エステートリード・トップへ

おすすめ書籍

論語にふれて...

                                     BY/S.D

 新しい日めくりカレンダーを朝礼で勉強させて頂くようになり、「論語」に興味を持ちました。


「論語」と聞くだけで、難しいという先入観がありましたが、朝礼の場で深く掘り下げて勉強

 していくうちに、もっと知りたいと思うようになりました。


  そして、私を動かしたのは、1月21日の弊社のブログの吉田良次さん(丹養塾幼児園)のお話で

  した。

http://www.estate-paradigm.com/2010/01/post-74.html

2歳半の娘がいる私にとっては、衝撃的な話でした。


わが子も丹養塾幼児園の園児のような子に育てたい、


その為には母である私が学ばなければと、今の自分の愚かさと未熟さを痛感しました。

しばらくしてから、「こども論語塾」という本に出会い、娘と寝る前に1ページずつ読み始めました。


次の日は新しい1ページ+昨日のページ。2日目は新しい1ページ+昨日・一昨日のページ。


というふうに、毎日1つずつ読む論語を増やしていきました。

毎日繰り返し読んでいくうちに、娘も声に出して読むようになり、

最初の一言を読むと、次の文が出てくるようにまでなりました。


今では娘から目を輝かせながら「おべんきょうしよー」と本を持ってきます。


時には、私が疲れている日もあり、「今日はお勉強やめとこうか」というと、


「イヤ!おべんきょーする」と1日も休むことなく続けています。

その娘のやる気のおかげで、私も勉強させてもらっています。


本棚にたくさんの絵本もあるのに、なぜか「こども論語塾」の本を持ってきます。

不思議ですね。

いまでは本も2冊目にはいり、昨日は24の論語の素読をしました。

意味はまだよくわからないと思いますが、繰り返し読んでいくうちに、だんだんとその言葉の


すばらしさに引きつけられたようで、純粋で豊かな幼い心に名分が染み込んでいくのが感じられ

ます。

本のあとがきに素敵な言葉がありました。

「論語」の言葉は、普段は人の心の奥底に眠っていて、いざというときに姿を現します。


そしてその人の支えとなり、助けとなり、喜びや幸せを倍増してくれたりします。


大きな声で元気に素読をすると、漢文独特の美しいリズムが、自然に体の中に入っていきます。


そして、数々の名言・名文が、いつの間にか心の奥にたまっていきます。

それらは人生の様々な場面でお子さんたちの支えとなり、助けとなるでしょう。

もちろん、論語は私の心の支えともなっています。


毎日読んでいても、その日の心の状態によって感じ方が違い、いろいろな新しい気付きが

あったり、勇気づけてくれたり、優しい気持ちにさせてくれます。

先週の朝礼当番では、せっかく論語を勉強しているので、みんなにも知ってもらいたいと思い、

その日の課題の内容や私の思いから論語を選び、毎日1つずつみんなで読み上げました。


アウトプットしようと思うことにより、より深くその内容を掘り下げ、


今の自分には何が必要なのかと考えるよい機会となりました。


中でも、私の心に響いたのが

子曰く、(しのたまわく)
「之を愛しては、能(よ)く労(ろう)すること勿(な)からんや。


 焉(これ)に忠(ちゅう)にしては、能(よ)く誨(おし)うること勿(な)からんや。」
 
《訳》あなたのまわりの人達はあなたのことが大好きで、心優しい素敵な人に

なってほしいと願っています。だからこそ、いろいろな苦しいことも。乗り越えて
ほしいのです。そして、たくさんのことを教えてあげたくなるのです。
すべては深い愛情があるからなのです。

 まわりにいる方々に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これまでの周りの方々の教えや注意を素直に聞けていただろうか? と考えさせられました。
きっと、反発した態度もたくさんとっていたと思います。それでも、私の事を思い指導をして下さる
まわりの方々の深い愛情に本当に感謝です。何事も信じて肯定的に受け入れていき、
自分も深い愛情をもって、周りの方々に接していきたいと思います。

すべての元は自分にある

いよいよ3月

     3月の名言                          (理念と経営のコーチングカレンダーより)
 

         すべての元は

             自分にある


         自分の一念によって

             すべてが変わる

 

 

 

この3月の名言を読んで、中村天風先生の本を思い出しました。

 

言葉と笑顔が人生を変える

“言葉が人生を左右する”

  心身一如

『万物の根元である“ただ一つの気”が、人間の心の中に入って、“観念”となり、

その観念が“思考”となる。そして、その思考が 一方において行動となって現れ、

一方においては言葉になって現れる。これが、人間のみが造物王から与えられた恩恵であり、

他の動物にはないのである。』

 

“心身一如”という先人たちが説いた真理が、最近の心身医学や深層心理学の面から実証されて

いることは、まことに興味深いものがある。


西洋医学の祖と言われるヒポクラテスも「病は自然に治癒す。医はこれを助けるものなり」と、

われわれ人間の身体には、本来素晴らしい、“自然治癒力”が存在することを指摘した。

かりに病になり、負傷したりして、医者の治療を受けても、回復する治癒力、生命力は

われわれ自身に内在しているというのだ。


また、ヒポクラテスは「医者には三つの武器がある。言葉、薬草、メスがそれである。」とも

説いている。言葉が第一に置かれている点が興味深い。


言葉による自己暗示や他者暗示が心身医学の面で応用されていることは、周知の事実である。

天風先生も、「自分の言葉に自分が尊敬を感じるものを使え」と言っておられる。

人生というものは、言葉で哲学化され、科学化されているからである。


言葉は人生を左右する力がる。

言葉は暗示となり、潜在意識に入っていくのだ。  


「人間の心で行う思考は、人生の一切を切る」という視点から言えば、

愚痴をこぼしたり、、言い訳けばかりしている人は、いつまでたっても、

「できない」「だめだ」「無理だ」というマイナスの想いを口に出しているからで、

つまり、それらの言葉が自分の耳からも入るようになり、暗示として、潜在意識に

インプットされるわけである。

人間である以上、時には、グチや言い訳をすることもあるだろうが、問題なのは、

それが習慣化してしまうことである。その時点で、悪い想念を潜在意識に送り込んでいるという

ことになる。だから、運を好転させたければ、日常生活の中で、できるだけ明るい積極的な

言葉を使うことが大切になってくる。積極的な言葉を使う事によって、それが潜在意識と

同化するため、生命の一切が極めて良い状態になって現れる。

 

