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心の日めくり

「プロ」と「アマ」の違い

本日の朝礼は「プロ」と「アマ」の違いについて月刊「理念と経営」を読んで
仕事をする上で、「プロ」として課題があると思いますが、それを克服する

ためには何ができるかを皆で話し合います。

そこで、「プロ」と「アマ」の違いを認識しなければいけないので、色々調べてみました。


わかった事としてはプロの要素は世界共通であると思いました。

 

『プロとアマの13の違い』

    プロ                アマ

 

1. 人間的成長を求め続ける       1. 現状に甘える


2. 自信と誇り             2. ぐちっぽい


3. 常に明確な目標を指向        3. 目標が漠然としている


4. 他人の幸せに役立つ喜び       4. 自分が傷つく事は回避する


5. 可能性に挑戦し続ける         5. 経験に生きる


6. 思い信じ込むことができる       6. 不信が先にある


7. 自己訓練を習慣化           7. 気まぐれ


8. 時間を有効に習慣化          8. 時間の観念がない


9. 成功し続ける             9. 失敗を恐れる


10. 自己投資を続ける          10. 享楽的資金優先


11. 使命を持つ            11. 途中で投げ出す


12. 出来る方法を考える        12. できない言い訳が口に出る


13. 自分のシナリオを書く       13. 他人のシナリオが気になる

 


仕事のできる人は,世界どこに行っても仕事ができるのだと思います。

そういった人をプロと呼ぶならば,その人たちは何か共通する要素を

持っているはずです。

自己啓発本や仕事術の本の概念が似ているし、成功者の方々は同じことを

おっしゃっています。

 

例えば7つの習慣の要素では、


 第一の習慣・主体性を発揮する 

 第二の習慣・目的を持って始める 

 第三の習慣・重要事項を優先する

 第四の習慣・Win-Winを考える 

 第五の習慣・理解してから理解される 

 第六の習慣・相乗効果を発揮する 

 第七の習慣・刃を研ぐ

結局,成功を自分で定義し,成功できる人の持つ姿勢やものの考え方は

世界共通なのだと思いました。

また姿勢や考え方に限らず,多くの仕事術の本に共通する要素が書かれている

ことから,仕事のできる人の持つ要素は世界でほぼ共通な部分が多くあると

考えられると思いました。

だとしたら,その「仕事術」を一旦身につけてしまえば世界のどこでも通用する

人間になりうるということだと思います。

仕事術というwhatだけにこだわらずに,人生に対する姿勢や考え方といったhowも

考慮しつつ,何が共通の要素なのかを考えて,身につけていけるといいと思います。  

 

どちらにしようと迷うということは、どっちを選んでも大きな差はない。

大切なことは、行動すること。

「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」。

人間であることは、「感性と理性と肉体」を持っているということ。

動物と人間の違い。動物には理性がない。

感性だけで、人の迷惑を考えず、やりたいことをするのは、野獣と同じ。

人間には、理性がある。感性から湧いてきた欲求や欲望を、

理性を使って人間らしいものにする。

 

 

神さまと人間の違い。神さまには肉体がない。

人間には、肉体がある。

感性から湧いてきた夢や理想を、理性を使い、

どのようにしたら社会の役に立てるか、

他人に迷惑をかけずに実現できるかを考え、行動する。

大切なことは、行動すること。

 

いくら考えていても、夢や理想は実現しない。

どんなに悩んでも問題は解決しない。

「できるか、できないか」と考えているときは、決断できない。

できない理由の方がたくさん出てくるから、不安になる。

 

「どうしてもやりたいことかどうか」を、自分自身に問いかける。

「どうしてもやりたい」と思えなければ、他の事を捨てることはできない。

他の事を捨てるとは、家族を犠牲にすることではない。

他人に迷惑をかけるのであれば、ただのわがままになる。

 

「もっといいことがあるのではないか」という思いを捨てること。

二つの道で、どちらに行くか迷ったときは、ひらめく方をとにかくやってみる。

どっちが面白そうか、どっちが楽しそうか直感で決める。

 

できるか、できないかではない。

 

やるか、やらないかです。

 

短所や欠点は、なくさなくてもいい!

「臆病」ということは、「慎重・堅実」でもあるのだから。

 

人間は、不完全です。

どんな人間でも長所半分・短所半分なのです。

 

欠点・短所は、なくなりません。

長所ばかりの人、短所ばかりの人はいません。

「私は気が弱い」・・・

いつもどんな時でもそうですか?

自分では、短所と思っていることでも、相手や場所・状況や見方によっては、

長所になることだってあるのです。

「気が弱い」から「やさしい」「慎重」「控えめで謙虚」となることもあります。

光には影、表と裏、善と悪・・・

どんなものもバランスです。

短所はなくならないし、なくす努力をしてはいけません。

する必要はありません。

 

短所があって当然。

短所があるから謙虚になれるのです。

短所があるから人間なのです。

短所や欠点がないのは、神さまや仏さま。

人間は、神さまや仏さまのように完全や完璧をめざすのではなく、

人間らしい人間になることをめざさなければいけません。

長所をとことん伸ばせば、短所は愛嬌になり、人間味にもなるのです。

「人間は不完全」ということを自覚すること。

「短所があってはいけない」と思うことは、人間に完全を求めている。

 

短所が無くなれば、人間ではなくなる。

神さま仏さまになってしまう。

「人間らしさ」は、短所が作る。短所が謙虚な人間らしい心を作るのです。

 

 


 

 

言葉の選択

「言葉が人生を拓く」


ひとを幸福にする言葉、不幸にする言葉がありますが、普段だれかと話をするとき、

浮かんだ言葉を口にする前に、じっくり“吟味”するという人は少ないと思います。

しかし、言葉は魂が宿った言霊だといいます。使い方によっては、その不思議な力で

ひとを活かし、幸福にもすれば、災禍をもたらし、不幸のどん底に突き落としもすると

思います。

言葉をぞんざいに扱っていては、幸福もいい人生も引き寄せることはないと思います。


言葉によって、人が持っている光を澱ませたり、ますます輝かせたりするそうです。

 

 

お大師さまが、おっしゃる「真言をいえば、その真言が光となってその人を包む」という

現象を、自分の上に実現することができるそうです。


先日のブログに書いた中村天風先生の本にあった“言葉が人生を左右する”


「自分の言葉に自分が尊敬を感じるものを使え」と言っておられる。

人生というものは、言葉で哲学化され、科学化されているからである。


言葉は人生を左右する力がる。言葉は暗示となり、潜在意識に入っていくのだ

というお話とも同じだと思いました。


ある本に「言葉」はあなたを運ぶ船 とありました。


口は災いのもとという格言を熟知しているばなのに、言葉の使い方で失敗する

ケースが多いです。

自分が加害者となり相手を傷つけてしまうことも、また被害者になって心に深い

痛手を負うこともあります。それが人生を左右することも、少なくないと思います。


言葉はこころを伝える船…  そうですね…こころを言葉という船に乗せて、

相手のこころに届けること、それがどのように受け取られるかは、船である言葉次第

ということです。

感情的な言葉はその声で相手の心に届きます。それで、相手からも感情的な言葉が

返ってくることになる。“売り言葉に買い言葉"という表現が、まさしくそのことを

物語っていると思います。

 


