、また別の新しい問題が出てくる。

必死で出てくる問題を乗り越える努力をしていると、

新しい出会いもまた生まれてくる。

 

そうやって、縁に気付いて出逢いに感謝する心を持ち生きていきたいです。

 

命の炎を燃やして生きる。

2月20日 日めくりカレンダー


命の炎を燃やして生きる。

 

 

 

 

「小さな人生論」より
******************


「足なし禅師」と呼ばれた禅僧がいた。

 小沢道雄(どうゆう)師。大正九年生まれ。

 幼年期、曹洞宗の専門道場で修行。

 二十歳で収集を受け満州へ。昭和二十年、二十五歳で敗戦。

 シベリアに抑留され強制労働。

 だが、肩に受けた銃創(じゅうそう)が悪化し、

 役立たずは不要とばかり無蓋の貨車で牡丹江の旧日本陸軍病院に

 後送される。

 氷点下四、五十度の酷寒に夏服のままで、

 支給された食料は黒パン一個、飲み水もままならず、

 三日間を費やした行程で死者が続出した。

 小沢氏は死こそ免れたが、両足が凍傷に冒された。


 膝から切断しなければ助からない。

 その手術の担当軍医は内科医で外科手術はそれが初めて。

 麻酔薬もない。メスを執った軍医がしばらく祈るように目を閉じた

 姿を見て、小沢氏は、この軍医に切られるなら本望だと思い定めた。


 想像を絶する激痛。
 
 歯がギリギリ噛み合い、全身がギシッときしんで硬直した。

 すさまじい痛みは一ヶ月あまり続いた。

 八月に突然の帰国命令。

 歩けない者は担架に担がれ、牡丹江からハルビン、奉天(ほうてん)を

 経て胡廬(ころ)島まで千五百キロを徒歩で行くことになった。

 だが、出発して三日目の朝、目を覚ますと周りには誰もいなかった。

 満州の荒野に置き去りにされたのだ。

 あらん限りの大声で叫んだ。
 
 折よく通りかかった北満から引き揚げ途中の開拓団に救われたのは、

 僥倖(ぎょうこう)というほかなかった。


 崖っぷちをたどるようにして奇跡的に帰国した小沢氏は、

 福岡で再手術を受け、故郷、相模原の病院に送られた。

 母と弟が面会に来た。

 

 「こんな体になって帰ってきました。

 いっそのこと死のうと思いましたが、帰ってきました。」


 言うと、母は膝までの包帯に包まれた脚を撫で、小さく言った。

「よう帰ってきたなぁ」


 母と弟が帰ったあと、小沢氏は毛布をかぶり、声を殺して泣いた。


 懊悩(おうのう)の日は続いた。

 気持ちはどうしても死に傾く。

 その果てにわき上がって来た思いがあった。

 

 比べるから苦しむのだ。

 比べるもとは二十七年前に生まれたことにある。

 二十七年前に生まれたことを止めて、

 今日生まれたことにしよう。

 両脚切断の姿で今日生まれたのだ。

 そうだ、本日たったいま誕生したのだ。

 足がどんなに痛く、足がなく、動けなくとも、
 
 痛いまんま、動けないまんま、生まれてきたのだから、

 何も言うことなし。本日ただいま誕生!


 深い深い覚悟である。

 一、微笑みを絶やさない

 一、人の話を素直に聞こう

 一、親切にしよう

 一、絶対に怒らない


 小沢氏はこの四つを心に決め、五十八年の生涯を貫いた。

 命の炎を燃やして生き抜いた足なし禅師の人生だった。


 「主」という字の「、」はロウソクの炎。

 「王」は台のこと。

 自分のいる環境を照らして生きる人のことを、

 主という。

 

 命の炎を燃やして生きるとは、自分が自分の人生の主人公となって、

 生きることである。


 

 

  このような壮絶な体験というのは、想像もできないくらいです。

  しかし、そこから、命の炎を燃やして生き抜かれたと…、


  私たちは、せっかく与えられた命、そして肉体、心というのを、

  あまりにも粗末にあつかっていないだろうか…とも考えなおして

  みました。

  とても、低い次元での悩みかもしれません。


  以前にある方から、こういう言葉を聞きました。

  
 「全ての不幸感は、他人との比較から生まれる。」

   自分は、劣っている。

   自分は、求められていない。

   自分は、不幸だ。

   こういった全ての不幸感は結局、

   心のどこかで、無意識に自分と他人を比較しているから

   生まれるのだと。

   心のどこかで、一般的なものさしを持ってしまっているからだと。


  「あるがまま」の自分って一番簡単なはずなのにとても難しく

   思えてしまいがちです。


   本当の自分が何を望んでいるのか、「理想」と「現実」の中で

  「夢」をあきらめたり、「妥協」した人生を歩んでしまいがちに

   なります。

 

 

  「願望実現」の観点から見ると「夢」や「目標」は「通過点」に

   することで叶いやすくなります。

  「夢」や「目標」は「今起こっている現実」の「選択」を決める

  「道標」になってくれます。

  ありのままの自分を受け止め、自分のことを頑張れば、

  そうした自分の行動から出会い、向かいあえる人が、

  その人もあるがままの自分自身、そして、他者自身を受け

  止めることができ、共に、認めあい、協力、信頼を築いて

  いける人であり、本当の意味で励ましあえる人だと思いました。

  自分が努力し、学び得た知識、経験を否定する理由がないため、

  自分の努力、知識、経験を大切にし、

  あるがままの現実の自分を大切にします。 


  自分の内から出てくるすべてを受け止め、そのすべての自分に

  必要な知識を学び、理解し、考え、行動し、経験していける人が、

  成長していける人であり、強くなれる人だと思います。


真剣勝負

2月19日 日めくりカレンダー
 
 

 「人生で真剣勝負をした人の言葉は、詩人の言葉のように光る。」

 「人生で真剣勝負をした人の言葉は、その人が詩人でなくとも、

  その真剣な人生体験に深く根ざした言葉は詩人の言葉のように光り、

  人びとの心を打つのである。」


 

松下幸之助さんの言葉


      「素直に生きる逆境は尊い。
 
       しかしまた順境も尊い。

       要は逆境であれ、順境であれ、
 
       その与えられた境涯に素直に生きることである。
 
       謙虚の心を忘れぬことである。

       素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、

       順境は自惚れを生む。
 
       逆境、順境そのいずれをも問わぬ。
 
       それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。
   
       ただ境涯に素直に生きるがよい。


 真剣勝負

      人生は真剣勝負である。
 
      だからどんな小さな事にでも、
 
      生命をかけて真剣にやらなければならない。

      もちろん窮屈になる必要はすこしもない。

      しかし、長い人生ときには失敗することもあるなどと

      呑気にかまえていられない。

      これは失敗したときの慰めのことばで、

      はじめからこんな気がまえでいいわけがない。

      真剣になるかならないか、その度合いによって

      その人の人生はきまる。

 
      大切な一生である。
 
      尊い人生である。
 
      今からでも決しておそくはない。
 
      おたがいに心を新たにして、真剣勝負のつもりで、

      日々にのぞみたいものである。」

 

 

「致知」最新号の名言

       会社という組織はロイヤリティの高い人が
       

       懸命に働いて、業務を工夫、改善してくれるんです。
       
       

       ただ漫然と働くのではなく、
       

       毎日のルーティンワークでも、
       

       こうしたらもっと上手くいくのではないか、
       

       という意識を持ち続けるのは
       

       ロイヤリティの高い人なんです。


             鈴木茂晴(大和証券グループ本社社長)

 

   1万5,000人以上の従業員を擁する
           

      大和証券グループのトップの言葉です。

  

       鈴木氏自身、若い頃から、これはと思うことは会社に提案し、
 

    それを実行することを自らに課してこられました。

 

      証券会社の新商品について誰が一番知っているか。
 

      それは社長でも役員ではない。
 

      担当者である自分自身。

              ならば、自分がリスクを負ってでも提案を実行していこう。
 

     これが鈴木氏が一貫してこられた姿勢でした。


 鈴木氏は
   

     「若い人たちのために何か参考になるとしたら」として


    「自分の上に立つ人のすることを
よく見たほうがいいと思います」


     とおっしゃっています。

 

     自分の仕事に目を奪われるだけでなく、

   上司ならどういう仕事をするか、という視点を常に持ち続けた

    ことも鈴木氏の大成の要因だと思います。

  