天風先生は、「いかなる場合にも、積極的な考え方と行動が成功を生み出す。」といつも、

強調されていたそうだ。


積極的な考え方とは、清く尊く強く正しい心である。

それらがなければ、人間が持っている本心=良心を、力いっぱい発揮することはできない。

積極的な行動とは、明るく朗らかに、勇気を持った行動を指す。

それは、清い心、尊い心、強い心、正しい心といった良心に支えられたものなのである。

 

積極的な言葉とは、
「失敗は成功のもと。だから、私はくじけない。」

「可能性は無限にある。だから困ったことがあっても、必ず解決できる絶対に成功する。」


「毎日が楽しくて仕方がない」

「私は健康でいつも元気だ」というような、聞いていて勇気が湧いてきたり、嬉しくなったり、

気分が陽気になるような内容の言葉を指す。


これらの言葉を積極的に日常生活の中で意識的に多く取り入れていくようにすることが、

重要である。自分の発した言葉は暗示として潜在意識に刻印されるため、考え方や行動が

おのずと、積極的な方向に変わるようになるからである。

 

しかし、「言うは易し。行うは難し」で、悩み事がある場合、それを実行に移すのは

なかなか難しいかもしれない。それどころか、心構えも否定的になりがちであろう。

そこで、考え方や行動までできない場合は、まず、言葉を変えてみよう。

たとえば、愚痴や言い訳・悪口のかわりに、

「大丈夫!」「かならずうまくいく」「素晴しい」「ありがたい」「今日はいいことがある」

「なんとかなる」といった、自他ともに聞いた時、気持ちが良くなる言葉を多く使うように

してみる。


会話もしかり。会話というのは、キャッチボール相手に合わせて強さを考え、会話の内容を

明るく積極的なものにしたければ、あなたのほうから、明るく積極的な話題を提供すれば

よいのである。

これを習慣化できるようにすればよいのである。

そして、最後に笑顔

笑顔は年齢、性別、学歴、職業を問わず、誰にでもいますぐできる素晴らしい能力。


笑顔があれば、自分が変わる。笑顔があれば、他人が変わる。笑顔は、まさに幸福の泉なのである。

内向的な人でも、自分に出来ること  そこから、はじめると変われるのだ。

勝負脳

2月25日 朝礼の課題です。

 

勝負脳、勝つための思考法 を読んでの感想と自分自身の未熟なところを

みつけ改善する。
 

 競泳の北京オリンピック日本選手団に、能力を最高に発揮し、

 世界に勝つための方法を伝授された日大大学院の脳神経外科が専門の

 林成之教授が、「勝負脳」を鍛えるためについてのお話を書いて下さっ

 ていました。

 

勝つための思考法6か条

林教授は、北島康介選手が平泳ぎで優勝した要因として

相手との勝ち負けではなく、自分に勝つや世界新記録に集中したこと」

などを述べておられました。

 

その6か条は次のとおりです。

・ライバルは自分 (ライバルに勝とうとするのではなく、自己記録の更新  

          にこだわる)
・全力投球する  (常に、自己ベストの3割増の力を出そうとする)

・疲れた、大変だというような否定的な言葉を使わない

・調子のいい時は休まず、アグレッシブにやり続ける(リズムが大切)

・最後まで「勝った」と思わない

・自分の世界を作る (プールと自分が一体化するイメージを持つ)など
 



 
 
 競泳の日本代表チームに「世界で勝つための脳科学戦略」を伝授した

 林成之・日大大学院教授は、北島の偉業の要因について

 「勝負に勝つための脳の機能“勝負脳”を完全に発揮した」とみている。

 脳神経外科が専門の林教授は、大会前の韓国・済州島合宿など3回に

 わたり競泳チームに講師として参加、選手に「人間の能力を最高に発揮

 する方法」を専門家として講義した。

 

  林教授は北島の栄冠を

 「勝つことではなく、“勝ち方”に執着した結果」と指摘する。

 最高の力を発揮するには、相手との勝ち負けではなく、

 「過去最高の自分をさらに乗り越える」という考えが重要だという。

 その能力が発揮されたのは百メートルの決勝。

 予選、準決勝で北島の記録を上回った新星、ダーレオーエンの存在を

 ネガティブにとらえず、「あくまで自己ベストの更新、自分に勝つこと」

 という目的意識で臨んだことが勝因だと分析する。

 

 同教授はまた、北島の試合前後の発言にも注目する。

 「決して否定的な言葉を吐かず、自分を追い込んでいる」。

 頂点を極めた人間が「自己を守る本能」を乗り越え

「有言実行で高みを目指した」姿勢こそ北島の“脳力”だと感嘆した。

 

 北島について林教授は、運動神経のリズムや、ゴール直前でストップを

 かけない脳の働きなど、脳と体の連係において「すべてをクリアした

 最高の選手」と称賛すです。

   

「脳の仕組み」を人生とビジネスに応用する!

 著書『勝負脳の鍛え方』では、ここぞという時に脳の力を最大限に

 発揮するための、脳の使い方を解説します。意識・記憶・心や脳の

 仕組みを理解し、勝負に勝つため・独創性を出すため・運動上達の

 ための「勝負脳」を鍛え、活用する方法が語られていきます。

 

 ながく最先端の医療を行う救命集中治療の現場で、研修に研修を

 重ねる作業をやってこられた林氏が、世界中の論文と臨床データから、

 まとめられた結果です。

 ここでは、頭をよくするためには、記憶や考え、心を同時に発生する

 メカニズムに基づいた学習方法を習得する必要があり、少なくとも

 脳の「間違う仕組み」を克服する必要があると主張されます。


 ・意識と記憶と心が同時に生まれる仕組み

 ・頭を良くする本質が詰まっている人間が考える

  “驚くような巧妙な脳の仕組み”

 ・勉強・仕事が出来なかったのは、心の仕組みを知らなかったから

 ・脳科学がついに解明した! 部下・子供はこうやって育てよう

 ・脳の力を最大限発揮し、勝負に勝つための脳の使い方

 ・“否定語使用”がもたらす脳と意識、行動への制約と悪影響

 ・多くの人が手に入れたいと思う独創的な脳の力を発揮する方法

 ・成功する人が知らず知らずにやっている人間の自己保存の仕組みを

  破る方法とは?

 ・宮崎 駿監督もやっているヒラメキあふれる物語りを作る秘訣とは?

 ・運動の上達や達人になるための脳の活用法

 ・なぜイメージを作れる人は達人になれるのか?

 ・北島康介選手が実践した、相手の長所に打ち勝つ必勝方法!

 ・脳科学からみた“目的”と“目標”の違いとは?