仏教には、「愛語」という教えがあるそうです。「布施」「利行」「同事」とともに、

菩薩の四摂法(ししようぼう)に教えられるのがこの教えだそうで、愛情のこもった

やさしい言葉、ひとのこころを慰める言葉、自分のためではなく、ただ相手を思いやる言葉……

これが愛語です。愛語はこころのそのままを相手に届けます。愛しているという気持ちを

届けるのでも、愛語なら ゆがみも曇りもない、こころのままが届きますが、おざなりな言葉を

使えば、こころのまま届けることができません。

言葉が人生を拓く 本当にそうなんだと思います。最近つくづく自分の心の状態や状況を、

想いを相手に正しく伝えるためには、まず、正しい日本語を使い、たくさんある言語を知り、

正しい選択をしなければいけないと思いました。

普段の言葉の質や使い方で、『人物』がある程度判断されてしまう材料に

なってしまうと思います。

誤解されない為にも、正しく伝える努力をしなければいけないと思います。

そして、いつも、元気に前向きな言葉を発している人は、キラキラ と輝いています。

浅田真央選手  感動をありがとう。

 バンクーバー五輪で日本中の期待を一身に受けて、みごと銀メダルに輝いた浅田真央選手。


4年前のトリノ五輪に年齢制限で出場ができず、この度のバンクーバーでは 4年間抱き続けて

ものを解き放つように身体いっぱいでオリンピック出場の深い思いを自分らしく精一杯に

表現してくれたと思います。


 4年に一度のオリンピックという大舞台の重圧の中で、弱冠19歳の彼女がこれだけの演技、

これだけの表現を成し遂げたことに心から賞賛したいと思います。


なんと言ってもショート、フリーで計3度のトリプルアクセルを成功させたというのは、

空前の大記録であり、彼女がここまで多くのファンを得たひとつの理由は、この難しい

ジャンプに挑み続ける姿勢にあるのだと思います。


 男子の4回転ジャンプに匹敵する大技に果敢に挑戦し続ける、アスリートとしての姿に

誰もが声援を送り、誰もが喝采したくなるのだと思います。


 彼女は強いアスリートとして毎日厳しい練習と、厳しい自己管理を続けているのだそうです。


靴がボロボロになるまで滑り込む練習の虫。目指す結果を出す為に体重についても、

たった500g増えただけでも、ジャンプに影響があるから行う食事制限等々、

4年間積み上げて来た揺るがないその信念、その精神力、その頑固強さはしっかりと

自分自身の使命感と目的を持った者だけが成せる技。

周囲に振り回されることなくまっすぐ自分の進む道を歩むことで跳ね返して来たプレッシャー。


多くのメディアに囲まれても自分を見失うことなく、

「みんなが応援をしてくれるからがんばらないと」 と進んでいける強さ。


今シーズンのスランプを乗り越え、本番の五輪に照準を合わせてしっかりと結果を出すところが

真のアスリートと言えるのでしょう。


たとえジャンプの調子が悪くても、「自分で決めたからには絶対にやる。」 「必ず跳ぶ。」

そんな頑固さでこれまでに何度も失敗を繰り返して来たが、そのたびに反省こそすれ、後悔を

することはなかったと言う。すべては自分で決めたことだから。


コーチ不在の孤独で不安な時も、選曲した「鐘」が周囲からの反対の意見があった時も

全て彼女は「自分で決める。」「結果が悪くても自分自身の責任なのだから。」と。 

彼女の真の強さが理解できます。


残念ながら、フリーではエッジが氷にひっかかるトラブルからトリプルループが一回転になって

しまうミスがあり、またライバルのキム・ヨナの完璧な高得点の演技には及ばなかったものの、

彼女の新たな挑戦が続く限り、私はきっと次のオリンピックで頂点に立ってくれると信じます。


 私達も彼女の持つ強い『一念』を見習って、

「必ずできる。」「自分で決める。」「自分で責任を取る。」

これを全うして行きたいものです。

                                 藤島 義仁

論語にふれて...

                                     BY/S.D

 新しい日めくりカレンダーを朝礼で勉強させて頂くようになり、「論語」に興味を持ちました。


「論語」と聞くだけで、難しいという先入観がありましたが、朝礼の場で深く掘り下げて勉強

 していくうちに、もっと知りたいと思うようになりました。


  そして、私を動かしたのは、1月21日の弊社のブログの吉田良次さん(丹養塾幼児園)のお話で

  した。

http://www.estate-paradigm.com/2010/01/post-74.html

2歳半の娘がいる私にとっては、衝撃的な話でした。


わが子も丹養塾幼児園の園児のような子に育てたい、


その為には母である私が学ばなければと、今の自分の愚かさと未熟さを痛感しました。

しばらくしてから、「こども論語塾」という本に出会い、娘と寝る前に1ページずつ読み始めました。


次の日は新しい1ページ+昨日のページ。2日目は新しい1ページ+昨日・一昨日のページ。


というふうに、毎日1つずつ読む論語を増やしていきました。

毎日繰り返し読んでいくうちに、娘も声に出して読むようになり、

最初の一言を読むと、次の文が出てくるようにまでなりました。


今では娘から目を輝かせながら「おべんきょうしよー」と本を持ってきます。


時には、私が疲れている日もあり、「今日はお勉強やめとこうか」というと、


「イヤ!おべんきょーする」と1日も休むことなく続けています。

その娘のやる気のおかげで、私も勉強させてもらっています。


本棚にたくさんの絵本もあるのに、なぜか「こども論語塾」の本を持ってきます。

不思議ですね。

いまでは本も2冊目にはいり、昨日は24の論語の素読をしました。

意味はまだよくわからないと思いますが、繰り返し読んでいくうちに、だんだんとその言葉の


すばらしさに引きつけられたようで、純粋で豊かな幼い心に名分が染み込んでいくのが感じられ

ます。

本のあとがきに素敵な言葉がありました。

「論語」の言葉は、普段は人の心の奥底に眠っていて、いざというときに姿を現します。


そしてその人の支えとなり、助けとなり、喜びや幸せを倍増してくれたりします。


大きな声で元気に素読をすると、漢文独特の美しいリズムが、自然に体の中に入っていきます。


そして、数々の名言・名文が、いつの間にか心の奥にたまっていきます。

それらは人生の様々な場面でお子さんたちの支えとなり、助けとなるでしょう。

もちろん、論語は私の心の支えともなっています。


毎日読んでいても、その日の心の状態によって感じ方が違い、いろいろな新しい気付きが

あったり、勇気づけてくれたり、優しい気持ちにさせてくれます。

先週の朝礼当番では、せっかく論語を勉強しているので、みんなにも知ってもらいたいと思い、

その日の課題の内容や私の思いから論語を選び、毎日1つずつみんなで読み上げました。


アウトプットしようと思うことにより、より深くその内容を掘り下げ、


今の自分には何が必要なのかと考えるよい機会となりました。


中でも、私の心に響いたのが

子曰く、(しのたまわく)
「之を愛しては、能(よ)く労(ろう)すること勿(な)からんや。


 焉(これ)に忠(ちゅう)にしては、能(よ)く誨(おし)うること勿(な)からんや。」
 
《訳》あなたのまわりの人達はあなたのことが大好きで、心優しい素敵な人に

なってほしいと願っています。だからこそ、いろいろな苦しいことも。乗り越えて
ほしいのです。そして、たくさんのことを教えてあげたくなるのです。
すべては深い愛情があるからなのです。

 まわりにいる方々に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これまでの周りの方々の教えや注意を素直に聞けていただろうか? と考えさせられました。
きっと、反発した態度もたくさんとっていたと思います。それでも、私の事を思い指導をして下さる
まわりの方々の深い愛情に本当に感謝です。何事も信じて肯定的に受け入れていき、
自分も深い愛情をもって、周りの方々に接していきたいと思います。

「百三歳、なお学び続ける」
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       佐藤文悟さん著(さとう・ぶんご=元歯科医) 


                              


今年、齢百三になる私を、一人の歯科医が訪ねてきた。
 

娘が今度、歯医者になりました、と言う。

私はそれはめでたいと言いながら、こんなことを述べた。


「お嬢さんをあなたより一段高いレベルの歯科に勤めさせ、
 

 親のことを批判しつつ彼女が正しい道を歩めるよう、
 

 そして本人には悟られぬよう
 

 遠くからそっと見守ってあげてください」


すると後日、そのお嬢さんが挨拶に見えた。

私は  「あなたはよい職業を選ばれた。
 

      職場へ入ったなら、自分の師と仰ぐ先生の
 

      生活態度を問うのではなく、仕事に臨まれる姿勢、
 

      それを精一杯学んでください」
 

と言い、餞(せん)の言葉とした。       (はなむけ旅立つ人に贈り物をすること)

 

 

人の仕事ぶりというものは、
 

上の人も見ていれば、下の人も見ている。
 

一人でしているような物事でも必ず誰かが見ている。
 

時には喜びに頬を緩めることもあるだろう。
 

ただし、仕事の手だけは決して決して
 

最後まで緩めてはいけない。私はそう自分に言い聞かせてきた。


         * *


明治三十七年、新潟の田舎に生まれた私は、
 

生来学問好きな性質で、勉強はいくらしても倦(あぐ)むことがなかった。(嫌にならなかった)
 