    ロイヤリティーの高い仕事は、
 

    そういう心がけの中から生まれるのかもしれません。


 
 

    人生を真剣に生きてる方こそ、その実生活から自然に生まれる

    言葉があり、命や魂が入っていてそれも、そのように生きた証を

    残されていると思いました。

 

   自分たちも、世の中の為に ……    というのが、大ごとと思うなら、

   目の前の事にひたすら、一生懸命に取り組んでいたら、自分なりの

   言葉で、自分を励ます言葉や癒す言葉が、自然と生まれるのだと

  思います。

 

壁を超える

2月18日 日めくりカレンダー


壁はその人の能力をさらに高め、魂を磨き、

本物の人物にするために天が与えてくれる試練だ。

 

壁に対し、逃げてはならない。

壁は私たちが何かを学ぶために、私たちの目の前に現れてくるのだ。

そのことを肝に銘じなさい。


松下幸之助氏の言葉である。

「人間は自らの一念が後退するとき、

 前に立ちはだかる障害物がものすごく大きく見える。

 それは動かすことのできない現実だと思う………

             そう思うところに敗北の要因がある。」

 一念を堅持し続けることである。

 

 

月刊「致知」3月号でプロ野球の超大物ルーキー、 菊池雄星選手を育てた


花巻東高等学校硬式野球部監督、佐々木洋さんのお話がありました。

 

私はずっと「おまえは運がいい、運がいい」と言われ続けているんですね。


「菊池を獲得できて運がいい」


とか


「棚ボタで選抜に出て準優勝した」


とか言われてですね、

前は「俺だって努力しているんだ」とムッとしていました。


でも最近、運というのは、

運をつかむために自らをコントロールしている人のもとにしか

来ないんだなと分かって、素直に喜べるようになりました。


            * *


では自分の何をコントロールしているかというと、

1つは  言葉です。

     言葉には力があります。

     四年前の甲子園の決勝戦前のインタビューで、

     三連覇がかかったK高校の監督とピチャーの言葉

     「昨日と同じように全力投球でいい試合をしたいと思います。」     

     言ったそうです。

     w実業の監督の言葉「今日は優勝旗を東京へ持って帰ります。」

     ピッチャーは「今日は僕たちの最高の日にしたいと思います。」

     と言って決勝戦が始まったそうです。

     強い言葉からは強い結果が、明るい言葉からは、明るい結果が

     導きだされる。意識は言葉を変え、言葉は行動を変え、行動は

     結果をかえる。

     

          
2つ目は一緒にいる人。

     親は選べませんが、友人は選べますよね。

     あるいは私が国分先生に会いたいといって、

     自分の意思で誰にでも会いに行って

     刺激を受けることができるわけです。


3つ目が 表情、態度、姿勢、身だしなみ。

     2つ目にも通じますが、チャラチャラした格好をしている子は

     やはりそういう友達と一緒にいます。


     また野球でも逆転されてシュンとしたり、

     点を入れて大騒ぎしているチームには

     あまり脅威を感じないんですね。

     逆に負けている時に笑顔で

     ファイティングポーズとかが出るチームって怖いなと思う。

     特に監督が不安になったりすると

     一瞬でチーム全体に伝染しますから、
 

     表情、態度のコントロールは常に心掛けています。


そして最後は  やっぱり感謝と謙虚さですね。

     とにかく敵をつくらず、味方をつくることが

     運を呼び込んでくると思います。


     例えば、うちのチームは宿泊したホテルから帰る時は

     すごくきれいに掃除させるんです。

     甲子園の時もホテルの方が


    「花巻東の使った後はベッドメイクが要らないくらい
 

     きれいにしてくれた」


    と喜ばれまして、ホテルの人たちが

    球場までわざわざ応援に来てくれたりしたんです。

 

    彼(菊池雄星選手)は例えばゴミが落ちているのを見ると

 

    「神様が自分を試している」


    と思うと話していました。
 

    そうやって、いつも神様が
 

    自分を見ていると思っているんです。

 

    それから私が前にうちの選手たちに


   「成功している会社の社長さんの家を

    探っていったら一つだけ共通項があって、
 

    どの家もトイレの蓋が閉まっていたらしい」


    と話したら、どこに行っても蓋を閉めて回っています(笑)。

 

    もしも、態度が横柄だったり、悪口ばっかり言っているチームは

    人がどんどん遠ざかっていきます。

    謙虚にしていると味方が増え、その人たちに感謝の気持ちを

    伝えると、さらに応援してくれるようになる。

    何をやってもツイている人と、何をやっても空回りする人の

    差はこの4つではないかと思っています。

 

この話を読んで、何事も、素直に誠実に、壁も乗り越えられるために

立ちはだかってくれるのだと思えたら、頑張れるんじゃないかと思え

ました。

仕事と人生

 

2月16日 日めくりカレンダー


仕事と人生は別のものではない。一対である。

充実した仕事が充実した人生をつくるのである。

仕事を通じて得た悟りは人生を深める道でもあることを、


多くの先人の人生は教えてくれている。


致知出版 藤尾社長のお話から


『致知』創刊25周年の記念大会が行われ、会場を埋め尽くされた

1千人を超す人たちの熱気に『致知』の使命を改めて教えられた

思いがする。同時に、「持続すること」の大切さを胸に刻んだことだった。


この25年、二つのことを仕事の信条としてきた。

一つは、「仕事は自分がしているのではない」ということである。

     いろいろな縁の中でたまたま自分がさせてもらっているのだ。


     自分ではなく他の人でも良かった仕事を、めぐり合わせの中で、

          たまたま自分がさせてもらっているのだ。


     この仕事をさせていただいていることに感謝し、もっと自分を

         磨き、高める努力を惜しんではならない

                 そう自分に言い聞かせてきた。

 

もう一つは、能力が乏しいだけに、させてもらう仕事に一所懸命に

           一心不乱に打ち込まなければならない、ということである。

           それによって、天地からたくさんの褒美をもらった思いが

           する。

 

 

 中途半端な姿勢でやっていたら、何十年やろうと、人はその仕事から

 何も得ることは出来いと思う。


 

 先人たちも同じような言葉を残している。

 

「どんな仕事でも、それに徹すれば、その仕事を中心に、

       無限といっていいほどひろがっていくものだ」ーーーー松下幸之助

 

「ある一事を通してものの深さを知ることができれば、その目、

   その頭で万事を考えるようになる。そして、その真実に近づける

   のである。」ーーー平澤 興

 

「どんな一時、一物からでも、それを究尽すれば、必ず真理に近づいて

  いき、ついには宇宙、天、神という問題にぶつかるものだ」

                                                     ーーー安岡正篤

 

表現こそ違え、三者の言は、通底している。

「仕事に決して手を抜いてはならない」

「人生は投じたものしか返ってこない」

「成功不成功は能力ではなく、真剣如何である」

   25年、一筋に愚直に仕事に打ち込んできた実感である。


 

 

 

 

福沢諭吉の言葉が想い起こされる。


「世の中で一番 楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事を持つことです。」

「世の中で一番 淋しいことは する仕事がないことです。」

 

私たちは、働く場所があり、お客様がいらっしゃることを本当に

有り難く思い、働かせていただいているという精神で取り組まさせて

いただかなければいけないと思いました。

 

そして、一番印象にの残った言葉として

 

       能力が乏しいだけに、させてもらう仕事に一所懸命に

       一心不乱に打ち込まなければならない。

仕事はたまたま縁させて頂き、させて頂いているということ、

そのことによって、いろいろ経験させて頂き自分磨きをさせて

頂けているのだと思います。


結局、その縁を大事に想い仕事をさせて頂いているか否か、

活かすも殺すも自分次第であるということだと思いました。

 

働くとは

2月15日の日めくりカレンダー


      感動・笑・夢

      感動は人を変える。

      笑いは人を潤す。

      夢は人を豊かにする。

      そして、感動し、笑い、夢を抱くことができるのは、

      人間だけである。

      

      天から授かったこのかけがえのない資質を育み、

      さらに磨いていくところに、

            前向きの人生は拓けるのではないだろうか。


 

2月の月間テーマは、

        夢や希望をもって「人財」になろう    です。

第3週目になりました。

 1週目の夢や目標を持つと、仕事にどのような変化がありますか?