 ・自信は本当に大事! 脳と自信の関連性についてのメカニズム

 ・成功し続けるちょっとした癖づけとは?

 

 

そして、人間の脳がわれわれに求めているものとは?
 『3つの本能を全部クリアしないと金メダルは獲れないんですね』

対談がありましたので、

Q  勝負脳って何なんでしょうか?



(林教授) 人間の能力を最高に引き出す方法っていうんでしょうか。

  スポーツに限らず人生においても仕事においても  

  勉強においても「最高の力を引き出す方法論」、

  そういう風に考えていただくといいと思います。



Q では、私たちが言う「頭が良い悪い」というのは勝負脳に

  深く関わっている?



A そうですね、そのものズバリだと思います。



Q じゃ頭の良い人ってどういう人で、頭の良くない人はどういう人

  なんですか?



A オリンピックを見ていても、金メダルを獲る方ってすごく頭が

  良いって思いません?



Q そうですね!見るからにするどい!



A 考え方も違ってる!

  そういう風にならないと力が発揮できないんです。

  それは基本的には人間の本能から来ているんです。



Q 本能ですか。


A 我々人間には「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という

  3つの本能があるんです。


Q 食欲は・・・(笑)


A それは「生きたい」の中に入っているの。


Q あぁ、そうですね!


A 「生きたい」と「仲間になりたい」から宗教が生まれている。

  「仲間になりたい」と「知りたい」から文化が生まれている。

  「生きたい」と「知りたい」から科学が生まれている。


Q うんうん。

A ところがスポーツは3つ全てを含んでいるんです。

  だから3つの本能を全部クリアしないと金メダルは獲れないんですね。

  『だからイケメンや美人といった左右統一、バランスの取れている顔が

  好きなんです』


Q なぜ私たちはイケメンや美人を好きになるのか?というのも

  脳の仕組みによるものなんだそうですね?


A そうです。我々はものを考えるときに、ひとつの基準を持っているん

  です。これは「一貫性」を持っているので「筋の通らないもの」が

  イヤなんです。


Q なるほど。


A ですからデザインも左右対称でバランスが取れていないと、

  それは美しいと人間は考えないようにできている。

  飛行機のデザインが美しいと感じるのは、そういうこと。


Q シンメトリーが好きなんだ。


A だからイケメンや美人といった左右統一、バランスの取れている

  顔が好きなんです。


Q 例外ってあるんですか?


A 例外はお母さんだけね。赤ちゃんもぶすはきらいなんです。

  しかしどういうことかお母さんはどんな顔でも好き。

  それはものを考える神経伝道脳ができるときに、お母さんの

  心臓の音、おならの音、ものを食べる音を聴いているから。

  だからお母さんのことはなんでも好きなんです。


Q それも人間の本能なんですね。

  そうなんです。だからお父さんは努力しないといけないんです。


A ふふふ。世の中のお父さんはなるべく子どもと遊んであげないと。

 Q そういうこと。

 

 

 

北島選手が特に意識したのは、

「ネガティブなことを考えた瞬間に、脳と体のスイッチが切れて、

 最高のパフォーマンスがでないということから、否定的な言葉を使わ

 ないようにすること」

「ライバルに勝つのではなく、過去の最高の自分を超えることを

 目標にする」、この2つだったそうです。

 

 金メダルを取るためには、ライバルに勝つ必要があります。

 しかし、ライバルに勝とうとするのではなく、

 「過去最高の自分の記録を超える」ことを目指して泳ぐ。

 これは、100Mの決勝戦でみせてくれた、あの泳ぎそのものではないで

 しょうか。ストローク数を押さえて、彼の強さの特徴を最大に生かした

 レース展開。完璧な泳ぎと評されました。

 

 

勝負脳を鍛えるには?
 
  試合に勝つためには、体を鍛えたり、セオリーだけでなく、

  人間の脳の働きまでを考えて、勝つための戦略を練ることが重要。

  
  林教授の著書「〈勝負脳〉を鍛える」に、北島選手たちが受けた

  レクチャーの内容(脳の働きや勝負脳の鍛え方)が紹介されています。

  脳科学の発達で、人間の性格や行動、心までが科学的に解明されて

  くると、林教授が言うように、脳の働き・仕組みを知ることで、

  自分の弱点を克服できる、ということはとても説得力があります。

 

勝負脳の鍛え方の中で、私がマーカーしたくなったのは、脳の習性を

もとにした「サイコサイバネティックス理論の応用」という部分です。

人間は必ず目的を達成する習性を持っているので、それを理解し、

次の3つを守ることができれば、非常に困難だと思われることでも、

(時間はかかるかもしれないが)必ず達成できる、林教授はそう力強く

断言しています。

 

■目的ではなく目標に集中せよ
ただ「ガンバリます!」ではダメ。何を達成しようと頑張るのかを、
はっきりさせること。特に、目的と目標を区別して考えること。優れた勝負脳の持ち主は、決して「目的=勝負の結果」にはしない。勝つためにはどのようなゲームプランを立て、何を目標に戦いを進めていくか、そのプロセスに気持ちを集中させることが、結果として目的達成につながる。

■目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
自分の弱点を認めること。うまく行かない理由を分析して、何が自分に欠けているのかをあらゆる角度から検証し、批判を受け入れて、それを解決する具体策を立てることが目標達成の条件になる。できるだけ高いレベルのコーチや一流選手の視点から評価を受けると、上達も早くなる上に、到達できるレベルも高くなっていく。

■目標を達成するまで、その実行を中止しない
人間は、目的や目標が達成できないと、色々な理由をつけて方向転換しようとする。これは、人間が持つ(自分の脳を守ろうとする)自己保存の本能に従った考え。これを一度体験して癖になってしまうと、何をやってもいつも目的が達成できない脳になってしまう。そういう仕組みが人間の脳にはある。

これまで、精神論や「~すべき」と語られてきたことが、脳の機能に従ったものなのだと分かると、腑に落ちてとてもスッキリします。そして、勝負脳は、スポーツ選手だけの話ではなく、仕事や日々の日常において生かされるものです。


 

 

脳の疲労は大敵!
 