しかし家は貧しい農家で、中学へ進学できる望みなどない。

担任の教師が、この子を進学させてやってくれと
 

頼みにいらしたこともあるが、父は


「我が家より格式のある御宅でさえ中学へはやっていない。
 

 うちの息子だけやるのでは筋が通らない」
 

と聞く耳を持たなかった。
 

それでも学問に対する欲求はやみ難く、
 

ほぼ家出同然の状態で故郷を後に上京した。

母はそんな私のために上等な着物を織り、
 

出掛ける前にそっと渡してくれた。
 

私が実業家の家へ書生に入ることができたのはこのためである。
 

後になって奥様から


「まだ幼くて暮らしも豊かには見えないのに、
 

着物だけはずいぶんと良い物を着ている。
 

 きっと愛情深く育てられたのだろう、と思った」
 

という話を聞いた。


入学した開成中学では学費を自分で稼ぎながら、
 

懸命に学業に励んだ。
 

進学したのは日本大学歯学部の夜学で、
 

昼間は仕事をしながら深夜まで黙々と勉強を続けた。

貧乏であっても学問に食らいつき、
 

どうしても一人前にならねばならぬと覚悟をすれば、
 

それなりにモノにはなるものらしい。

 

尊敬する川合渉校長から
 

「日大で最高の勉強家だ」
 

とお褒めの言葉をいただいたほど、夜も寝ずに勉強した。

 

わき目も振らず一心に学問に取り組んだのが
 

良かったのだろう。
 

治術の実習では、私の元へ診察を申し出る患者と
 

同級生が後を絶たず、やがて日大の総代を務めることになった。

卒業時には褒美として、
 

大の大人が三人がかりでも動かせないような
 

立派な診療台をいただき、生涯をこの仕事に捧げようと決意した。

家が貧しくなかったなら、
 

私はあれほどまで熱心に勉強に励んだだろうか。
 

それを思う時、貧乏であったことが、
 

あるいは私の人生を幸せへと
 

導いてくれたのではないかという気がするのである。

 


         * *


卒業後、縁あって東京の南千住に開業し、
 

戦後は疎開先の横浜でそのまま開業することにした。
 

その後、横浜にあるアメリカの陸軍病院で
 

隊長より直接単独で臨床学とそれに伴う学問を教わった。

そのために中学時代の英語の教科書を
 

引っ張り出してきて一から英語を勉強し直した。

その後、川崎でもう一度始めた診療は七年前、
 

九十六の歳になるまで休むことなく続いた。

学校で教わる学問は頭だけのこと、
 

患者の皆様が私を歯科医として、
 

また一人の人間として今日まで育ててくださったように思う。


 

 

いまから数十年前のことである。
 

親しくさせていただいた尊敬する先生方と
 

歯科医の国際学会を結成した。

私は結成当初から長く事務局長を務めていたが、
 

ある時周囲から会長に推されたことがあった。
 

大変有り難いことだと思ったが、
 

私はいくら言われても決して首を縦には振らなかった。

家内はそんな私の行動を訝しく思っていたようだが、
 

私は博士号もない一介の町医者で、
 

学校も夜学しか出ていない。

周りの面々は代々続く歯科医の生まれで、
 

大学などで教鞭を執っている者ばかり。
 

そんな中で私が会長職を務めて誰が快く思うだろう。

だがこれを引き受けなかったがために、
 

私は諸先生方から支持を受けることになり、
 

もめ事や争い事は一切起こしたためしがなく、
 

また先輩方からもずいぶん可愛がっていただけたように思う。

出過ぎず、引っ込まずというのは、
 

世渡りをしていく上で大切な心得の一つではなかろうか。

 

歯科医を志すからといって、
 

何も特別な学問をする必要はない。
 

技術も特別に人より優れていなければならぬということはない。

ただし、学ぶべきことは当然怠りなくやるべきであるし、
 

その知識や技術を身につけたなら、
 

どこまでも忠実に守り通していくことが必要である。

引退後、私は東大で物理学を専攻する孫に触発され、
 

量子力学の勉強を始めた。

 

「九十六の手習い」など聞いたこともないが、
 

学ぶ喜びや知る喜びに年齢は無関係だと思う。
 

私には、若い人に偉ぶったことなど一切言う術がない。
 

できるのはただ、若い人から学び続けることだけである。

 

 

 

私たちは、まだまだ ひよっこだと…つくづく思います。

何歳になっても、好奇心と学ぼうとされている姿や謙虚な生き方を感じ、

ふと、自分に振り返り、恥ずかしさでいっぱいですが、

少しでも見習って、いつまでも、学び続けていきたいと思います。

 

「人生は縁ありて 花ひらき  恩ありて 実を結ぶ」

「実るほどこうべを垂れる 稲穂かな」                  の詩が浮かびました。
 

すべての元は自分にある

いよいよ3月

     3月の名言                          (理念と経営のコーチングカレンダーより)
 

         すべての元は

             自分にある


         自分の一念によって

             すべてが変わる

 

 

 

この3月の名言を読んで、中村天風先生の本を思い出しました。

 

言葉と笑顔が人生を変える

“言葉が人生を左右する”

  心身一如

『万物の根元である“ただ一つの気”が、人間の心の中に入って、“観念”となり、

その観念が“思考”となる。そして、その思考が 一方において行動となって現れ、

一方においては言葉になって現れる。これが、人間のみが造物王から与えられた恩恵であり、

他の動物にはないのである。』

 

“心身一如”という先人たちが説いた真理が、最近の心身医学や深層心理学の面から実証されて

いることは、まことに興味深いものがある。


西洋医学の祖と言われるヒポクラテスも「病は自然に治癒す。医はこれを助けるものなり」と、

われわれ人間の身体には、本来素晴らしい、“自然治癒力”が存在することを指摘した。

かりに病になり、負傷したりして、医者の治療を受けても、回復する治癒力、生命力は

われわれ自身に内在しているというのだ。


また、ヒポクラテスは「医者には三つの武器がある。言葉、薬草、メスがそれである。」とも

説いている。言葉が第一に置かれている点が興味深い。


言葉による自己暗示や他者暗示が心身医学の面で応用されていることは、周知の事実である。

天風先生も、「自分の言葉に自分が尊敬を感じるものを使え」と言っておられる。

人生というものは、言葉で哲学化され、科学化されているからである。


言葉は人生を左右する力がる。

言葉は暗示となり、潜在意識に入っていくのだ。  


「人間の心で行う思考は、人生の一切を切る」という視点から言えば、

愚痴をこぼしたり、、言い訳けばかりしている人は、いつまでたっても、

「できない」「だめだ」「無理だ」というマイナスの想いを口に出しているからで、

つまり、それらの言葉が自分の耳からも入るようになり、暗示として、潜在意識に

インプットされるわけである。

人間である以上、時には、グチや言い訳をすることもあるだろうが、問題なのは、

それが習慣化してしまうことである。その時点で、悪い想念を潜在意識に送り込んでいるという

ことになる。だから、運を好転させたければ、日常生活の中で、できるだけ明るい積極的な

言葉を使うことが大切になってくる。積極的な言葉を使う事によって、それが潜在意識と

同化するため、生命の一切が極めて良い状態になって現れる。

 

天風先生は、「いかなる場合にも、積極的な考え方と行動が成功を生み出す。」といつも、

強調されていたそうだ。


積極的な考え方とは、清く尊く強く正しい心である。

それらがなければ、人間が持っている本心=良心を、力いっぱい発揮することはできない。

積極的な行動とは、明るく朗らかに、勇気を持った行動を指す。

それは、清い心、尊い心、強い心、正しい心といった良心に支えられたものなのである。

 

積極的な言葉とは、
「失敗は成功のもと。だから、私はくじけない。」

「可能性は無限にある。だから困ったことがあっても、必ず解決できる絶対に成功する。」


「毎日が楽しくて仕方がない」

「私は健康でいつも元気だ」というような、聞いていて勇気が湧いてきたり、嬉しくなったり、

気分が陽気になるような内容の言葉を指す。


これらの言葉を積極的に日常生活の中で意識的に多く取り入れていくようにすることが、

重要である。自分の発した言葉は暗示として潜在意識に刻印されるため、考え方や行動が

おのずと、積極的な方向に変わるようになるからである。

 