 2週目の仕事や家庭におけるあなたの夢や目標は何ですか?


そして、今週、仕事の夢や目標を達成することは、あなたの

人生においてどんな意味がありますか?

 

夢や目標の達成に向けて努力する過程では、うまくいかないこと、

つらいこともたくさんあるでしょう。

そのような時には、夢や目標を達成することの意味や意義を明確に

しているかいないかで、「あきらめるか」、「チャレンジするか」が

わかれてくるのです。

今月最初にこのブログでも書かせて頂いたように、

「人財」になっているか。自分たちなりで、自覚のほどを確認して、

「人材」か「人在」か「人罪」か、考えてみましたが、

やはり、気分で紙一重のところにいたりして…  

情けない反省もしながら、この「人財」でありたいという気持ちを

意識することにより、心の底の忍耐だったり、食いしばる力だったりが、

意識しているのと、していないのとでは、違ってきたのではないかと

思います。

 


木野先生の本にもありました。

働くとは、「はた(周囲)」を楽にすることです。人が動くと書きます。

働くとは尊いことです。人のために汗を流すことです。

誰の為に何のために、どのように働くかによって、

その人の『真価』が問われるのです。

仕事を通して、自分磨きや、自分の可能性を引き出す事を忘れなければ、

きっと、毎日の仕事にやりがいを持つ事ができて、仕事を通して、

人の役に立てていることも、実感でき、喜びに満ちた職場生活と

なると思います。

目標達成のために、つらいことや苦しいことを受け入れて、

その現状を乗り越えようするのだと思います。

会社の将来のために、お客様のために、そして自分自身のために、

前向きに積極的に仕事に取り組みようになります。


全員が会社と自分の目標を共有することができれば、問題や悩み、

苦労も一緒に乗り越えて、目標達成に向かう事ができます。

そして、達成したときには、この上ない、幸福感や充実感、

満足感を感じるんだと思います。

それが人生の喜びにもつながるのだと思います。

大志が生まれる

 

2月14日の木野親之先生のカレンダーより

 

 

   苦しみの中にこそ
         大志が生まれる

 

どんな悩みがあっても、それを克服する力は、人間自身の心の中にあると、

幸之助師は信じていました。

 

未来をつくるのは、自分自身の心です。

苦しんで、苦しんで、悩み悩み悩み抜いた時、自分の体の中から、

苦しみの中から自然と大志が生まれてくるのです。

崖っぷちに立った時、心を決めれば、道はおのづから開かれてきます。

 


つい、人間は弱気になってしまうときがあります。

人間は頭が良いので、頭の中で勝手に「出来ない理由」を考えてしまうのです。

「決意する時は、頭で考えないことが大切や」と

幸之助師はよく言われていたそうです。

いつも、全身で決意していたそうです。


「決意は、魂で『こうする』と信じ、実行してこそ実現するものだ」と

厳しく教えておられたそうです。

 

 

感性哲学者の吉村思風先生の本にもありました。

 

完璧をめざすな。


不完全を楽しみ、成長し続ける。

生きているということは、変化していること。

人間は、不完全だから、完成や完璧をめざさなくてもいいのです。


変化し続けること、成長し続けることが大切なのです。


変化し続けるためには、感性で問い続けること。

感性は問う力。理性は答えを出す力。


感性で問い、理性を使って答えを探す。

答えを持つことは大切。

もっと大切なのは、「これでいいのか」と問い続けること。

出てきた答えに縛られないこと。


常識に縛られないこと。


理性に縛られないこと。

 

縛られると、違う考え方の人と対立する。


違う考え方の人を説得しようとする。


どんな考え方・意見も否定はしない。


相手の考え方・意見のいいところ、


自分の考え方にないところを取り入れて、自分の考え方・意見を成長させる。


完璧なものは何もない。


真理も、ひとつではない。答も理念も固定させる必要はない。

時代の流れ、自分や会社の成長に合わせて変えていかなければならない。


百科事典も30年たてば3割は書き換えられる。


5割は修正される。どんどんそのスピードは早くなってきている。

激変の時代。

時の流れは自分が作るという気持ちを持つ。


感性で、異和感を感じるということは、そこに時代を進めるための

自分の使命があるということ。

感性が良くて、理性が悪いのではない。

感性と理性のバランスでもない。


感性と理性の協力関係を作ることが大切なのです。

 

感性で問い続け、理性を使って答を出す。出てきた答に感性で、

「これでいいのか」と問い続けること。生きるということは、成長し続けること。

 

生き残るのではない。


自分自身が成長するためには、どうしたらいいか。


この会社をよりよくするためには、どうしたらいいか。

この社会をよりよくするためには、どうしたらいいか。

未来を予測するのではなく、未来を作り出すという気持ちで、問い続ける。

 

 


今日も素晴らしい一日でありますように!
 

生きる

     生きているということ       @谷川俊太郎
     

               

     生きているということ
     いま生きているということ

     それはのどがかわくということ
     木もれ陽がまぶしいということ
     ふっと或るメロディを思い出すということ
     くしゃみをすること
     あなたと手をつなぐこと


     生きているということ
     いま生きているということ

     それはミニスカート
     それはプラネタリウム
     それはヨハン・シュトラウス
     それはピカソ
     それはアルプス
     すべての美しいものに出会うということ

     そして
     かくされた悪を注意深くこばむこと


     生きているということ
     いま生きているということ

     泣けるということ
     笑えるということ
     怒れるということ
     自由ということ


     生きているということ
     いま生きているということ

     いま遠くで犬が吠えるということ
     いま地球が廻っているということ
     いまどこかで産声があがるということ
     いまどこかで兵士が傷つくということ
     いまぶらんこがゆれているということ
     いまいまが過ぎてゆくこと


     生きているということ
     いま生きているということ

     鳥ははばたくということ
     海はとどろくということ
     かたつむりははうということ

 
     人は愛するということ
     あなたの手のぬくみ
     いのちということ

 

 

    テレビで谷川俊太郎の詩、「生きる」が紹介されていた。

    この詩は、小学生か中学生のころの教科書に掲載されていて、
    日本人の多くが一度は目にしたことがある詩だ。

    

    繰り返し繰り返しことばをなぞっていくうちに

    学生のころとは違う、生きるということについて


    思いを抱くようになって、

    また味わいが深くなって、こころに染みます。

 

    今なら、生きてることの奇跡に素直に感謝できます。

 

    そして、生きてるから、いろんな我まま言ってます。

    ありがたいです。

 

2月13日の日めくりカレンダー

生きているということは

愛されていることだ。       です。


            


生きているから、おいしい物が食べられる。

生きているから、つらい事も・楽しい事もある。

生きているから、悲しい事も・嬉しい事もある。

生きているから、学ばなければならない事もある。

生きているから、しなければならない事もある。

生きているから、動物や植物の命を奪う事もある。

いただきますというのは、

それらの命をいただくという事だ。

生きているっていう事は、大変な事なんだ。

生かされて、生きている命を、大事にしよう

心構え

苦境が人を鍛え上げる                                                                                        by/N.E

「気持ちがすさんでいれば、どんなに良い環境にいても悲惨な境遇と

  変わらず氷のように冷え切ったところにいるようなものだ。
 

 気持ちが健やかであれば、苦境に陥っても氷が溶けて水になるような

 暖かさに包まれた気分で生きていける。」

 

 人生は、本来意に染まない事が多いものだが、そういう時にも正面から

 向き合わなければならない。

 しかしながら、決して苦難の道しか残されてないと考えるべきではない。

 世の中は、「正」と「負」が表裏一体になっている。


 悲しみや苦しみからは、喜びや楽しみが常に生まれ、衰退や敗北からも

 繁栄や栄光が立ち上がってくる。


 昔から「楽は苦の種、苦は楽の種」というではないか。

 喜ぶべきことに、生活が苦しくても、笑いが絶えず、あたかも苦しい

 ことが無いようかのように振舞う人々がいる。

 そういう人々は、「楽しいのは心の動きであり、外界によって

 左右されるものではない。」という。

 

 孔子は、弟子の顔回(がんかい)を次のように賞賛した。


「質素な食事、わずかな飲み物、狭苦しい路地裏住まい。

 普通の人にはとても我慢出来ない赤貧の暮らしでも、顔回は相変わらず

 楽しく生きている。まことに素晴らしい人物である。」


 たくましく生きている人は、困難な生活でも不安におののくことは、

 ないのである。


 苦しいと思うかどうかは、気持ち次第でどうにでもなることを

 知っているからである。

 

 不遇な日々でも落ち込むことは無い。

 なぜならば、耐え忍んでいれば、苦しい時ほど、そこから得られる

 果実がますます美味であることを承知しているからだ。

 

 だからこそ逆境は必ずしも悪いことばかりではなく、素晴らしい

 恩恵もあたえてくれるのである。


 苦境は、人の頭を働かせ、精神力を鍛え上げ、後に人格を育むのである。


 前回に続き『菜根譚』の一説です。

 人生の中で、会社(社会)で、家庭で良い事もあれば、悪いこともある。


 人生には楽あれば、苦あり、その繰り返しで人生は変化し、過ぎていく。


 過ぎていく過程をどう過ごすか・・・


 辛いとか悲しいと思う事が起きたときに、どう対応するかで、

 その先の人生が変わります。


 苦しい、辛いと嘆き、悲観し、逃げるのか。


  苦しいけど、頑張ろう。辛いけど耐えよう。逃げずに立ち向かおう。

 両者の違いは、どこに出るのでしょうか?