気分が乗らない、何をするのも億劫などと、脳はさまざまな言葉で疲労の

サインを送っています。

脳は、ストレスが加わると、疲労がなかなかとれない臓器だということ

です。そのため、勝負脳を鍛える上で注意したいことが、脳を疲れさせな

いこと。ストレスを色々抱えている、解決しない悩み事がある、

いつも悪い方向へ考える、上手くいかないので焦っている、というような

とき、能は疲労状態。否定的な言葉が頭に浮かんだりするのは、

脳が疲労しているときの症状なんだそうです。

そのため、普段から脳にストレスがかからないような生活を心がけることが

大切。

脳の疲労をすばやく取り除くには、気のおけない友達や家族と

「楽しい会話」をすることが一番。そこで、愚痴をこぼしてはいけないよう

です。

 

また、耳の痛い話があります。仕事でやり残したり、問題を先送りしたり

する人は、常に脳にストレスを抱えた状態になるので、ここ一番で力を

発揮できないということです。

一日の仕事をテキパキと片付け、目標を達成する行動パターンをつくり

鍛えることが大切とのこと。

 

林教授が言われることは、どれも当たり前のことなのですが、

それが脳の働きに沿って解説されるため、すぐに「心掛けなければ!」と

モチベーションが上がっていくので不思議です。

何事も、最後はメンタルの力が結果を左右します。

勝負脳は、負けそうになる気持ちを鍛える知識として役立つものだと

思いました。

 

やる気のスイッチ

 

やる気のスイッチが入った瞬間


昨日に引き続き、「理念と経営」の本から設問についての勉強です。

企業事例で、品川女子学院が掲載されていました。

創立から八十五年という歴史を経て、一時は生徒数の減少に悩まされた

学校を改革し、七年ほどで、入学希望者六十倍、偏差値を二十上げた

漆 紫穂子校長のお話が掲載されていました。

 

漆校長の使命感の裏には、「子どもの喜びが第一」という教育者としての

信念がありました。


「生徒達と、毎日接していて『あっ、この子、こんなに変わった』

 と思う事がたびたびあります。と話はじめられたそうです。

 

「私は、子どもが変わる瞬間には四つくらいあると思っているんです。

その四つとは、

①子どもが自分の好きなことを見つけた時

②小さな成功体験によって、自信が生まれた時

③自分なりの目標ができた時

④人のために何かやって喜ばれた時

 

こうした瞬間に子どもたちは変化し、大きく成長していく。

その瞬間のことを「やる気のスイッチが入った瞬間」だと言う。

 

「どのような子もその子なりに一生懸命になれる『やる気のスイッチ』

を持っていると私は思っているのです。

そのスイッチが入った時に、子どもに前向な心が生まれるのです。

だけど、『やる気のスイッチ』は、自分の中にあるので、外から押して

上げることはできません。本人が自分で押すしかない。

私たち教師や親がやらなければならないことは、本人が自分で

『やる気のスイッチ』を押せるような環境をつくり、そのやる気を

継続していけるように水やりを続ける、そういうサポートをしていく

ことだと思います。」

と、現在は、都内でも有数の人気校として名高いそうです。

 

ここまでの道のりの中では、漆校長は、代々引き継がれている

この学校に就職したわけではなく、別の私立の高校に就職していたそう

です。そんなある時に、「廃校危機度ランキング」という都内の内部資料を

見せられ、品川女子学院が危機度の上位にランキングされていたのです。


ここまで学院の状態が悪化しているとは考えていなかった漆さんは、

すぐに戻ってご両親の力になりたいと思ったそうです。

そして、学院の国語教師として戻り、三年目くらいから、学校の改革に

取り組まれたそうです。


まず生徒を集められるような魅力ある学校にすることが先決と考え、

そのために子どもの進路指導のプロである進学塾をまわり、塾の講師が

いい学校と認めるのはどういう学校なのか、さまざまなヒントを探ったり、

「学校のどこに不満があるのか」

「どうしたら、この学校の生徒として誇りをもてるか」

など生徒さん達にアンケート調査を実施されたりしたそうです。

 

学校側でも改革チームをつくり、生徒の立場から見ていいと思えることを

手当たり次第にされたそうです。


教師たちの声も聞いてみると、「学校の進む道がわからない」

「トップのビジョンがない」などの意見も上がったそうです。

その時、ずっと、明確な目標やビジョンは打ち出してきたつもり

だっただけに、ショックだったそうです。

 

このとき漆さんは、「人から与えられた目標は自分の目標にはならない。」

そして、職員全員で、学院のミッション、ビジョン、バリューを作って

いこうと話し合いを重ねてこられたそうです。

そうした中で、「生徒が喜ぶ姿を見るのが一番うれしい」という共通の

価値観が確認でき、みんなが、

『生徒の成長のためにできることは何でもやろう』

という気持ちになっていったのだそうです。

 

 

それから、十年もたたないうちに「最も華麗な学校改革」と言われるほど

の成果を出し、入学希望者を数十倍に、さらには、偏差値を二十も上昇さ

せたそうです。

 

この改革を続けさせたものとは、子どもたちの存在と、オーナー家族として

の使命感だと。

そして、それと同時に学校は、卒業生の母校を守るという「経営」と

在校生を育てる「教育」を学校の理念に従って、教育理念として、

『自ら考え、自ら表現し、自らを律する』を掲げ、その理念を踏まえて、

『世界をこころに、能動的に人生を創る日本女性の教養を高め、

才能を伸ばし、夢を育てる』事を教育目標にされているそうです。

家庭においても社会においても必要とされる健全で明るい、しかも一本 

筋の通った気品高い女子を育てたい、と考えていたそうです。


さらに、この教育理念を実践するために、「28プロジェクト」と銘打った

独自の総合学習プログラムに沿った教育もされて、女性の28歳という

ターニングポイント時にどのように生きているかという、社会では仕事・

社会のためにやっと、貢献できる時期だったり、結婚・出産を考えると

いう年齢の時期。このときに自分は、どんな生き方をしていたいのか。

あるいはどんな職業についていたいのか。そういうことを子どもたちに

考えさせる。そのための企業コラボレーションや起業体験プログラムなど

のプロジェクトだそうです。

『自分で何か将来の方向性を見つけたとき、今の自分が未来の自分に

つながっているということに気づく。

すると、学習のモチベーションが上がり、日常生活にも積極性が出てく

る。』、つまり、「やる気のスイッチ」が入るというわけらしいです。


ここまで、読んで私たちの会社も同じだなぁと思います。

 

学校とは違いますから、「やる気のスイッチ」をいつもいつも、社長や幹部

におしてもらうわけにはいきません。

それでも、やる気のスイッチが入るように会社も努力は必要と思います。

その中で、そのスイッチを入れられる人と入れられない人、入れ方がわから

ない人。個人差があります。

今月の課題でもある人財という観点からみると、会社の目標と個人の目標が

一致していなければ、そのスイッチは、入りにくいと思いました。

 