しかし、「言うは易し。行うは難し」で、悩み事がある場合、それを実行に移すのは

なかなか難しいかもしれない。それどころか、心構えも否定的になりがちであろう。

そこで、考え方や行動までできない場合は、まず、言葉を変えてみよう。

たとえば、愚痴や言い訳・悪口のかわりに、

「大丈夫!」「かならずうまくいく」「素晴しい」「ありがたい」「今日はいいことがある」

「なんとかなる」といった、自他ともに聞いた時、気持ちが良くなる言葉を多く使うように

してみる。


会話もしかり。会話というのは、キャッチボール相手に合わせて強さを考え、会話の内容を

明るく積極的なものにしたければ、あなたのほうから、明るく積極的な話題を提供すれば

よいのである。

これを習慣化できるようにすればよいのである。

そして、最後に笑顔

笑顔は年齢、性別、学歴、職業を問わず、誰にでもいますぐできる素晴らしい能力。


笑顔があれば、自分が変わる。笑顔があれば、他人が変わる。笑顔は、まさに幸福の泉なのである。

内向的な人でも、自分に出来ること  そこから、はじめると変われるのだ。

心ある生き方

2月最終日


松下幸之助に学ぶ

指導者の三百六十五日  木野親之先生の本より

2月28日の言葉

『経営というものは』

幸之助は、「経営というものは自分で汗を流し、自分で吸収して、そして自然に会得するもの」

と、人一倍働いていました。

経営とは、考え、考え抜くことによって得心し、新たな行動のエネルギーを生み出してくるもの

です。

成功のコツをつかむまで、絶対に辞めない。やり切るということです。

これが経営者の命をかけるということだ、と教えられました。

 

 

その他の日で言葉で、自分自身に言い聞かせるために……

 

 

『動けばドラマが生まれる』

  動けばドラマが生まれる。

  動けば結果が出る。


   動けば歴史が変わる。

    動かねば何も動かない。

  「会社を動かそうと思えば、まず自分から動くことだ。一人が動けば、

   万波となって、大きなうねりとなる。」

   これが事業成功の基本です。幸之助は九十四歳まで動いて、動いて動き回っていました。


 

『誠実こそ人を動かす』

   心を尽くして行えば、どんな道も必ず開けるものです。


  「人間に必要なのは、木野君、争う心ではなく、悪に対して戦う心のだよ。

    そして、自分に『妥協しない心』だ」と幸之助は諭してくれました。


    仏典に「毎自作是念」(まいじさぜねん) という言葉があります。

  「常に何を考え、一念をどこに定めているか」「そこに一切の勝利がある」

  と 幸之助は謙虚でした。誠実こそ人を動かし、心を日開かせるものです。

 

 

『成功を邪魔するのは自分自身だよ』


 「木野君、成功を邪魔するのは自分自身だよ。人はかけがえのない資本だ。

  金は潤滑油。だから、潤滑油の為に仕事をしてはならないのだ。
 

   金を追ったら、金が逃げて行くよ。志を追え。また、仕事は無限にある。

  小さいことも大事にして、何事も成功するまで、やり抜くんだ」

 
 「僕は頭を下げ下げやってきた。」と、幸之助は、自分の心の中の自分といつも闘っていました。

 

 

『わしの無念が君にわるか』


 「こんなことで君を叱らねばならない、わしの無念が君にわかるか」と、

  涙ながらに叱られました。


  幸之助からこのように言われて叱られたのは初めてです。

  幸之助は、私と今の世で会うのは前世の縁かもしれないと思ったのでしょう。

  人との縁を大事にし、人の心と心を大切にする人でした。人づくりは、終世の課題です。

 

 

『一人だけの繁栄はあり得ない』

   一人だけの繁栄はあり得ない。自他共に生きようと望むところに、共存共栄の華が開く。

   相手を思う心がなければ、相手の心は見えない。

   他人の心がわからない人間に、自分の心はわからない。


   自他を敬う行動が、社会変革の唯一の法なのです。

   幸之助は、「他人の不幸の上に自分の幸せを築かない」と、共存共栄に徹してしました。

 

 

 

  

   私たちの中でも、日々問題が起こり、解決して新しい朝を迎える努力をしています。

   この木野先生の言葉を読んで、自分自身を励ましています。

   受け身ではなく、主体制を持ち、自分が会社を動かしていくつもりで、全員が仕事に

   取り組んでいけたらと切に思います。

   忘れないでください。一人ひとりの笑顔が会社の大きな財産です。

   心を閉ざしても、何も解決しません。信じて肯定的に受け入れて前に進みましょう。

「好きな言葉」

 

                                                    by/ K.I

2月26日

朝礼の課題  “理念と経営”の本の中で『私の好きな言葉』を読んでの

感想と各自のエピソードを交えながらの「好きな言葉」を発表し合う。

 

本の中では、株式会社極東ブレイン 代表取締役 斉藤 博志 さんの

お話です。

私の好きな言葉   「素直じゃね」

 宮崎の地方都市で生まれ育った私は、母親の祖父母と同居していました。

住まいは、文具店を経営していた祖父母と母親と伯母も働く家族経営の店舗

兼住宅で、物心ついたころは、家族はみな忙しく働いていました。

祖母は、私のことをとくにかわいがり、よく「素直じゃね」と言って

褒めてれました。

「素直」の意味はよくわかりませんでしたが、褒められたことが嬉しくて、

「素直」は良いことだ、「素直」と言われるようにしようと思いました。

 

祖母は、私が些細なことでも、自分のわがままを押し通そうとダダを


こねるのをいさめてくれたのだしょう。その時の素直は、おとなしくして

いることでした。

あれから、40年以上の年月が過ぎたけれど、「素直」という言葉は、

今でも心にのこっています。

松下幸之助翁は「素直な心」を「素直な心とは、寛容にして私心なき心、

広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心であります。

また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理に通ずる心」と

定義されています。

「素直」がこれほどに意味の深い言葉だと知って、松下翁の心境に

少しでも近づきたいと書籍を読むほどに、子どものころを思い出します。

 

あのころは、今より随分「素直」であったように感じられ、果たして

年月を経て、自分は成長しているのかと考えてしまいます。

祖母は、優しい、笑顔と共に、心地よく心に響く「素直じゃね」の

ひと言で、うそをついたり、人をだましたり、怒ったりしないで

「正直な生き方」をしなさいと語りかけてくれたのでしょう。

私に残してくれた「素直じゃね」のなかに祖母の人生が凝縮されて

いるなぁとおもうのです。

 

私の好きな言葉は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

野村監督の勝負 というところで、元楽天監督野村監督は試合後の

インタビューで名言を残されています。


私の、好きな言葉のひとつです。


「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」


勝負ごとには勝者と敗者があります、この2者の違いは


負けには必ず原因があります。

それを分析できなければ、勝者にはなれず


負け癖がついてしまい、這い上がる事も難しいでしょう。


しかし、勝者には原因を特定できないことがあります。

それを野村監督は不思議と表現していますが、人間の思議を

超えたところに原因が存在する場合があります。

人間の思議を超えるといっても、それはツキ全体からしてみれば、

せいぜい2割程度で、あとは人間にある、性格・気質、言葉使い、

ものの考え方、能力、努力、作戦、明確な目標・目的など、さまざまな

要素が複雑にからみ合って生まれてくるものがツキなのです。


勝負ごとやスポーツの場合、負けはそうしたものの積み重ねだから、

必ず原因を解明できるが、勝ちの場合、その8割にツキに加わるものです。

 

私自身も営業の立場で、契約が出来るかどうかという点では勝負と


同じで、努力を惜しむと必ず負けの要因になりますので、思議を


呼び込めるように、有言実行していきたいと思います。


また、負けてしまった時には、落ち込まず原因を分析し次へのスッテプ


アップへの糧として、受け入れて行きたいと思います。

 

稲盛和夫氏の本にもありましたが、『見えざる手』人生をつかさどる

見えざる大きな二つの力 『因果応報の法則』徳を積み、よい行い、

努力を重ねていれば、大きな力が働くのだと……。

そのように、天から応援してもらえるような人間になりたいです。

 

勝負脳

2月25日 朝礼の課題です。

 

勝負脳、勝つための思考法 を読んでの感想と自分自身の未熟なところを

みつけ改善する。
 

 競泳の北京オリンピック日本選手団に、能力を最高に発揮し、

 世界に勝つための方法を伝授された日大大学院の脳神経外科が専門の

 林成之教授が、「勝負脳」を鍛えるためについてのお話を書いて下さっ

 ていました。

 