 

 いつかのカレンダーにあったように『一筋の光明』で違いがでるように

 思います。


 暗いトンネルの中、じっと目を凝らしていると、一筋の光明が、

 行き先を照らしてくれます。


 逆境に耐え切れず、暗闇をやみくもに逃げ回っては、行き先もみえず、

 出た先は崖かもしれないし、途中で息絶えるかもしれない。


 でも、暗闇でじっと耐え、泣きたくなることもあるかもしてないが、

 泣いてしまうくらい、暗くて怖くて辛い思いをしても、先にある光を

 信じて、疑わず、進んだものが一筋の光明に照らされ、歩むべき道を

 歩めるのだと思います。

 

 松下幸之助氏のお話の中で、

 『悲観したり、思うようにいかなかったり、 迷うときもある。

  もうこれしかないと運命をかける事ができるかどうかが、

  成功と失敗の分かれ道となる。』 と。

 

 人は、逆境に陥ると心が迷いはじめます。


 心が迷い、後ろ向きになった時、正しい道を見失います。

 

 逆境は必ずくるものです。真摯に受け止め、それを乗り越えたとき、

 たくさんの悲しみや辛さがあった分、人は大きく成長します。


 迷わない自分になれます。

 心の成長が、次の成長を生み、また次の成長を生み・・・

 そうやって、逃げずに、しっかりと足を、心を踏ん張って自分の成長を

 楽しみたい。

 そう思います。

悟り

2月12日の日めくりカレンダー

 

「常に悲感を 懐きて心ついに醒悟す」

釈迦の言葉である。

常に深い悲しみを胸の奥に秘め

その悲しみを大切にして歩み続ける時、

人はついに悟りに目覚める、という意味である。

涙を流すことは人生を深める道でもある、ということを、

この言葉は教えてくれている。


去年までの日めくりカレンダーで教えて頂いた話で、

「ないものに嘆くのではなく あるものに目をむける」という

「和た与」店主の小川与志和さんの言葉がありました。

火事により、経営していた店とともに愛する妻と三人の幼子を

一度に失った小川氏は、絶望のどん底で、自分がいかに多くの

ものを与えれているかに気付き、立ち直りのきっかけを得たという。

人はとかく感謝を忘れて不平不満ばかり抱きがちだが、

当たり前の日常の有難さに気づくことで、人生は大きく変わることを

教えられる。

という話を思い出しました。

 

流したくない涙、深い悲しみを受け止め、人生を深められたから、

感謝の意を発する事が出来られるんだと思いました。

 

その事を考えるだけでも、胸が締め付けられます。

一度に愛する人たちを失う事を想像するだけでも、

気が狂うくらいな気持ちに陥ります。

自分だったら立ち直れるだろうか…と怖い気持ちになります。

 

それらの感情を乗り越えるために、感謝の気持ちをもって、

生きて、使命があると信じて、今を生きていらっしゃるんじゃないかと

思います。

いろいろな、苦悩や悲しみは、自分自身が大きく深い人生を生きるために

起こっていることだと思い、必ず乗り越えたら、自分の「力」に変わるの

だと信じて生きていきたいと思います。

 

 

釈迦の教えの特徴的な事は、人によりその教えが違う事です。

この困難な悟りをすべての人が理解できるはずは無い。

そうであれば、悟った人のレベルによりその教えは変えねばならない。

宗教と違う点のひとつでもある。

 

釈迦は一冊の本も残さなかった。いや、残さなかったのではなく、

残せなかったのであろう。

それは、プロの野球のコーチがその指導書を残せない事と同じである。

指導書はその弟子のレベルによって変わってくるであろう。

歩く事が出来ない赤子には、まず歩く事を教えねばならない。

歩く事が出来るようになれば、今度は走る事を教えねばならない。

すでに野球を始めている人でも、少年野球、高校野球、大学野球、

プロ野球とその選手のレベルが違っている。

ここで問題であるのは、多くの当時のインドの人達は、この野球の

コーチの例えで言えば、すべて赤子の状態であり、当時の修行者達は

すでに野球を始めている人達であり、それでもいろいろなレベルがある。

釈迦が指導書を残せなかったのは当然であった。 

それは釈迦の教えがあまりにも深すぎた為であった。

しかし、その事が後世、いろいろな経典が生まれ、いろいろな教えが

生まれる原因となる。

どの宗派の考えが正しいのか釈迦は言っていない。

釈迦は後に述べる

“筏の教え”でこれらは総て向こう岸(涅槃)に付く為の筏であると

 教えた。これらは道具であり、あくまでも目的は向こう岸(無分別知、

 涅槃)である。

 

どんな事が起ころうとも、自分に必要な事しか起こらない。

自分にとってのトラブル(壁)が発生したとしても、それは、自分の不測の部分を教えてくる現象になだけだと思います。

 

 

心に汗をかく

木野親之先生の格言で、感銘した内容です。

 

知識や経験から、すぐに頭で考えて、勝手に結論を出して人の話を

聞くことが多い。

初めから結論ありきでは、何事も間違ってしまうものです。

 

素直に相手の悩みを聞く心構えと、「心に汗をかく」ことが、

人の上に立つ人に一番求められるものです。

 

松下幸之助師は、いつも心に汗をかいて仕事をしていました。

素直に聞く事が大切なのです。

 

そして、仕事を愛し、会社を愛し、人を愛さねば良い仕事は出来ない。

 

仕事に惚れ、会社に惚れ、人に惚れて初めて事業は成功するものです。

 

愛さねば、何も実らないのです。

 

事業も愛こそすべてです。

 

美しい愛を実らせたいものです。

 

幸之助氏は愛に生きた人でした。

 

 

 

 

このメッセージを読んで、もちろん経営者だけではなく、

全員が 対 人に心ある情熱を持ち、すべてに愛をもって

取り組むことを心掛けて、心に汗をかける人間になりたいと思いました。

 

他のカレンダーでも、

若い時に流さなかった汗は、年老いてから、涙になる

とありました。

もちろん、苦労を自らかって、たくさんの失敗を経験にすることや、

素直な若いうちに、失敗して怒られたり指導を受けて、壁にぶつかり

ながら成長する、という若い時の苦労は何事にも代え難いという、

勉強もさせて頂きました。

 

「努力」「勤勉」「忍耐」

風化しつつある世相の中、とても大事なことだとありました。

 

頑固になってからは、なかなか人の話も入っていかないし、

若いころの恥はまだしも、年老いてからの恥や、失敗は 

涙にしか、それも悔し涙に変わるのだとおもう。

 

若い時は、ついつい逃げてしまっていたと思う。壁が大きく見えて。

 

でも、その乗り越える作業を、お互いが援助しながら、援助されながら

それも、必要な出来事として捉えて学び乗り越えていければと思う。

わが子に対してなら、逃げても、その子の為にならないと、必死になって、

諭すだろうし、本当に心配すると思う。

愛をもって、いつでも、相手の立場になりながら、

よく話を聞いたり、相手の動きをみてあげたり、何事にも愛情をもって

取り組むことができれば…

解り合いたいと、みんなで幸せになりたいと思う事を心から念えば、

必死になって、心が熱くなって、心に汗をかくのだと思う。

 