目標を明確にしていく必要があります。

そのために、自分なりのリサーチする努力をしなければいけないのでは

とも思いました。

昨日のブログにも書いたように、幅広い知識や知恵を持った中での行動と、

持たない行動とでは、結果が違います。


それと、目標の持ち方も、漆校長が改革チームを作った時に感じた、

人から与えられた目標は、自分の目標にならない。というのは、その通り

だと思います。

私たちは昨年、みんなで、それに気づき、半年以上、時間を掛けて、

会社の経営理念と経営指針を作り上げました。

 

個人の価値観と会社の価値観の一致や、何の為の誰の為の仕事かという

意識の再認識など…、とても、いい時間だったと思います。

 

お客様第一主義のこころという、常にお客様の視点に立ち、お客様に喜んで

頂けるように「おもてなしの精神」をもって、どんなことも誠実に日々進化

できるように努力をし続けます。を根本に「企業は人なりのこころ」や

「永続繁栄のこころ」などを指針として、仕事を通して、豊かな人生が送れ

るように感謝の気持ちと、それを報いるために社会貢献ができる社会人を

目指そうと、決意し理念に掲げています。

それでも、日々の仕事に追われ、ついつい目先のことにつまづき、中には、

自分自身が、テンションが下がっていて、目標が解らなくなっている人も

いるかもしれません。その時は、常に、朝礼で学んでいる事を思い出して、

わからなくなったら、目の前の事に一心不乱に取り組めば、おのずと、

道が開けてくるはずです。と信じています。

やる気のスイッチは、自分の中にしかありません。

自分の好きな所をみつけて、小さな成功体験をしっかり自信に変え、

少しずつでも、目標を持っていきましょう。

そして、やはり、目の前にいる人に喜んでもらうために、人に役立つこと

をしてみましょう。きっと、変わり始めるんだと思います。


そして、その努力にいつも、会社は、社長は、幹部は、上司は、みんなで、

水やりや、肥料やりや 気付かないところで、愛情を注いでいると思いま

す。そうあり続けたいと思います。

2月 最終の週となりました。

2月の月間テーマ「人財」になるために…というところで、

今週は、「夢や目標を実現するために、どのような能力を伸ばす

必要がありますか?」

という質問について、各自で再認識しなければなりません。

 

そこで、「理念と経営」の本から、学び再認識したいと思います。


社長力・管理力・現場力が三位一体とならなければりません。

まず、社長力のところでは

   社長の器 以上に会社は良くなりません。

   最大の発展の術は学ぶこと以外にありません。

   社長自身が学び、人財を育成すれば、ローリスクでハイリターンを

   得るのです。    とあります。

そして、管理力では

   幹部の力量次第で、部下の人生は決まる。

   「朱に交われば赤くなる」仕事ができなくて、

   愚痴をこぼす上司に交わると、一年もたたないうちに、

   仕事のできない部下、愚痴をこぼす部下をつくります。

   幹部が指導技術を身につけて、部下を仕事の出来る人財に

   していけるかどうかは、幹部の「管理力」のなせる業です。

それから現場力で

   現場は、顧客満足、企業経営全般、コスト意識、

   社長力・管理力・現場力の三位一体などにまで視野を広げて、

   幅広い知識や知恵が不可欠です。経営知識や知恵がなければ、

   いかに仕事を効率化しようとしても、業界枠内の思考回路では、

   真の能力は発揮できません。

  “専門バカ”では「生き方そのもの」が小さくなってしまいます。

   やがて、父となり母となる人は、自分の子供の人生にも

   大きな影響を与えていきます。

   現場が学ばなければ、決して会社の発展はありません。

   教育費は、コストではなく、最高の投資である。

     「学ぶことはローリスク」と述べられています。

   もちろん、本代が要る、寝る時間を犠牲にしなければならない、

   物事を深く、かつ幅広く考えなければならないなど、そうした

   労力は欠かせません。

   しかし、学んだことは使った労力の数倍にもなって返ってきます。    

   多くの方は、学ぶことでどれだけ多くのリターン(利益)があるか

   を考えていないのです。

      人間力・考える力・仕事力・感謝力を磨こう。

   人間力とは、チャレンジ精神や、未来を描く能力のことです。

   誠実さや親切を実現する力です。

   学ぶことで、大脳新皮質の右脳を鍛えて、自分が幹部になった

   ときのために蓄えておくことが必要です。

   そうすると業績向上に寄与できる存在になれます。

   
   現場の人達が、考える力を強化することも大事です。

   仕事をスムーズにするには、「5W2H」(なぜ・何を・どこで・

   いつ・誰が・どうやって・いくらで)で具体的に考えることです。

   抽象的で曖昧では、仕事の着手が不明確になります。

   特に壁を突破するためには考え抜く力をもたなくてはなりません。


   仕事力も欠かせません。優先順位や重要度などを素早く考え、

   何を先に行うべきかの判断力が必要です。

   大脳辺緑系の左脳を磨いておく必要があります。

   感謝力は、家族や、お客様、職場の仲間に心からの

  「ありがとう」が言えるかどうかです。

   感謝している時ほど幸せはありません。


この三つの事を全員が、意識して取り組む必要があると思います。

幹部じゃないから幹部の管理力は考えなくてよいとか、幹部だから、現場の

ことは関係ないではなくて、全部が必要不可欠だと思いました。

私たちの会社も少しずつ意識の変革があり、チームとして色々な学びと、

助け合いが行われ、切磋琢磨していると思います。

さらに、各々の目標を明確にして、5W2Hを徹底していき、

視野を広げる意識をもっと持ち、現場で発揮することができるように、

努力を継続することを心掛けなければいけないし、社長も幹部も現場も、

全部を把握した上での勉強をしていきながら、会社を繁栄させなければ

いけないと思います。

心構え

苦境が人を鍛え上げる                                                                                        by/N.E

「気持ちがすさんでいれば、どんなに良い環境にいても悲惨な境遇と

  変わらず氷のように冷え切ったところにいるようなものだ。
 

 気持ちが健やかであれば、苦境に陥っても氷が溶けて水になるような

 暖かさに包まれた気分で生きていける。」

 

 人生は、本来意に染まない事が多いものだが、そういう時にも正面から

 向き合わなければならない。

 しかしながら、決して苦難の道しか残されてないと考えるべきではない。

 世の中は、「正」と「負」が表裏一体になっている。


 悲しみや苦しみからは、喜びや楽しみが常に生まれ、衰退や敗北からも

 繁栄や栄光が立ち上がってくる。


 昔から「楽は苦の種、苦は楽の種」というではないか。

 喜ぶべきことに、生活が苦しくても、笑いが絶えず、あたかも苦しい

 ことが無いようかのように振舞う人々がいる。

 そういう人々は、「楽しいのは心の動きであり、外界によって

 左右されるものではない。」という。

 