勝つための思考法6か条

林教授は、北島康介選手が平泳ぎで優勝した要因として

相手との勝ち負けではなく、自分に勝つや世界新記録に集中したこと」

などを述べておられました。

 

その6か条は次のとおりです。

・ライバルは自分 (ライバルに勝とうとするのではなく、自己記録の更新  

          にこだわる)
・全力投球する  (常に、自己ベストの3割増の力を出そうとする)

・疲れた、大変だというような否定的な言葉を使わない

・調子のいい時は休まず、アグレッシブにやり続ける(リズムが大切)

・最後まで「勝った」と思わない

・自分の世界を作る (プールと自分が一体化するイメージを持つ)など
 



 
 
 競泳の日本代表チームに「世界で勝つための脳科学戦略」を伝授した

 林成之・日大大学院教授は、北島の偉業の要因について

 「勝負に勝つための脳の機能“勝負脳”を完全に発揮した」とみている。

 脳神経外科が専門の林教授は、大会前の韓国・済州島合宿など3回に

 わたり競泳チームに講師として参加、選手に「人間の能力を最高に発揮

 する方法」を専門家として講義した。

 

  林教授は北島の栄冠を

 「勝つことではなく、“勝ち方”に執着した結果」と指摘する。

 最高の力を発揮するには、相手との勝ち負けではなく、

 「過去最高の自分をさらに乗り越える」という考えが重要だという。

 その能力が発揮されたのは百メートルの決勝。

 予選、準決勝で北島の記録を上回った新星、ダーレオーエンの存在を

 ネガティブにとらえず、「あくまで自己ベストの更新、自分に勝つこと」

 という目的意識で臨んだことが勝因だと分析する。

 

 同教授はまた、北島の試合前後の発言にも注目する。

 「決して否定的な言葉を吐かず、自分を追い込んでいる」。

 頂点を極めた人間が「自己を守る本能」を乗り越え

「有言実行で高みを目指した」姿勢こそ北島の“脳力”だと感嘆した。

 

 北島について林教授は、運動神経のリズムや、ゴール直前でストップを

 かけない脳の働きなど、脳と体の連係において「すべてをクリアした

 最高の選手」と称賛すです。

   

「脳の仕組み」を人生とビジネスに応用する!

 著書『勝負脳の鍛え方』では、ここぞという時に脳の力を最大限に

 発揮するための、脳の使い方を解説します。意識・記憶・心や脳の

 仕組みを理解し、勝負に勝つため・独創性を出すため・運動上達の

 ための「勝負脳」を鍛え、活用する方法が語られていきます。

 

 ながく最先端の医療を行う救命集中治療の現場で、研修に研修を

 重ねる作業をやってこられた林氏が、世界中の論文と臨床データから、

 まとめられた結果です。

 ここでは、頭をよくするためには、記憶や考え、心を同時に発生する

 メカニズムに基づいた学習方法を習得する必要があり、少なくとも

 脳の「間違う仕組み」を克服する必要があると主張されます。


 ・意識と記憶と心が同時に生まれる仕組み

 ・頭を良くする本質が詰まっている人間が考える

  “驚くような巧妙な脳の仕組み”

 ・勉強・仕事が出来なかったのは、心の仕組みを知らなかったから

 ・脳科学がついに解明した! 部下・子供はこうやって育てよう

 ・脳の力を最大限発揮し、勝負に勝つための脳の使い方

 ・“否定語使用”がもたらす脳と意識、行動への制約と悪影響

 ・多くの人が手に入れたいと思う独創的な脳の力を発揮する方法

 ・成功する人が知らず知らずにやっている人間の自己保存の仕組みを

  破る方法とは?

 ・宮崎 駿監督もやっているヒラメキあふれる物語りを作る秘訣とは?

 ・運動の上達や達人になるための脳の活用法

 ・なぜイメージを作れる人は達人になれるのか?

 ・北島康介選手が実践した、相手の長所に打ち勝つ必勝方法!

 ・脳科学からみた“目的”と“目標”の違いとは?

 ・自信は本当に大事! 脳と自信の関連性についてのメカニズム

 ・成功し続けるちょっとした癖づけとは?

 

 

そして、人間の脳がわれわれに求めているものとは?
 『3つの本能を全部クリアしないと金メダルは獲れないんですね』

対談がありましたので、

Q  勝負脳って何なんでしょうか?



(林教授) 人間の能力を最高に引き出す方法っていうんでしょうか。

  スポーツに限らず人生においても仕事においても  

  勉強においても「最高の力を引き出す方法論」、

  そういう風に考えていただくといいと思います。



Q では、私たちが言う「頭が良い悪い」というのは勝負脳に

  深く関わっている?



A そうですね、そのものズバリだと思います。



Q じゃ頭の良い人ってどういう人で、頭の良くない人はどういう人

  なんですか?



A オリンピックを見ていても、金メダルを獲る方ってすごく頭が

  良いって思いません?



Q そうですね!見るからにするどい!



A 考え方も違ってる!

  そういう風にならないと力が発揮できないんです。

  それは基本的には人間の本能から来ているんです。



Q 本能ですか。


A 我々人間には「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という

  3つの本能があるんです。


Q 食欲は・・・(笑)


A それは「生きたい」の中に入っているの。


Q あぁ、そうですね!


A 「生きたい」と「仲間になりたい」から宗教が生まれている。

  「仲間になりたい」と「知りたい」から文化が生まれている。

  「生きたい」と「知りたい」から科学が生まれている。


Q うんうん。

A ところがスポーツは3つ全てを含んでいるんです。

  だから3つの本能を全部クリアしないと金メダルは獲れないんですね。

  『だからイケメンや美人といった左右統一、バランスの取れている顔が

  好きなんです』


Q なぜ私たちはイケメンや美人を好きになるのか?というのも

  脳の仕組みによるものなんだそうですね?


A そうです。我々はものを考えるときに、ひとつの基準を持っているん

  です。これは「一貫性」を持っているので「筋の通らないもの」が

  イヤなんです。


Q なるほど。


A ですからデザインも左右対称でバランスが取れていないと、

  それは美しいと人間は考えないようにできている。

  飛行機のデザインが美しいと感じるのは、そういうこと。


Q シンメトリーが好きなんだ。


A だからイケメンや美人といった左右統一、バランスの取れている

  顔が好きなんです。


Q 例外ってあるんですか?


A 例外はお母さんだけね。赤ちゃんもぶすはきらいなんです。

  しかしどういうことかお母さんはどんな顔でも好き。

  それはものを考える神経伝道脳ができるときに、お母さんの

  心臓の音、おならの音、ものを食べる音を聴いているから。

  だからお母さんのことはなんでも好きなんです。


Q それも人間の本能なんですね。

  そうなんです。だからお父さんは努力しないといけないんです。


A ふふふ。世の中のお父さんはなるべく子どもと遊んであげないと。

 Q そういうこと。

 

 

 

北島選手が特に意識したのは、

「ネガティブなことを考えた瞬間に、脳と体のスイッチが切れて、

 最高のパフォーマンスがでないということから、否定的な言葉を使わ

 ないようにすること」

「ライバルに勝つのではなく、過去の最高の自分を超えることを

 目標にする」、この2つだったそうです。

 

 金メダルを取るためには、ライバルに勝つ必要があります。

 しかし、ライバルに勝とうとするのではなく、

 「過去最高の自分の記録を超える」ことを目指して泳ぐ。

 これは、100Mの決勝戦でみせてくれた、あの泳ぎそのものではないで

 しょうか。ストローク数を押さえて、彼の強さの特徴を最大に生かした

 レース展開。完璧な泳ぎと評されました。

 

 

勝負脳を鍛えるには?
 
