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2009年7月アーカイブ

■「致知随想」ベストセレクション

 デジカメ分 076.jpg  「3年目の転機」


   神谷正光さん

       =社員教育研究所社員) 

※肩書きは『致知』掲載当時のものです

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■「新人ながら凄い男だ」
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静岡県の富士山の麓に「地獄の訓練」で
知られる管理者養成学校があります。
ここでは13日間の合宿生活を通して
厳しいビジネスマン生活を乗り切る知恵を身につける
「地獄の訓練」以外にも、管理者やビジネスマンとしての
心得を学ぶ様々な訓練やセミナーが開催され、
自分を高めようとする方々が全国から集まってこられます。

私がこの会社に営業マンとして入ったのは5年前、
38歳の時でした。
営業の仕事は、企業のトップ、あるいは人事担当者とアポイントを取り、
直接お会いして、社員様の派遣をお勧めするところから始まります。
多くの新人がそうであるように、
駆け出しの頃は契約をいただくどころか、
お会いすることも容易ではありません。
私もまったく実績が出せず、毎日落ち込んでばかりいました。

ところが、ありがたいことに半年ほどたった時、
大きな契約を相次いで成立させることができたのです。
好調な時期はその後も続き、
社内でも「新人ながら凄い男だ」と一目置かれるようになりました。

いつの間にか傲慢になっていたのだと思います。
見込み客をつくることをおろそかにしていたツケが回ってきて、
入社2年目の後半から数字がジリ貧になり、
3年目にはほとんど契約が取れなくなってしまったのです。

日々コツコツと営業努力を続ける仲間には大きな差をつけられ、
部門長からは「残念だが、このままだと解雇せざるを得ない」
と通告されるまでになりました。



■解雇通告、愛車の盗難
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私に1つの転機が訪れたのは、そういう時でした。
それは仕事とはまったく別のかたちで訪れました。
ある朝、自宅のガレージに停めていた車がないことに気づき、
あわてて警察に連絡すると、
夜のうちに誰かに盗まれたことが分かったのです。
まだ買って間もない車でした。

解雇通告に愛車の盗難と、普通に考えたら
自分の不運を嘆いても不思議ではありません。
しかし、この時私は自分でも考えられないようなことを
妻に話したのです。

「こう考えよう。車を盗まれたことにありがとうと感謝して、
 この事実を受け止めようよ。
 これは神谷家の悪い因縁を一緒に持っていってくれたものに違いない。
 だから、誰かにこのことを聞かれても
『嫌な思いをした』とか『腹が立つ』とか絶対に言わないようにしよう」

 この言葉を聞いて、妻はきょとんとした顔をしていました。
 それもそのはずです。
 その頃の私は解雇寸前の絶望感から自暴自棄になり、
 不安や焦り、不満の気持ちばかりを口にしていたからです。

 数字ばかりを追いかけ、感謝の欠片(かけら)すらなかった私がこの時、
 なぜこのようなことを言ったのか、いまでも分かりません。
 あるいはギリギリの精神状態の中で、何かが弾けたのでしょうか。
 周囲の状況が変わり始めたのもこの頃からでした。



■神様からのご褒美
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 私は自分が親兄弟や親戚、友人をはじめ、
 縁のあった人に感謝すらしたことのない人間だと気づきました。
 そこで営業の前後にはお客様の幸せを願い、
 心の中で「ありがとうございます」という
 感謝の気持ちを表すことにしたのです。

 厳しい言葉で断るお客様がいらっしゃっても、
 それはもっといいお客様と出会うための天の計らいだろうと感謝し、
 ありのままを受け入れることにしました。

 社内での仕事のやり方も変わりました。
 崖っぷちにあった私は、残りわずかの在職期間なら、
 せめて世話になった職場の仲間に恩返しをと、
 皆の手助けを一所懸命にしようと考えました。

 荷物の持ち運びや片づけに始まり、
 求めに応じて仲間の営業の手伝いも進んでやりました。
 研修後のフォローアップのために遠方まで出張に行ったりするので、
 自分の営業時間は削られていきます。

 それでも、どうせ俺は駄目な営業マンと思っていましたから、
 仲間に奉仕することだけに力を注いでいたのです。
 ところが、自分を忘れて皆のために頑張っていると
 おもしろい現象が起き始めました。

 いままで疎遠だったお客様、断り続けられていたお客様から
 連絡が入るようになり、次々に契約が成立していったのです。
 ふたを開けると私は僅か3か月間で
 年間の目標を上回る実績を出していました。

 1件、2件の契約なら偶然で片づけられるでしょう。
 しかしこれといった営業努力もなしに
 常識では考えられない実績が出せたのは、
 人智を越えたものの働き以外に考えられません。