 孔子は、弟子の顔回(がんかい)を次のように賞賛した。


「質素な食事、わずかな飲み物、狭苦しい路地裏住まい。

 普通の人にはとても我慢出来ない赤貧の暮らしでも、顔回は相変わらず

 楽しく生きている。まことに素晴らしい人物である。」


 たくましく生きている人は、困難な生活でも不安におののくことは、

 ないのである。


 苦しいと思うかどうかは、気持ち次第でどうにでもなることを

 知っているからである。

 

 不遇な日々でも落ち込むことは無い。

 なぜならば、耐え忍んでいれば、苦しい時ほど、そこから得られる

 果実がますます美味であることを承知しているからだ。

 

 だからこそ逆境は必ずしも悪いことばかりではなく、素晴らしい

 恩恵もあたえてくれるのである。


 苦境は、人の頭を働かせ、精神力を鍛え上げ、後に人格を育むのである。


 前回に続き『菜根譚』の一説です。

 人生の中で、会社(社会)で、家庭で良い事もあれば、悪いこともある。


 人生には楽あれば、苦あり、その繰り返しで人生は変化し、過ぎていく。


 過ぎていく過程をどう過ごすか・・・


 辛いとか悲しいと思う事が起きたときに、どう対応するかで、

 その先の人生が変わります。


 苦しい、辛いと嘆き、悲観し、逃げるのか。


  苦しいけど、頑張ろう。辛いけど耐えよう。逃げずに立ち向かおう。

 両者の違いは、どこに出るのでしょうか?

 

 いつかのカレンダーにあったように『一筋の光明』で違いがでるように

 思います。


 暗いトンネルの中、じっと目を凝らしていると、一筋の光明が、

 行き先を照らしてくれます。


 逆境に耐え切れず、暗闇をやみくもに逃げ回っては、行き先もみえず、

 出た先は崖かもしれないし、途中で息絶えるかもしれない。


 でも、暗闇でじっと耐え、泣きたくなることもあるかもしてないが、

 泣いてしまうくらい、暗くて怖くて辛い思いをしても、先にある光を

 信じて、疑わず、進んだものが一筋の光明に照らされ、歩むべき道を

 歩めるのだと思います。

 

 松下幸之助氏のお話の中で、

 『悲観したり、思うようにいかなかったり、 迷うときもある。

  もうこれしかないと運命をかける事ができるかどうかが、

  成功と失敗の分かれ道となる。』 と。

 

 人は、逆境に陥ると心が迷いはじめます。


 心が迷い、後ろ向きになった時、正しい道を見失います。

 

 逆境は必ずくるものです。真摯に受け止め、それを乗り越えたとき、

 たくさんの悲しみや辛さがあった分、人は大きく成長します。


 迷わない自分になれます。

 心の成長が、次の成長を生み、また次の成長を生み・・・

 そうやって、逃げずに、しっかりと足を、心を踏ん張って自分の成長を

 楽しみたい。

 そう思います。

「我流」 (われ流)

 

 今日の日めくりカレンダー

 

 

『一道を究めた人たちは、一様に八十になっても九十になっても

 感動する心を失っていない。

 その姿勢はそのまま、人に感動を与える力になる。』

 

 無名の彫刻家ロダンは孤独の中で黙々と修業を積み、密かな成熟を

 遂げた。

 そして、1864年、24歳の時、1つの作品を発表する。

「鼻のつぶれた男」である。だが、ロダンの成熟は当時のサロンには

 理解されなかった。作品は落選した。

 ロダンは、ふたたび沈黙する。

 この沈黙はそれからロダンが若者の像『青春時代』を発表して

 世間の注目を集めるまで、実に13年も続くのである。

 

 20歳を過ぎたばかりで神経衰弱を病む、これもまた無名だった

 ドイツ人の詩人リルケが、パリ郊外にロダンを訪ねたのは,
 

 ロダンがその地位を確立していた1902年だった。

 リルケは約2年間、ロダンの秘書としてロダンの下で暮らす。

 リルケは感嘆した。ロダンの生活ぶりに、である。

 世間の批評なと゜ どこ吹く風、ひたすら、大理石を刻み、

 思索にふけり、また鑿を振るう。黙々とその研鑽を繰り返す。

 その姿に感動して、リルケは言った。
 

 

  「ここに生き神様がおられる。これだけ我慢でき、

      これだけ仕事に情熱を注ぎ得る人は神様だ」

 

 ロダンの生活と人格に若い詩人の魂が

 感応し、リルケもまた詩人として大成していくのである。

 

 後年、リルケはこういう言葉を残している。

 

  「私の課題は私自身を成熟させることだ。」

 

  若年期のロダンの生活の中からこの言葉がうまれたことは

  想像に難しくない。

 

 

 「我流」とは、単なるわがままのことではない。

  単なる気まま、自分勝手のことではない。リルケの言う

 「自分自身を成熟させる」ことである。

 

  大いなる理想に向けて自分を成熟させていく、そのプロセスの

  果てに自然に生まれてくる、あるいは形成される、その人なりの

   流儀 それこそが「我流」なのである。


 

  「守破離」という言葉がある。


  世阿弥の『花伝書』に書かれ、また武道などでも言われる、

  修業の姿を示す言葉である。

 

 

『守』   最初の段階では、指導者の教えを守っていきます。

          できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、

          指導者の価値観をも自分のものにしていきます。

          学ぶ人は、すべてを習得できたと感じるまでは、

          指導者の指導の通りの行動をします。

          そして、指導者が「疑問に対して自分で考えろ」と

          言うことが多くなったら、次の段階に移っていきます。 

 

『破』  次の段階では、指導者の教えを守るだけではなく、

         破る行為をしてみます。 自分独自に工夫して、

         指導者の教えになかった方法を試してみます。

         そして、うまくいけば、自分なりの発展を試みていきます。

 

『離』  最後の段階では、指導者のもとから離れて、自分自身で

         学んだ内容を発展させていきます。

 

  厳しく鍛えて基礎を完璧に自分のものにするのが「守」である。

  その向こうに創造性が芽生える。 「破」である。

  そして自分のリズムで自在に動く境地が出てくる。それが「離」である。

  これはそのまま「我流」の姿でもある、と言えるだろう。

 「離」に至るのは至難の業である。だが、「守」がなければ「破」にも

 「離」にも至り得ないことを我々は知るべきである。

 