そして、本当に心底、よくなりたい、幸せになりたいと願い、

念ずるのであれば、うまく伝えるための勉強や、良くなるための

努力や、解り合えるために必要なことを学び実行していくはずだと思う。

 

今年から始まった小さな人生論からの日めくりカレンダーで

学ばさせて頂き、いろいろな事を深く知り始めました。

2月に入り2回目を迎える日めくりカレンダー。

これをいかに活用して、自分のものにしているか、意識し、

変革をもたらしていることは何かを考えてみたいものです。

「活学」ですね。

 

プロとアマの違い

2月9日

職業のジャンルを問わない。

仕事をすることによって報酬を得ている人は、そのことによって

すでにプロである。
また、プロでなければならない。

 

プロとアマとの違いを4つに集約して説明されています。

 


第一は、プロは「自分で高い目標を立てられる人」

 


第二は、「約束を守る」

      約束を守るということは成果を出すということで、自分に

           与えられた報酬に相応しい  成果をきっちり出せる人

 


第三は、「準備をする」

     プロは、「絶対に成功する」という責任を自分に課している。

          絶対に成功するためには、徹底して準備をする

 


第四が、プロとアマを分ける決定的要因で、プロになるためには欠かせない

        絶対必須条件だそうです。

        それは、プロは「進んで代償を支払おうという気持を持っている」

 

 

 

プロであるためには、高い能力が必要で、その高い能力を獲得するため

には、時間とお金を惜しまず、犠牲をいとわず、代償を悔いないそうです。

 


最後に一流といわれるプロの共通した条件とは、

「神は努力する者に必ず報いると心から信じている」そうです。

 

不平不満はそれにふさわしい現実しか呼び寄せないことを知り、

感謝と報恩の心で生きようとする、それが、

“一流プロ”に共通した条件です。

 

 

つまり、現在 私たちはプロでなければならないはず。

まず上記 4つの条件をしっかりできているかを確認して、不足を認識し

プロであることを意識していきましょう。

 

また、今朝の朝礼では、今月の目標でもある「人財」になるために、

というところでの具体的な目標の決意表明の宣言を各自がしました。

その各自の目標のために、周りの仲間は、その目標が必ず達成できる

ように援助します。

がんばりましょう!!

 

必ず実行していきましょう。

「我流」 (われ流)

 

 今日の日めくりカレンダー

 

 

『一道を究めた人たちは、一様に八十になっても九十になっても

 感動する心を失っていない。

 その姿勢はそのまま、人に感動を与える力になる。』

 

 無名の彫刻家ロダンは孤独の中で黙々と修業を積み、密かな成熟を

 遂げた。

 そして、1864年、24歳の時、1つの作品を発表する。

「鼻のつぶれた男」である。だが、ロダンの成熟は当時のサロンには

 理解されなかった。作品は落選した。

 ロダンは、ふたたび沈黙する。

 この沈黙はそれからロダンが若者の像『青春時代』を発表して

 世間の注目を集めるまで、実に13年も続くのである。

 

 20歳を過ぎたばかりで神経衰弱を病む、これもまた無名だった

 ドイツ人の詩人リルケが、パリ郊外にロダンを訪ねたのは,
 

 ロダンがその地位を確立していた1902年だった。

 リルケは約2年間、ロダンの秘書としてロダンの下で暮らす。

 リルケは感嘆した。ロダンの生活ぶりに、である。

 世間の批評なと゜ どこ吹く風、ひたすら、大理石を刻み、

 思索にふけり、また鑿を振るう。黙々とその研鑽を繰り返す。

 その姿に感動して、リルケは言った。
 

 

  「ここに生き神様がおられる。これだけ我慢でき、

      これだけ仕事に情熱を注ぎ得る人は神様だ」

 

 ロダンの生活と人格に若い詩人の魂が

 感応し、リルケもまた詩人として大成していくのである。

 

 後年、リルケはこういう言葉を残している。

 

  「私の課題は私自身を成熟させることだ。」

 

  若年期のロダンの生活の中からこの言葉がうまれたことは

  想像に難しくない。

 

 

 「我流」とは、単なるわがままのことではない。

  単なる気まま、自分勝手のことではない。リルケの言う

 「自分自身を成熟させる」ことである。

 

  大いなる理想に向けて自分を成熟させていく、そのプロセスの

  果てに自然に生まれてくる、あるいは形成される、その人なりの

   流儀 それこそが「我流」なのである。


 

  「守破離」という言葉がある。


  世阿弥の『花伝書』に書かれ、また武道などでも言われる、

  修業の姿を示す言葉である。

 

 

『守』   最初の段階では、指導者の教えを守っていきます。

          できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、

          指導者の価値観をも自分のものにしていきます。

          学ぶ人は、すべてを習得できたと感じるまでは、

          指導者の指導の通りの行動をします。

          そして、指導者が「疑問に対して自分で考えろ」と

          言うことが多くなったら、次の段階に移っていきます。 

 

『破』  次の段階では、指導者の教えを守るだけではなく、

         破る行為をしてみます。 自分独自に工夫して、

         指導者の教えになかった方法を試してみます。

         そして、うまくいけば、自分なりの発展を試みていきます。

 

『離』  最後の段階では、指導者のもとから離れて、自分自身で

         学んだ内容を発展させていきます。

 

  厳しく鍛えて基礎を完璧に自分のものにするのが「守」である。

  その向こうに創造性が芽生える。 「破」である。

  そして自分のリズムで自在に動く境地が出てくる。それが「離」である。

  これはそのまま「我流」の姿でもある、と言えるだろう。

 「離」に至るのは至難の業である。だが、「守」がなければ「破」にも

 「離」にも至り得ないことを我々は知るべきである。

 

 

 

 どの道にも必ず型というものがある。

 そして、繰り返し繰り返し、型の稽古をしなければならない。

 型は昔から代々受け継がれてきているが、実は少しずつ工夫が

 加わって次第に良いものだけが残されてきている。

 型は常に同じものではなく、変化している。
 

  受け継いだものを守り、現代(いま)に合わなくなったものを

  捨て去り、そこに新しく、独自の工夫を加え、それを繰り返す。

  そして今までの型を越える、独自の世界(オリジナリティ)を

  創り出していく。 
 

 

  このような教えの下、ひたすら、自分の特徴を生かして、

人に感動を与えられる人間になるために学び続けたいと思いました。

 


致知の購読されている方でも、素晴らしい方が沢山いらっしゃて、

中でも、「私は、93歳の老農です。死を直前として少しでも磨きを

かけて旅立ちたいと勉強しています。……」

というような内容のお手紙を頂かれたそうです。

 

素晴らしいと思いました。

「人間力を養う」

「人間力を養う」という文章に大きく感銘を受けました。

人間力とは人間の総合的な力のことだろう。

 

知識、技能、教養、人間関係力、実行力、徳性といった

もろもろの要素が総合して練り上げられ、

発酵し、結晶するもの、それが人間力であろうと思われる。

中には金力や財力、地位といったものも人間力の重要な要素、と言う

人もいる。

 

確かに、現実的にはそれも一つの要素には違いない。

だが、それらをすべて失っても、

 

なお輝きを失わぬ人格の力こそ人間力と言うべきだろう。

その人間力を養うには何が必要か。

 

根本になくてはならないのは、   憤の一字である。

                  物事に出会い、人物に出会い、発憤し、感激し、

                  自己の理想に向かって向上心を燃やしていく。

                 そういうものを根本にもっていない人に、人間力はつい 

                 てこない。

 

次に大事なのは   志である。夢と言ってもいい。

                 いかなる志、夢を持っているか。その内容が人間力の

         大小厚薄重軽を決める。

 

第三は           与えられた場で全力で尽くすこと。人生の経験をなめ

                 尽 くすことと言ってもいい。

 

第四は           その一貫持続であり、

 

第五は           すぐれた古今の人物に学ぶことである。
          
                 すぐれた人の生き方に学ぼうとしない人に人間的成長は 

                 ない。


そして最後に大事なのは        素直な心だろう。


 

松下幸之助氏は最晩年まで、「素直の十段になりましょう」と

言い続けたそうである。

 

 

 素直な心、柔軟な心こそ人間力を高めていく上で欠かせない一念であろう

と思われる。


根本に出てきた「憤」でいえば、「憤せざれば啓せず」と論語述にある

言葉である。

 