  試合に勝つためには、体を鍛えたり、セオリーだけでなく、

  人間の脳の働きまでを考えて、勝つための戦略を練ることが重要。

  
  林教授の著書「〈勝負脳〉を鍛える」に、北島選手たちが受けた

  レクチャーの内容(脳の働きや勝負脳の鍛え方)が紹介されています。

  脳科学の発達で、人間の性格や行動、心までが科学的に解明されて

  くると、林教授が言うように、脳の働き・仕組みを知ることで、

  自分の弱点を克服できる、ということはとても説得力があります。

 

勝負脳の鍛え方の中で、私がマーカーしたくなったのは、脳の習性を

もとにした「サイコサイバネティックス理論の応用」という部分です。

人間は必ず目的を達成する習性を持っているので、それを理解し、

次の3つを守ることができれば、非常に困難だと思われることでも、

(時間はかかるかもしれないが)必ず達成できる、林教授はそう力強く

断言しています。

 

■目的ではなく目標に集中せよ
ただ「ガンバリます!」ではダメ。何を達成しようと頑張るのかを、
はっきりさせること。特に、目的と目標を区別して考えること。優れた勝負脳の持ち主は、決して「目的=勝負の結果」にはしない。勝つためにはどのようなゲームプランを立て、何を目標に戦いを進めていくか、そのプロセスに気持ちを集中させることが、結果として目的達成につながる。

■目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
自分の弱点を認めること。うまく行かない理由を分析して、何が自分に欠けているのかをあらゆる角度から検証し、批判を受け入れて、それを解決する具体策を立てることが目標達成の条件になる。できるだけ高いレベルのコーチや一流選手の視点から評価を受けると、上達も早くなる上に、到達できるレベルも高くなっていく。

■目標を達成するまで、その実行を中止しない
人間は、目的や目標が達成できないと、色々な理由をつけて方向転換しようとする。これは、人間が持つ(自分の脳を守ろうとする)自己保存の本能に従った考え。これを一度体験して癖になってしまうと、何をやってもいつも目的が達成できない脳になってしまう。そういう仕組みが人間の脳にはある。

これまで、精神論や「~すべき」と語られてきたことが、脳の機能に従ったものなのだと分かると、腑に落ちてとてもスッキリします。そして、勝負脳は、スポーツ選手だけの話ではなく、仕事や日々の日常において生かされるものです。


 

 

脳の疲労は大敵!
 
気分が乗らない、何をするのも億劫などと、脳はさまざまな言葉で疲労の

サインを送っています。

脳は、ストレスが加わると、疲労がなかなかとれない臓器だということ

です。そのため、勝負脳を鍛える上で注意したいことが、脳を疲れさせな

いこと。ストレスを色々抱えている、解決しない悩み事がある、

いつも悪い方向へ考える、上手くいかないので焦っている、というような

とき、能は疲労状態。否定的な言葉が頭に浮かんだりするのは、

脳が疲労しているときの症状なんだそうです。

そのため、普段から脳にストレスがかからないような生活を心がけることが

大切。

脳の疲労をすばやく取り除くには、気のおけない友達や家族と

「楽しい会話」をすることが一番。そこで、愚痴をこぼしてはいけないよう

です。

 

また、耳の痛い話があります。仕事でやり残したり、問題を先送りしたり

する人は、常に脳にストレスを抱えた状態になるので、ここ一番で力を

発揮できないということです。

一日の仕事をテキパキと片付け、目標を達成する行動パターンをつくり

鍛えることが大切とのこと。

 

林教授が言われることは、どれも当たり前のことなのですが、

それが脳の働きに沿って解説されるため、すぐに「心掛けなければ!」と

モチベーションが上がっていくので不思議です。

何事も、最後はメンタルの力が結果を左右します。

勝負脳は、負けそうになる気持ちを鍛える知識として役立つものだと

思いました。

 

やる気のスイッチ

 

やる気のスイッチが入った瞬間


昨日に引き続き、「理念と経営」の本から設問についての勉強です。

企業事例で、品川女子学院が掲載されていました。

創立から八十五年という歴史を経て、一時は生徒数の減少に悩まされた

学校を改革し、七年ほどで、入学希望者六十倍、偏差値を二十上げた

漆 紫穂子校長のお話が掲載されていました。

 

漆校長の使命感の裏には、「子どもの喜びが第一」という教育者としての

信念がありました。


「生徒達と、毎日接していて『あっ、この子、こんなに変わった』

 と思う事がたびたびあります。と話はじめられたそうです。

 

「私は、子どもが変わる瞬間には四つくらいあると思っているんです。

その四つとは、

①子どもが自分の好きなことを見つけた時

②小さな成功体験によって、自信が生まれた時

③自分なりの目標ができた時

④人のために何かやって喜ばれた時

 

こうした瞬間に子どもたちは変化し、大きく成長していく。

その瞬間のことを「やる気のスイッチが入った瞬間」だと言う。

 

「どのような子もその子なりに一生懸命になれる『やる気のスイッチ』

を持っていると私は思っているのです。

そのスイッチが入った時に、子どもに前向な心が生まれるのです。

だけど、『やる気のスイッチ』は、自分の中にあるので、外から押して

上げることはできません。本人が自分で押すしかない。

私たち教師や親がやらなければならないことは、本人が自分で

『やる気のスイッチ』を押せるような環境をつくり、そのやる気を

継続していけるように水やりを続ける、そういうサポートをしていく

ことだと思います。」

と、現在は、都内でも有数の人気校として名高いそうです。

 

ここまでの道のりの中では、漆校長は、代々引き継がれている

この学校に就職したわけではなく、別の私立の高校に就職していたそう

です。そんなある時に、「廃校危機度ランキング」という都内の内部資料を

見せられ、品川女子学院が危機度の上位にランキングされていたのです。


ここまで学院の状態が悪化しているとは考えていなかった漆さんは、

すぐに戻ってご両親の力になりたいと思ったそうです。

そして、学院の国語教師として戻り、三年目くらいから、学校の改革に

取り組まれたそうです。


まず生徒を集められるような魅力ある学校にすることが先決と考え、

そのために子どもの進路指導のプロである進学塾をまわり、塾の講師が

いい学校と認めるのはどういう学校なのか、さまざまなヒントを探ったり、

「学校のどこに不満があるのか」

「どうしたら、この学校の生徒として誇りをもてるか」

など生徒さん達にアンケート調査を実施されたりしたそうです。

 

学校側でも改革チームをつくり、生徒の立場から見ていいと思えることを

手当たり次第にされたそうです。


教師たちの声も聞いてみると、「学校の進む道がわからない」

「トップのビジョンがない」などの意見も上がったそうです。

その時、ずっと、明確な目標やビジョンは打ち出してきたつもり

だっただけに、ショックだったそうです。

 

このとき漆さんは、「人から与えられた目標は自分の目標にはならない。」

そして、職員全員で、学院のミッション、ビジョン、バリューを作って

いこうと話し合いを重ねてこられたそうです。

そうした中で、「生徒が喜ぶ姿を見るのが一番うれしい」という共通の

価値観が確認でき、みんなが、

『生徒の成長のためにできることは何でもやろう』

という気持ちになっていったのだそうです。

 

 

それから、十年もたたないうちに「最も華麗な学校改革」と言われるほど

の成果を出し、入学希望者を数十倍に、さらには、偏差値を二十も上昇さ

せたそうです。

 

この改革を続けさせたものとは、子どもたちの存在と、オーナー家族として

の使命感だと。

そして、それと同時に学校は、卒業生の母校を守るという「経営」と

在校生を育てる「教育」を学校の理念に従って、教育理念として、

『自ら考え、自ら表現し、自らを律する』を掲げ、その理念を踏まえて、

『世界をこころに、能動的に人生を創る日本女性の教養を高め、

才能を伸ばし、夢を育てる』事を教育目標にされているそうです。

家庭においても社会においても必要とされる健全で明るい、しかも一本 

筋の通った気品高い女子を育てたい、と考えていたそうです。


さらに、この教育理念を実践するために、「28プロジェクト」と銘打った

独自の総合学習プログラムに沿った教育もされて、女性の28歳という

ターニングポイント時にどのように生きているかという、社会では仕事・

社会のためにやっと、貢献できる時期だったり、結婚・出産を考えると

いう年齢の時期。このときに自分は、どんな生き方をしていたいのか。

あるいはどんな職業についていたいのか。そういうことを子どもたちに

考えさせる。そのための企業コラボレーションや起業体験プログラムなど

のプロジェクトだそうです。

『自分で何か将来の方向性を見つけたとき、今の自分が未来の自分に

つながっているということに気づく。

すると、学習のモチベーションが上がり、日常生活にも積極性が出てく

る。』、つまり、「やる気のスイッチ」が入るというわけらしいです。


ここまで、読んで私たちの会社も同じだなぁと思います。

 