「目の前の頼まれごとを引き受け続けていると、
 神様からご褒美をいただける」という
 心学研究家・小林正観さんの言葉を知ったのはこの頃でした。
 私がやっていたことはまさに頼まれごとを引き受けることであり、
 そのことで運が開かれると知って、大きな自信を得た思いでした。

 それまでの私は、営業とはお客様を
 自力で口説き落とすものだと思っていました。
 しかし、自分なりの営業を続ける中で、
 誠心誠意目の前の人を大切にし、
 感謝の気持ちで接していったら
 必要な時に必要なお客様に出会える、
 という揺るぎのない信念が確立されていきました。

 私は押しの強い営業マンではありませんし、
 目標を必死に追いかけるタイプでもありません。
 私が考えているのは目の前のお客様や出来事を大切にすることです。
 それでも常に営業成績はトップクラスです。
 なぜそうなるのかは自分でも分かりませんが、
 そこに宇宙の不思議な働きを感じるのです。

 

 



 

メルマガ 「致知」より

人間力・仕事力が確実にアップする致知出版社メルマガ

            

                    
月刊『致知』の誌面に紹介された記事を中心に、

人間力・仕事力アップに役立つ内容をご紹介していきます。

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   ──「勝負脳」でお馴染み、林成之先生が教える──

       ☆嫌いな上司を好きになる方法☆


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昨夏の北京オリンピックで日本の競泳選手らに、
「脳の使い方」の指導を行い、
同チームのメダル奪取に大きく貢献された林成之先生。

試合前、先生が選手たちに行ったという助言は、
人間関係に悩んだり、現在、困難にぶつかっている方にとっても、
大いに役に立つものです。

ぜひ以下のインタビュー記事をご覧ください。

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         (前略)

林 命懸けの戦いとは、過去の実績や栄光を排除し、
  いま、ここにいる自分の力がすべてと考え、
  あらゆる才能を駆使して勝負に集中する戦い方をいうのです。

  これには「素直」でないとできません。
  素直でない人、理屈を言う人はあれこれ考え、
  その情報に引っ張り回されます。

  素直な人は、過去も未来もない、
  いまの自分でどう勝負するかに集中できるのです。

  それと同時に、勝負を好きになること、
  コーチ・監督や仲間を好きになることです。
  だから選手の皆さんに言ったんです。

 「皆さんのコーチ・監督は、
  神様が皆さんに遣わした人たちですよ」

  と。

       * *

  今回はスポーツという勝負の世界を
  クローズアップしてお話ししましたが、
  私たち一人ひとりの人生の勝負は自分の才能を
  いかに引き出すかだと思います。

  だから、家族も、会社の社長や上司、学校の先生など、
  みんな神様が遣わしてくれた人だと思って
  好きになればいいのです。

  会社がつまらない、上司が嫌いだと言っていたら、
  本当は能力があっても、
  自分で自分の才能を閉じてしまうことになる。

  ただ、人間ですから、どうしても合わない人や環境もあります。
  希望じゃない部署に配属になることもある。

  日常レベルでも、トラブルが起きたり、クレームがあったり、
  いやなことを言われることもありますね、
  その時は「競争相手は自分を高めるツールと思う」、
  あの考え方で、このひどい環境が、
  この経験が自分を磨くんだと思えばいいのです。



         『致知』2009年1月号

          林成之(日本大学大学院総合科学研究科教授)
         「人生の勝負とは 自分の才能を発揮すること」の記事より抜粋

「幸せな人生を送るために」を読んで

庭.jpg

 

  この本は稲盛和夫さんの講話を書籍化されたもので、

 

           ・ 何のために生まれてきたのか

           ・ 魂を浄化、純化、深化させるために

           ・ 仕事における六つの精進

           ・ 仏教からの教えを学ぶ

                          という項目で構成されていました。

 

何のために生まれてきたのか。

   一つは自分自身の魂、もしくは本質である真我の、浄化、純化、深化をするため。

   そして、人生の目的というのは、自分自身、自分の魂を磨くため。

    それは、「世のため人のために尽くすこと」から得られます。

 

   仏教の言葉で“利他行”というのですが、それはごく小さなボランティアをするとか、

  人助け、寄付もそうなのですが、「世界人類が平和でありますように」と祈ることが、

  グローバルで地球規模の大きな愛であり、魂の浄化、純化、深化に役立つのだそうです。


 