「憤」は いきどおり。ここでは膨張し、盛り上がる心の意。

なにくそ!と発奮し、やり抜き、何かをつかみ取って感激、感動する。

そういう精神の躍動を蔵した者でなければ、導き啓くことはできない。

と孔子は言うのだ。


さらに、孔子の言葉はこう続く。


「悱せざれば発せず」


この対の二句から「啓発」という言葉が生まれた。

「悱」は何か言いたくて口をもぐもぐさせているさま。

 

問題意識かを持ち、内部に蓄積したものがなければ、こいう状態には

ならない。そういう者でなければ、こういう状態にはなせない。

そういうものでなければ、教えをひらくことはできないということである。


、孔子は次のように結ぶ。

「一隅を挙げて三隅を以て反せざれば、即ち(すなわち)複びせず」

四角なものの一角を教えられたら、あとの三つの角は自分で考えて

わかろうとする者でなければ、教える必要はない、と。

自分でやろうとする自主性、積極性が肝要なのである。

 

 

 

イギリスの18世紀の歴史家ギボンも、

「あらゆる人間は二つの教育を持っている。その一つは、他人から受ける

教育であり、他の一つは、これよりも、もっと大切なもので、自らが

自らに与える教育である。」と言っている。


横に転がったコップにいくら水を注いでも空しい。

ちゃんと立っているコップでなければ、


注がれる水を貯えることはできないのだ。


自分に向って問いかけよう。心がふくらみ盛り上がる躍動ありや、

感激感動ありや、そして、自主性ありや、と。

『我道』

 

                                                        by/N.E


ある儒者は、『水の流れが激しくとも、流れに身を任せていれば、

落ち着いていられる。花がしきりに落ちていくのも、自然なことだと

思えば心も乱れない。』

このような心構えで人に接していれば、心身とも自由でいられよう。


 

“菜根譚(さいこんたん)”の一説です。


心が落ち着いているならば、さまざまな疑問や判断のつかない問題を

じっくり検討することが出来るし、諸々の雑務にも余裕をもって対処

できる。

 

 

扱いにくい厄介な問題に直面し、これを解決することに着手する場合、

頭の中に余計な雑念を入れておいてはならず、あらゆる誘惑、干渉、

浮ついた考えを意識的に排除し、極力集中することに努め、静かなる事

水の如き精神を保たなければならない。

 

 

現実の生活においては、多くの雑事の為に心がかき乱されている。

金銭や地位を追い求めてみたり、仕事がうまくいかなかったり、

心理的に不安定な状態になったり、他人の噂話や悪口に悩んだり・・・

 

 

 

哲学者の西田幾多郎は

 

 

「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行なり」

 という言葉を遺している。

 

 

 そのとおりである。

 

 

 

自分には自分の人生や目標、生き方がある。

自分の思う通りの人生を生きる事が出来ず、常に他人の顔色を窺いながら

暮らさなければならないとしたら、それは明らかに他人の為に生きている

ようなものだ。

 

 

そのような人生に何の意味があるのだろう。

 

世渡りの為だとしても、いつも他人の歓心を得る事に汲々としているのは、

心理的物乞いと同じである。

 

この様な状況を打破するには、頭を働かせるだけではなく

 

 

「他人の事を気にしない」

  度胸が必要だが、これは必ずしも誰もがもてるものではない。

 

 

 

ここで逸話をひとつ紹介したい。

 

 

ある禅師が、その師匠である高僧と対座していた。

 

 

高僧は、禅師に「私の前の師匠の教えを覚えているか?」と訊いた。

 

 

禅師は、少々得意げに答えた。

 

 

「はい。自分の素晴らしさは普段気づきにくいものですが、

  無欲になればそれが見えてくる。それが悟りである。

  という事でした。」

 

 

高僧は、これを聞くと大笑いし、その場から去った。

一晩中、高僧の大笑いの意味を考えた。

 

翌朝、禅師は、高僧に訳を尋ねた。

高僧は笑うだけだったが、突然「道化師は、人に笑われようが

気にしないが、お前は笑われることが気になって仕方ない。」

禅師はこれを聞いて、たちまち疑問が氷解した。

自分が何も間違った事をしてないのであれば、他人から笑われようと

気にする事はない。と。

実際周囲の思惑、顔色、好悪の感情を考えすぎ、他人の目の色を

気にして生きていくのは愚かなことこのうえない。

 

 

人には、それぞれ個性があるものであり、いちいちその事に

  自意識過剰になっても意味が無い。それに、自分が考えるほどに、

他人は自分に関心など寄せてないものである。

したがって、最も大切なことは他人の見方ではなく、自分がどのように

考え、どのように行動していくのが良いのかを心に問いかけ続けること

ある。


とありました。

 

 

これを読んで、きっとその時の心情や、生き方でとらえ方が様々だろうな

と感じました。ただ、この教えを間違ってとらえては決していけない。

さもすれば、自分は自分でいいんだ。人の事なんて気にしなくていいんだ。

を間違った方向でとらえてしまう人がいるかもしれない。

 

我(が)を通すのではなく、ここ数日の朝礼、ブログのコメントでも

あったように、真直ぐな正しい信念を持ち、素直な心で自分の価値を

見出し、人の教えは素直に聞き、人と共存し、共に生きていく。

それには、芯にブレのない自分であることだと思います。

大人になると、変なプライドや羞恥心で、心が真直ぐに向かない事が

多々あります。

 

そこには甘んじるのではなく、間違っていると感じたら、すぐ修正する。

上司に教えて頂きました。変わろうとするには忍耐が必要と。

良い意味の忍耐です。辛さに、耐え忍ぶというより、今までの自分の

マイナス部分に気づき、長年連れ添ったマイナス部分を切り離す作業に

対して、忍耐強く根気よく切り離し、改善していく。


 

 

心静かに落ち着かせ『自分の心に問いかけ続ける』作業を続ければ、

どんな壁にあたろうとも、きっと越えられる。

そうやって、自分で自分に価値をつけていく。


 

我道をいく・・・わがままな道を行くのではなく、先達の教えを

素直に乞い、正しき道を行くことで、はじめて我道を歩めるのだと

思います。

 

価値を見出す力

価値を見出す力。その価値を信じる力。これこそ信念の力である。

 

信じ念じる力が道のないところに道をつくり、人を偉大な高みに

押し上げていくのだ。

 

 

信念の力

 四十数年前も前のことである。京都で数百人の経営者を前に

  松下幸之助氏が講演をした。
 
  その趣旨は、人材も資金もダムのようにプールしておく経営、

  つまり余裕を持った経営をしなければならない、ということであった。

 

  松下氏の持論であるダム式経営論である。

 講演が終わって、聴衆の一人が質問した。

 ダム式経営をしたいのは山々だが、どうすればできるのか

 秘訣を教えてくれ、というのである。
 
 
 

 松下氏はじっと考えてから、「わかりませんな」と答えた。

 そして、こう続けた。
 

 「一つ確かなことは、まずダム式経営をしようと思うことです。」
 

  失笑が会場をおおった。

 

「思うだけで出来たら世話はない」「馬鹿にするんじゃない」。

 そんな声も聞こえた。


 だが、その中でただ一人、頬を紅潮させて松下氏を見つめる青年がいた。

  京セラを創業して間もない二十代の稲盛和夫氏である。
 

  そうか、まず思うことなのか。

  稲盛氏は脊髄の奥に火がついたような感動で心を熱くした。

 

  その心の火が信念になって凝固した。
 

 信念とは信じ念じることである。

 

  稲盛氏はダム式経営を信じ念じ続けた。
 

 

 

  その信念は京セラの現在に結晶している。

 
 

 一つは、「価値を見出す力」である。
      
      自分の置かれた環境、そこに結ばれる縁、携わる仕事等々に、
      
      多くの人はさしたる感興も覚えず、それらはたまたまのもの、
  
      ありきたりのものとみなしがちである。
   
      だが一業を成した人はそこに独特の強烈な価値を見出すのだ。
 

もう一つは、価値を「信じる力」である。

 

 

ふたたび稲盛氏に登場していただく。

  