学校とは違いますから、「やる気のスイッチ」をいつもいつも、社長や幹部

におしてもらうわけにはいきません。

それでも、やる気のスイッチが入るように会社も努力は必要と思います。

その中で、そのスイッチを入れられる人と入れられない人、入れ方がわから

ない人。個人差があります。

今月の課題でもある人財という観点からみると、会社の目標と個人の目標が

一致していなければ、そのスイッチは、入りにくいと思いました。

 

目標を明確にしていく必要があります。

そのために、自分なりのリサーチする努力をしなければいけないのでは

とも思いました。

昨日のブログにも書いたように、幅広い知識や知恵を持った中での行動と、

持たない行動とでは、結果が違います。


それと、目標の持ち方も、漆校長が改革チームを作った時に感じた、

人から与えられた目標は、自分の目標にならない。というのは、その通り

だと思います。

私たちは昨年、みんなで、それに気づき、半年以上、時間を掛けて、

会社の経営理念と経営指針を作り上げました。

 

個人の価値観と会社の価値観の一致や、何の為の誰の為の仕事かという

意識の再認識など…、とても、いい時間だったと思います。

 

お客様第一主義のこころという、常にお客様の視点に立ち、お客様に喜んで

頂けるように「おもてなしの精神」をもって、どんなことも誠実に日々進化

できるように努力をし続けます。を根本に「企業は人なりのこころ」や

「永続繁栄のこころ」などを指針として、仕事を通して、豊かな人生が送れ

るように感謝の気持ちと、それを報いるために社会貢献ができる社会人を

目指そうと、決意し理念に掲げています。

それでも、日々の仕事に追われ、ついつい目先のことにつまづき、中には、

自分自身が、テンションが下がっていて、目標が解らなくなっている人も

いるかもしれません。その時は、常に、朝礼で学んでいる事を思い出して、

わからなくなったら、目の前の事に一心不乱に取り組めば、おのずと、

道が開けてくるはずです。と信じています。

やる気のスイッチは、自分の中にしかありません。

自分の好きな所をみつけて、小さな成功体験をしっかり自信に変え、

少しずつでも、目標を持っていきましょう。

そして、やはり、目の前にいる人に喜んでもらうために、人に役立つこと

をしてみましょう。きっと、変わり始めるんだと思います。


そして、その努力にいつも、会社は、社長は、幹部は、上司は、みんなで、

水やりや、肥料やりや 気付かないところで、愛情を注いでいると思いま

す。そうあり続けたいと思います。

2月 最終の週となりました。

2月の月間テーマ「人財」になるために…というところで、

今週は、「夢や目標を実現するために、どのような能力を伸ばす

必要がありますか?」

という質問について、各自で再認識しなければなりません。

 

そこで、「理念と経営」の本から、学び再認識したいと思います。


社長力・管理力・現場力が三位一体とならなければりません。

まず、社長力のところでは

   社長の器 以上に会社は良くなりません。

   最大の発展の術は学ぶこと以外にありません。

   社長自身が学び、人財を育成すれば、ローリスクでハイリターンを

   得るのです。    とあります。

そして、管理力では

   幹部の力量次第で、部下の人生は決まる。

   「朱に交われば赤くなる」仕事ができなくて、

   愚痴をこぼす上司に交わると、一年もたたないうちに、

   仕事のできない部下、愚痴をこぼす部下をつくります。

   幹部が指導技術を身につけて、部下を仕事の出来る人財に

   していけるかどうかは、幹部の「管理力」のなせる業です。

それから現場力で

   現場は、顧客満足、企業経営全般、コスト意識、

   社長力・管理力・現場力の三位一体などにまで視野を広げて、

   幅広い知識や知恵が不可欠です。経営知識や知恵がなければ、

   いかに仕事を効率化しようとしても、業界枠内の思考回路では、

   真の能力は発揮できません。

  “専門バカ”では「生き方そのもの」が小さくなってしまいます。

   やがて、父となり母となる人は、自分の子供の人生にも

   大きな影響を与えていきます。

   現場が学ばなければ、決して会社の発展はありません。

   教育費は、コストではなく、最高の投資である。

     「学ぶことはローリスク」と述べられています。

   もちろん、本代が要る、寝る時間を犠牲にしなければならない、

   物事を深く、かつ幅広く考えなければならないなど、そうした

   労力は欠かせません。

   しかし、学んだことは使った労力の数倍にもなって返ってきます。    

   多くの方は、学ぶことでどれだけ多くのリターン(利益)があるか

   を考えていないのです。

      人間力・考える力・仕事力・感謝力を磨こう。

   人間力とは、チャレンジ精神や、未来を描く能力のことです。

   誠実さや親切を実現する力です。

   学ぶことで、大脳新皮質の右脳を鍛えて、自分が幹部になった

   ときのために蓄えておくことが必要です。

   そうすると業績向上に寄与できる存在になれます。

   
   現場の人達が、考える力を強化することも大事です。

   仕事をスムーズにするには、「5W2H」(なぜ・何を・どこで・

   いつ・誰が・どうやって・いくらで)で具体的に考えることです。

   抽象的で曖昧では、仕事の着手が不明確になります。

   特に壁を突破するためには考え抜く力をもたなくてはなりません。


   仕事力も欠かせません。優先順位や重要度などを素早く考え、

   何を先に行うべきかの判断力が必要です。

   大脳辺緑系の左脳を磨いておく必要があります。

   感謝力は、家族や、お客様、職場の仲間に心からの

  「ありがとう」が言えるかどうかです。

   感謝している時ほど幸せはありません。


この三つの事を全員が、意識して取り組む必要があると思います。

幹部じゃないから幹部の管理力は考えなくてよいとか、幹部だから、現場の

ことは関係ないではなくて、全部が必要不可欠だと思いました。

私たちの会社も少しずつ意識の変革があり、チームとして色々な学びと、

助け合いが行われ、切磋琢磨していると思います。

さらに、各々の目標を明確にして、5W2Hを徹底していき、

視野を広げる意識をもっと持ち、現場で発揮することができるように、

努力を継続することを心掛けなければいけないし、社長も幹部も現場も、

全部を把握した上での勉強をしていきながら、会社を繁栄させなければ

いけないと思います。

2月21日 日めくりカレンダー

 

仰ぐべき師を持たぬ人生は大きな不幸である

 

今年に入り、2回目の言葉です。

先月の、「丹養塾幼児園」の話は、とても印象深く、

自分たちの浅さと、無恥さを思い知らされた内容でした。

 

 

この日めくりカレンダーとの出会いもそうですし、

出会い・縁を大切にしていき、行動していけば、

人生の師と思わせて頂ける方との出会いがあるのではないでしょうか…

 

 

 
人との出会い。

物との出会い。

出来事との出会い。

いろいろな出会いにより、道が決まっていく。

心の底から興味・関心・好奇心が湧いてきて、気がついたら

その道を歩んでいた。

最初は興味も関心もなかったけど、縁あってある会社に入社したことに

より、一所懸命仕事に取り組んでいくうち、知らず知らずにその道の

専門家になることもある。

縁は、自分から求めて作れるものではない。

人智を超えた「計らい」によって与えられるもの。

二代目、三代目と家業を継ぐ立場に生まれたのも、宇宙の計らいです。

自分が好きなことができないのではなく、

その家業である仕事の意味や価値やすばらしさを見つけ、

さらに発展成長させたり、伝統を活かして新しい分野に

展開させるところに使命があること考える。

 

今、自分の目の前にある問題から逃げずに努力を続けることが、

縁を呼び寄せます。

自分のしたいことがわからない時は、今与えられている仕事に

全力を尽くすこと。

今、縁のあることを必死にやってみること。

縁のある人を大切にすること。

今やっていることの意味や価値やすばらしさを感じてみること。

問題が出てきたら、必死でやってみる。

必死でやっていると、また別の新しい問題が出てくる。

必死で出てくる問題を乗り越える努力をしていると、

新しい出会いもまた生まれてくる。

 

そうやって、縁に気付いて出逢いに感謝する心を持ち生きていきたいです。

 

命の炎を燃やして生きる。

2月20日 日めくりカレンダー


命の炎を燃やして生きる。

 

 

 

 