    魂を浄化、純化、深化させるために。

   「思ったことは実現する」とよく聞きますが、

    一度思ったことはカルマとして、良いカルマも悪いカルマも全て魂に沈着し、

    そのカルマは必ず花開いて実現していきます。

    邪なことをいろいろと思えば、思ったものは全て魂にカルマ、業として沈着します。

     ただ思っただけでも、魂に沈着するのです。

    つまり、悪いカルマは悪い結果。

     いい思いはいいカルマとして現象面に出てくるということです。

    ですから、思いは必ず成就するのです。

         毎朝の朝礼時の日めくりカレンダーの『想いと言葉が人生を創る』という言葉を

                                                                                               思い出しました。


 仕事における六つの精進

         ・ 誰にも負けない努力をする 
                

                (必死にやる、精進する。)

         ・ 謙虚にして驕らず
             

               (内心には燃えるような情熱と闘争心、闘魂をもっていながら、

                                        謙虚で控えめでいる。)
     

         ・ 毎日反省を行う。利己の反省および払拭
  

               (利他行をする前に、利己の反省、邪な、自分だけよければという

                                         利己を反省して消す。)

         ・ 毎日感謝をする。幸せを感ずる心は「足るを知る」心から生まれる。

               (人間は常に不足だらけです。不足から不平、不満になります。

                今あるもので足りていると幸せを感じれば、自然と感謝の気

                持ちになります。)

         ・ 善行、利他行を積む
               

               (世のため、人のために尽くすということ。)
 

          ・ 感覚、感性に伴うような悩み、心配をしない

               (人生はいろんなことが起きるようになっている。

                生きていれば当然悩みも出てきますが、一生

                懸命努力をした結果なら、心まで煩わせてはいけない。)


 

 仏教の教えから生き方を学ぶ

            『坐禅和讃』より

 

   みなさんはみな仏なのです。
 

   それは水と氷のような関係であって、

   水を離れて氷はないように、人間を離れて仏はありません。
 

   仏はみなさんの近くにいます。

   自分の中にいるということを知らずして、遠くに仏があるかのように求めるはかなさ。
 

   それは例えば水の中にいながら、喉が渇いているといって叫ぶようなもの。

 

   長者の家の子供と生まれていながら、貧しい貧民街に迷い込んでしまう子もある。
 

   輪廻転生を繰り返して積んできた業が、そしてあなたがいつもブツブツ不平不満を

   いっているその愚痴が闇路をつくっている。

   愚痴ばっかりいっていると、闇路の中に迷い込んでしまって、

   人生の暗闇から暗闇を歩き、いつか死ぬ時を迎える。

 

    そういう人生を送っていくなかで禅定つまり、座禅とは素晴らしいものです。
 

    布施とは利他行です。そして持戒とは反省であり謙虚です。つまり、戎を守る。

    また、念を唱える、懺悔をするといったように、あなたがする布施、

    つまり利他行または感謝をし、自分自身で反省をしていくという行、
 

    そういう善行はみなこの中にあるのです。

 

 

 

 

    ある種の成功をするまでの間には、たとえどんないいことをしようと思っても、

    やはり罪も積んできたでしょう。そういう罪も、布施や持戒、念仏、懺悔といっ

    た修行、善行によって滅ぼすことができるのです。
 

    そうなれば浄土、つまり天国はそう遠いものではないはずです。
 

    この法というのは仏法のことです。禅宗で説くお経です。一度でもいいので、

    このお経を耳にしたとき、讃歌随喜する人、つまりお経を聞いて非常な幸せ

    感に満ちて、涙が出てとまらないというような人は、何の意味がなくとも限りな

    い福を得ることでしょう。 

 

    いわんや自分から心を回して、自分の本性、真我の存在を証明すれば、

    つまり座禅を組んで魂の存在、真我を自分で確認できれば、自分の性

    というのはその瞬間に無になり、理屈も何も離れて無の境地になれるという。

    そういう境地になれば、あなた自身が仏であり、あなたの今いるところが

    天国になるということです。

 

 

 

 

    少しずつ、色んな方のお話や本から勉強させて頂いて、 それぞれ自分に

    入りやすい言葉や形は違っても、基本は変わらないのだなと思いました。

 

    最近朝礼で先輩が「みんなが自分ではなく、まず人の為、相手の立場になって

    考えることができれば、交通事故や、悲しい事件も起きないはずだ。」と言われ

    ていました。
   

    本当に、その通りだと思います。

 

    人の為を思う気持ち。それが根本にあるから、自分に与えられているものに

    感謝できるし、謙虚に自分に反ることができるのだと思います。

    そして次に進むための努力ができる。それが社会への貢献、利他行にあたるの

    だと思います。
 

    たくさんの方に支えられていること、感謝の気持ちを忘れずに、人間性を高めて

    いきたいと思います。
 

                                                    担当 R.M

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