 京セラ創業時、セラミック製造の作業は誇りまみれ泥まみれ、

 汚い、きつい、厳しいの典型的な3K職場であった。
 
 若い社員の顔にはうんざりした色が浮かぶ。
 
 深夜作業を終えると、そんな若い社員と膝を突き合わせてラーメンを
  
 すすりながら、稲盛氏は熱っぽく語り続けた。

 自分たちがやっているのは世界の誰もやっていない仕事なのだ、
 
 自分たちは世界の先頭を走っているのだ、と。

 仕事に見出した価値。それを強烈に信じていたのである。
  
 
 そして、それが京セラのベースをつくったことは言うまでもない。

 
   

  価値を見出す力。その価値を信じる力。これこそ信念の力である。
 
  

  信じ念じる力が道のないところに道をつくり、人を偉大な高みに

  押し上げていくのである。

 


  最後に松下幸之助氏の言葉を掲げる。
 

  「根無し草に花は咲かない 信念がなければ人生に花は咲かない」

 

 

 

    成功を願い続けた人が成功している
   
    
    全て『人の心』が決めるのだ。


    勝てると考えるなら勝つ

     
    あなたが願うのならその通りの人になる。

    
    強い人が勝つとは限らない
 
  
   『私はできる』 そう考える人が結局は勝つのだ。


信念を持って行動をしていますか。

                        By/K.I

 

 「ガンジー」の言葉ですが

 我々の信念は、常に燃え続けるともし火でなければならない。

 それは我らに光明を与えるだけでなく、周囲をも照らすのだ。
  

    (ガンジーはインドを独立に導いた人として有名です。)

 

 ものごとを対処するにあたって、原則をしっかりと持っている人と

 持っていないがいます。

 

 原則というのは、一切の言動の基本・土台である。

 

 原則をきちんと守りとおすには、何が必要か。それが「信念」です。

 

 信念とは文字どおり、信じ念じていることです。

 

 

 「念」という漢字は「今」と「心」という文字から成り立っています。

 

 

 

 つまり、信念という以上は、今この瞬間の心にも、思い描かれている

 ことでなければなりません。

 

 昨日の夜は頭にあったが、翌日には忘れてしまっているのは、

 信念ではない。

 

 そして、「信」という漢字は「人」と「言」の二文字から成り立って

 います。

 

 つまり、いつ聞かれても言葉にすることができないといけません。

 

 ただぼんやりと思っているだけでは、「信」とは言えないのである。

 

 

 その「信念」を燃やしつづけることで、自信が輝くとともに、

 周囲の人たちにも影響を与え輝き続けるということです。

 

 インドという大国を希望に輝かせた信念を持ったガンジーらしい

 言葉ですネ。

「言葉が人生を拓く」

「言葉が人生を拓く」

2月5日  日めくりカレンダー

 

人物とは言葉である。

日頃どういう言葉を口にしているか。どういう言葉で人生をとらえ、

世界を観ているか。

 

その言葉の量と質が人物を決定し、それにふさわしい運命を招来する。

運命を拓く言葉の重さをしらなければならない。

 

以下、小さな人生論より

関西師友協会副会長・豊田良平氏が急逝された。

電話でお元気な声を耳にした数日後の訃報(ふほう)。

ただ瞑目(めいもく)して合掌するのみである。


豊田氏が安岡正篤(まさひろ)師に初めて手紙を書いたのは

17歳の時であった。『童心残筆(どうしんざんぴつ)』や

『東洋倫理概論』を読んだ感動を直接伝えたかったのである。

だが、期待していた安岡師からの返事はなかなか来なかった。

あきらめかけた頃に届いた一通の封書。

返事の遅れを詫(わ)び、結びにこうしたためられていた。

 「求道は一生のことである。そのためには冷に耐え、

  苦に耐え、煩に耐え、閑に耐える。これをもって大事をなす」

 

17歳の少年の心に火がついた。豊田氏は安岡教学の研鑽(けんさん)

に生涯を懸けることになる。

 

その3年後の昭和16年、豊田氏は出征して中国に渡り、

戦火の中を転々とする。黄河のほとり、運城でだった。

 

古本屋で一冊の本を見つける。安岡師の著書『続経世瑣言

(ぞくけいせいさげん)』である。

この本は中支からマレーシアまで6千㌔を転戦した豊田氏と行を共にした。

 

中で「人物学」の一節が豊田氏をとらえた。

 「人物修練の根本的条件は、怯(お)めず臆(おく)せず、

 勇敢に、而(しこう)して己を空(むな)しうしてあらゆる

 人生の経験を嘗(な)めつくすことです。

 人生の辛苦艱難(しんくかんなん)、喜怒哀楽、栄枯盛衰、

 そういう人生の事実、生活を勇敢に体験することです。

 その体験の中にその信念を生かして、初めて吾々(われわれ)は

 知行合一的に自ら人物を練ることができるのです」

 

 ここに豊田氏の生涯のテーマは定まったと言えよう。

 豊田氏はよく言われたものである。

 「古典をどれだけ知っているかではない。いかに人物を練るか。

 いかに人物となるか。それが安岡教学の神髄だ」

 

 60歳を過ぎ、豊田氏は元京大総長・平澤興氏と出会う。

 
 「あなたこなたのおかげ」

 「いまを喜びなさい」

 「人に希望と喜びを与えるのが最高です」

――豊田氏の口からこんな言葉が出るようになったのはそれからである。

 

「安岡先生との出会いだけだったら、自分は堅苦しい人間で終わって

 いたろう。平澤先生と出会って、新しい世界が開けた」

 豊田氏のしみじみとした述懐を思い出す。

 

 言葉によって運命を拓(ひら)いていった人生。それが豊田氏の生涯であ

 ったと言える。                --小さな人生論
 

 

 

 今野華都子先生も、いつもおっしゃっています。。

「相手のために何が一番大切なのかを真剣に考えて言葉を

 かけ続けていれば、その思いは必ず伝わっていくと信じています」

 五日市先生も書かれていました。

「愛情と思いやりのある言葉がいかに人を動かし、

 その人の運命を変えていくかを再認識できました」

 真心のこもった言葉、感謝の言葉を自然体で口に出すこと。
 

 それが運命をひらく鍵になる。

 魂の品格、真の優しさとは何かを考えさせられる


   言葉と人生

  「楽しい」とか「悲しい」とかの言葉を発すると、

  それが実在意識を通じて潜在意識へ伝わり

  しいては神経系統の生活機能を良くも悪くもする。 
  
  神経系統の生活機能が悪化すると、そういう悪い、

  悲しい、しんどいもの、悪 を自然に引き寄せてしまうと思います。

  
 
  だから、 真(=誠)、善(=愛)、美(=調和)に沿った

  積極的な心を持つこと。
  
  すべての源は自分にある。

   
  人間である以上、怒りや悲しみを感じるのは当然だが、

  そういった消極的な心を長く滞らせないこと。

  感謝と歓喜の感情をより多く持てば、最高のものを受け取ることが

  できる。

  その状態での言葉の発し方を自然に身につけられたら幸せですね。

 

    人生の羅針盤

  「心を積極的に持つことが重要」と理解しても、なかなか実行できない

  のが人の常。 それは“信念”が欠けているから。

  鏡に映った自分の顔の眉間に向かって、精神統一してから自己暗示

  方法を注ぎ込めば、“信念”はぐんぐん出てくる。

 

 

   子育ても、私たち親が、感謝力を持ち、責任ある言葉を発して

  いかなけれは、そういう心構えで育てたないといけない思います。

  言葉の量と質は努力次第ですね

大きな声で話そうとしていますか?