「小さな人生論」より
******************


「足なし禅師」と呼ばれた禅僧がいた。

 小沢道雄(どうゆう)師。大正九年生まれ。

 幼年期、曹洞宗の専門道場で修行。

 二十歳で収集を受け満州へ。昭和二十年、二十五歳で敗戦。

 シベリアに抑留され強制労働。

 だが、肩に受けた銃創(じゅうそう)が悪化し、

 役立たずは不要とばかり無蓋の貨車で牡丹江の旧日本陸軍病院に

 後送される。

 氷点下四、五十度の酷寒に夏服のままで、

 支給された食料は黒パン一個、飲み水もままならず、

 三日間を費やした行程で死者が続出した。

 小沢氏は死こそ免れたが、両足が凍傷に冒された。


 膝から切断しなければ助からない。

 その手術の担当軍医は内科医で外科手術はそれが初めて。

 麻酔薬もない。メスを執った軍医がしばらく祈るように目を閉じた

 姿を見て、小沢氏は、この軍医に切られるなら本望だと思い定めた。


 想像を絶する激痛。
 
 歯がギリギリ噛み合い、全身がギシッときしんで硬直した。

 すさまじい痛みは一ヶ月あまり続いた。

 八月に突然の帰国命令。

 歩けない者は担架に担がれ、牡丹江からハルビン、奉天(ほうてん)を

 経て胡廬(ころ)島まで千五百キロを徒歩で行くことになった。

 だが、出発して三日目の朝、目を覚ますと周りには誰もいなかった。

 満州の荒野に置き去りにされたのだ。

 あらん限りの大声で叫んだ。
 
 折よく通りかかった北満から引き揚げ途中の開拓団に救われたのは、

 僥倖(ぎょうこう)というほかなかった。


 崖っぷちをたどるようにして奇跡的に帰国した小沢氏は、

 福岡で再手術を受け、故郷、相模原の病院に送られた。

 母と弟が面会に来た。

 

 「こんな体になって帰ってきました。

 いっそのこと死のうと思いましたが、帰ってきました。」


 言うと、母は膝までの包帯に包まれた脚を撫で、小さく言った。

「よう帰ってきたなぁ」


 母と弟が帰ったあと、小沢氏は毛布をかぶり、声を殺して泣いた。


 懊悩(おうのう)の日は続いた。

 気持ちはどうしても死に傾く。

 その果てにわき上がって来た思いがあった。

 

 比べるから苦しむのだ。

 比べるもとは二十七年前に生まれたことにある。

 二十七年前に生まれたことを止めて、

 今日生まれたことにしよう。

 両脚切断の姿で今日生まれたのだ。

 そうだ、本日たったいま誕生したのだ。

 足がどんなに痛く、足がなく、動けなくとも、
 
 痛いまんま、動けないまんま、生まれてきたのだから、

 何も言うことなし。本日ただいま誕生!


 深い深い覚悟である。

 一、微笑みを絶やさない

 一、人の話を素直に聞こう

 一、親切にしよう

 一、絶対に怒らない


 小沢氏はこの四つを心に決め、五十八年の生涯を貫いた。

 命の炎を燃やして生き抜いた足なし禅師の人生だった。


 「主」という字の「、」はロウソクの炎。

 「王」は台のこと。

 自分のいる環境を照らして生きる人のことを、

 主という。

 

 命の炎を燃やして生きるとは、自分が自分の人生の主人公となって、

 生きることである。


 

 

  このような壮絶な体験というのは、想像もできないくらいです。

  しかし、そこから、命の炎を燃やして生き抜かれたと…、


  私たちは、せっかく与えられた命、そして肉体、心というのを、

  あまりにも粗末にあつかっていないだろうか…とも考えなおして

  みました。

  とても、低い次元での悩みかもしれません。


  以前にある方から、こういう言葉を聞きました。

  
 「全ての不幸感は、他人との比較から生まれる。」

   自分は、劣っている。

   自分は、求められていない。

   自分は、不幸だ。

   こういった全ての不幸感は結局、

   心のどこかで、無意識に自分と他人を比較しているから

   生まれるのだと。

   心のどこかで、一般的なものさしを持ってしまっているからだと。


  「あるがまま」の自分って一番簡単なはずなのにとても難しく

   思えてしまいがちです。


   本当の自分が何を望んでいるのか、「理想」と「現実」の中で

  「夢」をあきらめたり、「妥協」した人生を歩んでしまいがちに

   なります。

 

 

  「願望実現」の観点から見ると「夢」や「目標」は「通過点」に

   することで叶いやすくなります。

  「夢」や「目標」は「今起こっている現実」の「選択」を決める

  「道標」になってくれます。

  ありのままの自分を受け止め、自分のことを頑張れば、

  そうした自分の行動から出会い、向かいあえる人が、

  その人もあるがままの自分自身、そして、他者自身を受け

  止めることができ、共に、認めあい、協力、信頼を築いて

  いける人であり、本当の意味で励ましあえる人だと思いました。

  自分が努力し、学び得た知識、経験を否定する理由がないため、

  自分の努力、知識、経験を大切にし、

  あるがままの現実の自分を大切にします。 


  自分の内から出てくるすべてを受け止め、そのすべての自分に

  必要な知識を学び、理解し、考え、行動し、経験していける人が、

  成長していける人であり、強くなれる人だと思います。


真剣勝負

2月19日 日めくりカレンダー
 
 

 「人生で真剣勝負をした人の言葉は、詩人の言葉のように光る。」

 「人生で真剣勝負をした人の言葉は、その人が詩人でなくとも、

  その真剣な人生体験に深く根ざした言葉は詩人の言葉のように光り、

  人びとの心を打つのである。」


 

松下幸之助さんの言葉


      「素直に生きる逆境は尊い。
 
       しかしまた順境も尊い。

       要は逆境であれ、順境であれ、
 
       その与えられた境涯に素直に生きることである。
 
       謙虚の心を忘れぬことである。

       素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、

       順境は自惚れを生む。
 
       逆境、順境そのいずれをも問わぬ。
 
       それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。
   
       ただ境涯に素直に生きるがよい。


 真剣勝負

      人生は真剣勝負である。
 
      だからどんな小さな事にでも、
 
      生命をかけて真剣にやらなければならない。

      もちろん窮屈になる必要はすこしもない。

      しかし、長い人生ときには失敗することもあるなどと

      呑気にかまえていられない。

      これは失敗したときの慰めのことばで、

      はじめからこんな気がまえでいいわけがない。

      真剣になるかならないか、その度合いによって

      その人の人生はきまる。

 
      大切な一生である。
 
      尊い人生である。
 
      今からでも決しておそくはない。
 
      おたがいに心を新たにして、真剣勝負のつもりで、

      日々にのぞみたいものである。」

 

 

「致知」最新号の名言

       会社という組織はロイヤリティの高い人が
       

       懸命に働いて、業務を工夫、改善してくれるんです。
       
       

       ただ漫然と働くのではなく、
       

       毎日のルーティンワークでも、
       

       こうしたらもっと上手くいくのではないか、
       

       という意識を持ち続けるのは
       

       ロイヤリティの高い人なんです。


             鈴木茂晴(大和証券グループ本社社長)

 

   1万5,000人以上の従業員を擁する
           

      大和証券グループのトップの言葉です。

  

       鈴木氏自身、若い頃から、これはと思うことは会社に提案し、
 

    それを実行することを自らに課してこられました。

 

      証券会社の新商品について誰が一番知っているか。
 

      それは社長でも役員ではない。
 

      担当者である自分自身。

              ならば、自分がリスクを負ってでも提案を実行していこう。
 

     これが鈴木氏が一貫してこられた姿勢でした。


 鈴木氏は
   

     「若い人たちのために何か参考になるとしたら」として


    「自分の上に立つ人のすることを
よく見たほうがいいと思います」


     とおっしゃっています。

 

     自分の仕事に目を奪われるだけでなく、

   上司ならどういう仕事をするか、という視点を常に持ち続けた

    ことも鈴木氏の大成の要因だと思います。

  

    ロイヤリティーの高い仕事は、
 

    そういう心がけの中から生まれるのかもしれません。


 
 

    人生を真剣に生きてる方こそ、その実生活から自然に生まれる

    言葉があり、命や魂が入っていてそれも、そのように生きた証を

    残されていると思いました。

 

   自分たちも、世の中の為に ……    というのが、大ごとと思うなら、

   目の前の事にひたすら、一生懸命に取り組んでいたら、自分なりの

   言葉で、自分を励ます言葉や癒す言葉が、自然と生まれるのだと

  思います。