 

 

 どの道にも必ず型というものがある。

 そして、繰り返し繰り返し、型の稽古をしなければならない。

 型は昔から代々受け継がれてきているが、実は少しずつ工夫が

 加わって次第に良いものだけが残されてきている。

 型は常に同じものではなく、変化している。
 

  受け継いだものを守り、現代(いま)に合わなくなったものを

  捨て去り、そこに新しく、独自の工夫を加え、それを繰り返す。

  そして今までの型を越える、独自の世界(オリジナリティ)を

  創り出していく。 
 

 

  このような教えの下、ひたすら、自分の特徴を生かして、

人に感動を与えられる人間になるために学び続けたいと思いました。

 


致知の購読されている方でも、素晴らしい方が沢山いらっしゃて、

中でも、「私は、93歳の老農です。死を直前として少しでも磨きを

かけて旅立ちたいと勉強しています。……」

というような内容のお手紙を頂かれたそうです。

 

素晴らしいと思いました。

『我道』

 

                                                        by/N.E


ある儒者は、『水の流れが激しくとも、流れに身を任せていれば、

落ち着いていられる。花がしきりに落ちていくのも、自然なことだと

思えば心も乱れない。』

このような心構えで人に接していれば、心身とも自由でいられよう。


 

“菜根譚(さいこんたん)”の一説です。


心が落ち着いているならば、さまざまな疑問や判断のつかない問題を

じっくり検討することが出来るし、諸々の雑務にも余裕をもって対処

できる。

 

 

扱いにくい厄介な問題に直面し、これを解決することに着手する場合、

頭の中に余計な雑念を入れておいてはならず、あらゆる誘惑、干渉、

浮ついた考えを意識的に排除し、極力集中することに努め、静かなる事

水の如き精神を保たなければならない。

 

 

現実の生活においては、多くの雑事の為に心がかき乱されている。

金銭や地位を追い求めてみたり、仕事がうまくいかなかったり、

心理的に不安定な状態になったり、他人の噂話や悪口に悩んだり・・・

 

 

 

哲学者の西田幾多郎は

 

 

「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行なり」

 という言葉を遺している。

 

 

 そのとおりである。

 

 

 

自分には自分の人生や目標、生き方がある。

自分の思う通りの人生を生きる事が出来ず、常に他人の顔色を窺いながら

暮らさなければならないとしたら、それは明らかに他人の為に生きている

ようなものだ。

 

 

そのような人生に何の意味があるのだろう。

 

世渡りの為だとしても、いつも他人の歓心を得る事に汲々としているのは、

心理的物乞いと同じである。

 

この様な状況を打破するには、頭を働かせるだけではなく

 

 

「他人の事を気にしない」

  度胸が必要だが、これは必ずしも誰もがもてるものではない。

 

 

 

ここで逸話をひとつ紹介したい。

 

 

ある禅師が、その師匠である高僧と対座していた。

 

 

高僧は、禅師に「私の前の師匠の教えを覚えているか?」と訊いた。

 

 

禅師は、少々得意げに答えた。

 

 

「はい。自分の素晴らしさは普段気づきにくいものですが、

  無欲になればそれが見えてくる。それが悟りである。

  という事でした。」

 

 

高僧は、これを聞くと大笑いし、その場から去った。

一晩中、高僧の大笑いの意味を考えた。

 

翌朝、禅師は、高僧に訳を尋ねた。

高僧は笑うだけだったが、突然「道化師は、人に笑われようが

気にしないが、お前は笑われることが気になって仕方ない。」

禅師はこれを聞いて、たちまち疑問が氷解した。

自分が何も間違った事をしてないのであれば、他人から笑われようと

気にする事はない。と。

実際周囲の思惑、顔色、好悪の感情を考えすぎ、他人の目の色を

気にして生きていくのは愚かなことこのうえない。

 

 

人には、それぞれ個性があるものであり、いちいちその事に

  自意識過剰になっても意味が無い。それに、自分が考えるほどに、

他人は自分に関心など寄せてないものである。

したがって、最も大切なことは他人の見方ではなく、自分がどのように

考え、どのように行動していくのが良いのかを心に問いかけ続けること

ある。


とありました。

 

 

これを読んで、きっとその時の心情や、生き方でとらえ方が様々だろうな

と感じました。ただ、この教えを間違ってとらえては決していけない。

さもすれば、自分は自分でいいんだ。人の事なんて気にしなくていいんだ。

を間違った方向でとらえてしまう人がいるかもしれない。

 

我(が)を通すのではなく、ここ数日の朝礼、ブログのコメントでも

あったように、真直ぐな正しい信念を持ち、素直な心で自分の価値を

見出し、人の教えは素直に聞き、人と共存し、共に生きていく。

それには、芯にブレのない自分であることだと思います。

大人になると、変なプライドや羞恥心で、心が真直ぐに向かない事が

多々あります。

 

そこには甘んじるのではなく、間違っていると感じたら、すぐ修正する。

上司に教えて頂きました。変わろうとするには忍耐が必要と。

良い意味の忍耐です。辛さに、耐え忍ぶというより、今までの自分の

マイナス部分に気づき、長年連れ添ったマイナス部分を切り離す作業に

対して、忍耐強く根気よく切り離し、改善していく。


 

 

心静かに落ち着かせ『自分の心に問いかけ続ける』作業を続ければ、

どんな壁にあたろうとも、きっと越えられる。

そうやって、自分で自分に価値をつけていく。


 

我道をいく・・・わがままな道を行くのではなく、先達の教えを

素直に乞い、正しき道を行くことで、はじめて我道を歩めるのだと

思います。

 

今日の朝礼の日めくりです。

「仰ぐべき師を
 持たぬ人生は
 大きな不幸である」

 『荀子』(じゅんし)はいう。

  人には三不祥あり。
  幼にして長に事(つか)ふるを肯(がえ)んぜず。
  賤(せん)にして貴に事ふるを肯んぜず。
  不肖(ふしょう)にして賢に事ふるを肯んぜず。

  人に三つよくないことがある。
  幼いのに年長の人につかえようとせず、
  卑賤なのに貴い人につかえようとせず、
  愚かなのに賢者につかえようとしない

  仰ぐべき師をもたぬ人生は大きな不幸であることを、先哲の言葉は教え  

  ている。

 