                                              By/K.I

 

 

最近、朝礼のための勉強をするようになりました。

今年の日めくりカレンダーから、私は「論語」に興味を持ちだしました。

論語は、大変難しく感じます。

しかし、説いていくと簡単な、すぐ取り組める事もあります。

そこで、営業という立場からでの視点や、仲間にも伝えたい事があります。

 

 

「孫文」の言葉で「先声(せんせい)人を奪う」と言う言葉があります。

 

 蚊の鳴くような小さな声を出したところで、元気が湧いてこない。

 もちろん、ただがなり立てればいいということではない。

 しかし、腹の底から、ある思いを込めて出した声は、

 相手の奥深くまで突き刺さっていく。

 

 

 これは、交渉ごとなどの際、そうした声を出すことによって、

 話の進展を有利に進めていく、兵法の1つであります。

 小さな声は相手を不安にさせる、印象に残らない

 大きな声は相手を安心させる、勢いがある、説得力があるなどが

 あります。

 

 私たちも、相手に話しを聞いてもらう為には、そういった気持ちで

 接していかなければなりません。

 

 相手に元気を与えられるくらいの「情熱」をもって、声に言葉を乗せて、

 話をしたいものです。

心耳を澄ます

 

 

2月4日の日めくりカレンダー

『心耳を澄ます』

日々の営みに追われ、忙殺されているとき、人は大事なものを見過ごして

しまう。

多忙な日常が作り出す騒々しい心、浮ついた心、がさついた心、

心がそういう状態にある時、どんな出会いも命をもはらむことなく

素通りしてしまう。心耳を澄まさなければ聞こえてこない、見えて

こない世界がある。


そして、この騒々しい心、浮ついた心、がさついた心、浅はかな心、せまい

心は、徳に至らない。

徳を身につけようとするならば、ただ、ただ、静謐であれ、ということであ

る。 【静謐】せいひつ(しずかでおだやかなこと。)


今、世情は先行きの見えにくさ、とらえどころのない不安な予感に

いたずらに騒ぎ立ち、あるいはそこから目を背けて浮薄に浮き立ち、

流されていく気配が濃い。このような時だからこそ、しばしでいい、

足を止め、心耳を澄ます時間を持つ事が必要ではないでしょうか。

 

そして、「和」を感じてみてはどうでしょう・・・

どんなに自分が心を和やかにしていても、相手の我欲に腹が立って

和の心を忘れてしまうことがある。

そんなとき、心に湧いてくるのは、聖徳太子の和の精神です。

「憲法十七条」に「和を以って貴しと為し、さからう事無きを宗と為せ」

と記されている。

聖徳太子は、憲法の第一条に、和の精神をもってきいる。

 

まわりとうまくやるためには、お互いが、我欲を

捨てて、相手を優先して考える。

相手の立場をじっくりと考える。相手の幸せの中、

自分も生きて幸せになる心が、和なのである。

しかし和は妥協からは生まれてこない。自己を捨てるところから、

真の和は生まれてくるのだと思う。

心をクリーンに、透き通らせていなくては、ものは、見えなくなる。

心の汚れを徹底して洗い落とす。

貧欲やこだわりがこびりついていている。

利欲や嫉妬がからみついている。

このまま放っておくと、いくら洗ってもなかなか落ちなくなる。

しかし、本来は人の心ほど清浄なものはないはすだ。

それは、生まればかりの乳幼児をみているとよくわかる。

清浄な心に変える努力を重ねれば、人相もよくなり人間関係も

好転するのでしょう。

心を落ち着かせて、周りを感じて、すべてに感謝の気持ちを忘れずに

今日も一日過ごしていきたいですね。

 

よき一日を

人の心は、毎日、目にするものに似てくるといいます。

日々直面する様々な問題に加え、

ネガティブな情報の氾濫するいま、

心を常にポジティブに保っておくことは至難の業かもしれません。

 

逆に、朝一番によきものに触れる工夫をすれば、

毎日、最高の精神状態で一日のスタートを切ることも可能です。

 

私たちの会社も、毎朝の朝礼のおかげで、とても気持ちよく仕事に取り組む

ことが出来ていると思います。

 

そして、モチベーションを上げるために、自分を自分で励ますために、素晴

らしい方々の格言を読んで元気を頂いたり…

 

印象深い名言が、

沈んだ心を温かく励まし、たるんだ心に痛棒を与え、

きょう一日を勝利する力を与えてくれます。


●「たとえどんな逆境にあろうと、
  そこが大いなる希望への出発点となり得る」
  五木寛之(作家)

 

●「ハートがいい選手は顔つきもいい」
  鈴木智之(アメリカンフットボール指導者)

 

●「真剣に準備した人のところに幸運が訪れる」
  天外伺朗(ホロトロピック・ネットワーク代表)

 

●「楽天的でないと仕事はやり通せない」
  小柴昌俊(物理学者)

 

●「人の2倍努力したら必ず結果が出る」
  日野原重明(聖路加国際病院理事長)

 


『致知』にも登場された社会教育家の田中真澄氏は、

 

「心構えは、どんなに磨いても、
 毎朝、ゼロになる能力である。
 ちょうど毎朝起きたら歯を磨くように、
 心構えも毎日磨き直さなければならない」

と喝破されています。

 

毎朝心構えを磨き直し、

よき一日、よき人生を創造していきたいです。

二月の目標

二月の目標


夢や目標を持って「人財」になろう

私たちは、通常、「ジンザイ」という言葉を使うとき「人材」という

漢字をかきます。


「ジンザイ」には、四つの段階があるそうです。


人財  成果を作りだし、職場のみんなから信頼されている。

        会社の宝であり、どんな不況になってもリストラされる

        ことはない。

 

人材  教育次第で伸びる可能性がある。逆に教育を怠れば

        「人在」になってしまう。新入社員はこの段階から

         スタートする。

 

人在  会社にただいるだけ。益にも害にもならない。

        仕事においては指示待ち族で、言われたことしかしない。

 

人罪  会社にいるだけで害になる。クレームを起こしたり

        職場の雰囲気を壊したりする。


私たちは、どの「ジンザイ」でしょうか。

もちろんなりたいのは、「人財」です。人財になるためには、

S=4V
 
サクセス企業の成功 = ビジョン バイタリティ ビクトリー バリュー


ViSION  【夢】   夢・ビジョンを明確にする。  

                  やりたい「願望」から、必ずやる「信念」に変わる。

Vitality 【活力】 徹底してやり続ける。

                  強い信念を持ち、困難を乗り越える。

Victory 【勝利】 WinWinの結果を創る。

                能力が高まり、成長する。

Value 【価値】  価値・可能性・使命に気付く 

         可能性に気付くからやりたいこと、目標が見つかる。


このS=4Vを意識に根付け実行できる人が人財になれるのだと思います。


まず、自分が経営者であれば、どんな人と一緒に仕事をしたいか

考えるでしよう。自分を雇いますか?

仕事を通して、どうなりたいかの明確な自分のビジョンがなければ、

人財にはならないのだと思います。

 

ある小学六年生の作文がある。

「僕の夢は一流のプロの野球選手になることです。そのためには中学、

 高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。

 活躍できるようになるためには、練習が必要です。

 僕は、三歳の時から練習を始めています。三歳から七歳までは

 

 半年くらいやっていましたが、三年生の時から今までは、

 三百六十五日中三百六十日は激しい練習をやっています。

 だから、一週間中で友達と遊べる時間は五、六時間です。

 そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手に

 なれると思います。そして、その球団は中日ドラゴンズか、

 西武ライオンズです。ドラフト入団で契約金は一億円以上が

 目標です。僕が自信のあるは投手か打撃です。

 去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。そしてほとんどの

 投手を見てきましたが自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、

 打撃では県大会四試合のうちホームラン三本を打ちました。

 そして、全体を通した打率は五割八分三厘でした。

 このように自分でも納得のいく成績でした。そして、僕たちは

 一年間負け知らずで野球ができました。

 だから、この調子でこれからもがんばります。

 そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、

 お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。

 とにかく一番の大きな夢は野球選手になることです。」

 

  作者は愛知県西春日井郡豊山小学校六年二組 鈴木一朗。

  いまをときめく大リーガー、イチローの子どもの時代の作文である。

 

 イチロー選手の資質は特別、いわば天才という。その通りだと思う。

 しかし、この作文が夢を実現する上で大事なものは何かを語っている

 ことも事実だと思う。

 

 まず、自分の夢に対してのいささかも迷いがない。

 夢を素直に信じている。つまり夢に対して本気、本腰である。

 

 次に、自らの夢に対して代償を進んで支払おうとする気持ちが強い。

 三百六十五日中三百六十日激しい練習。友達と遊ぶのは一週間で

 五、六時間という。そう言い切る言葉に少しの悔いも未練もない。

「夢をみることは重荷を背負うことだ」と松下幸之助氏は言ったそうだが、 

 そのことをすでに体得している感がある。
 

 そして最後に、お世話になった人に対して報いるという報恩の心

 を持っている。夢を持ち、その夢を実現すべく燃えることができるのは、

 全生物のなかでも人間である。天から授かったこの能力をフル発揮して

 人生を送りたいものである。そうした意識や行動の積み重ねが、

 「人財」となるのではないでしょうか。


 

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