  とても、むずかしい言葉での日めくりカレンダーだったので、
  さらにどういうことかを掘り下げようと思いました。
  すると、この「仰ぐべき師を 持たぬ人生は 大きな不幸である」
  というメッセージには深い深いものがありました。

  この「小さな人生論」の中の文章を読んで、私は、衝撃を受けました。
  感動で涙が溢れてきました。 胸がいっぱいになりました。
  こんな感動は、久しくなかった感動でした。
  そして、自分の愚かさに情けなさに涙がでました。

 


 わが心の先師先賢

 

吉田良次さんは兵庫伊丹の跡継ぎに生まれた。安岡正篤師に出会ったのは、昭和24年、18歳の時である。
「自分の人生は一介の農民としてこのまま終わっていいのか」--
その煩悶(はんもん)が師の門を叩かせたのである。   

                      煩悶 (悩み苦しむこと)

以来、吉田さんは農業に勤(いそ)しむ かたわら安岡師に親炙(しんしゃ)し、古今の聖賢の教えを学ぶ道に入った。  

               親炙 (親しく接して感化をうけること)


吉田さんの非凡な点は、その学びをわが身のみにとどめなかったところにある。自分が培ったものを少しでも後世にと、自宅の納屋を改装し「丹養塾幼児園」という保育園を開設、古典の徹底した素読教育を実践したのである。
二歳から六歳まで、園児は常時20人ほど。吉田さんは、自分が感動をもって、学んだ古典の言葉をそのまま教えた。

子供たちの1日は、朝30分の"勤行"から始まる。
「禊祓詞」(みそぎはらいのことば) 「修証議第四章・発願利生」(しゅうしょうぎ だいよんしょう・はつがんりしょう)「般若心経」、それに本居宣長などの「和歌」、三輪執斎の「憤」なを唱和するのである。
 
意味を教えたりはしない。解説を加えることもしない。吉田さんが先頭に立ってとにかく朗誦(ろうしょう)する。子供たちが後について和する。

この繰り返しが驚くべき力を発揮した。一年もしないうちに、どの子も古今の名言をすらすらと朗読するようになったのだ。それだけではない。新しく入ってきた子は年上の子に倣って朗読するようになる。そして、いつか漢字交じりの原文を読み、書き、意味を理解するようになっていくのだ。


平成15年11月20日、吉田さんは亡くなられた。

葬儀では園児を代表して六歳の吉田歩未ちゃんが、「お別れの言葉」を読んだ。
その原文がある。筆跡は六歳児らしくたどたどしい。だが、漢字仮名まじりで書かれたその文章は、誰に教えられたのでもない。紛れもなく六歳の子どもが自分で考え、自分の手で書いたものなのだ。

そのまま引用する。


     お別れの言葉

園長先生、歩未の声が聞こえますか。
二歳十か月の時、丹養塾幼児園に入園してから、漢字、算盤(そろばん)、諺(ことわざ)、俳句、花園文庫、伝記、少年日本史朗誦集など、園長先生には沢山の事を教えて頂きました。毎日、一所懸命勉強して南宋の文天祥の正氣歌を暗誦できるやうになった時も、園長先生はとても喜んで褒めて下さいました。 それから、園長先生は、色々な所にも連れていって下さいました。北海道巡歴研修でクラーク博士の像の前で「青年と大志」を朗誦した事、青森駅のデパートの)軒先で野宿した事、北陸巡歴研修で、永平寺で座禪をした事、橋本佐内の銅像の前で啓發録を読んだこと、沢山の楽しい思ひ出があります。他にも親子教室甲山の遠足、運動会、お餅搗き、立志集、卒園式、小音楽会、桃太郎の劇など園長先生に教えて頂いた素晴らしい思ひ出が沢山できました。
これから園長先生は天国へ行って、私達の事を見守っていて下さい。
私達は、園長先生に教へて意味を頂いた事をいつまでも忘れず深くさぐって強く引き出す人になります。天から受けたものを天にむくゆる人になります。そして、この世に役立つ人になります。園長先生、ありがとうございました。
      平成十五年十一月二十三日    園児代表  吉田歩未

吉田良治さんにとって、安岡正篤師はまたとない「わが心の先師先賢」であった。同時に園児たちにとって、吉田さんは、かけがえのない先師先賢であったのである。

この吉田歩未ちゃんの六歳児とはとても信じられないような格調高い一文が、余すところなくそのことを示している。

良き師を得、良き先達にめぐり会い、学び得た者の豊穣をここに見る思いがする。

 

 

先師先賢に学びたいものです。
ちなみに、あの忌まわしい「池田小学校事件」覚えてますか。
あの時、大勢の先生が、大人が現場にいたのですが、
みんなパニックで何も出来なかったそうです。
3人の児童が相談して、警察に電話を入れました。

それが、この丹養塾幼児園の卒園児だったのです。

 


我々人間は、最初は物まねから学び、次第に自らが「考え」成長していくのだと思いました。

そして、この様な智慧を親として与えられるような存在にならなければいけないと!そのためには、沢山の奥深いそして、高次元な学びをしていきたいと思いました。
この丹養塾幼児園の園児たちはもちろんのこと、その親御さんも自然に学んでいかれているはずだし…
世の中には本当に素晴らしい方々がいらっしゃるんですよね。

 

自分の愚かさ未熟さを痛感し、どんどん素晴らしい方たちと縁できる自分になりたいです。

『考える=神返る 』

 神様 対 自分

 の対話を通して適切な答えを導き出す。

 本来「考える」というのは、楽しくてたまらないことなんだと思います

活学

 

 

 

 


 

木野親之先生の365日の格言の中から

1月10日の言葉

「ありがとうという言葉を最初に」


  励ましの言葉は悩み苦しむ人の心に勇気を与え、共感の言葉は、この世  

  に生まれてきた喜びを共有し、共鳴する

  感謝の言葉は、他人の幸せを心から祝福し、自分も満足する奇跡の言葉 

  です。
  
  ありがとう経営は、最後のありがとうを、最初に持ってくる経営です。


1月11日の言葉

 「生命で答えをだせ」

  頭で考えて行動するな

  現実を注視せよ。生命で答えを出せ

  と、よく叱られました。生命で答えを出せというのが、幸之助らしい叱

  り方です。

  現場に"戦略あり" です。

  なんで、なんで、なんでと問い続け、そして、答えを出していました。

  幸之助はこうしていつも自分の心に問い掛けていたのです。

 


   そして、わが社の1月11日の日めくりカレンダーは、

   「真の活学は、人の相を変え、運命も変える」


   「活学」とは、学んだことを知識のみに留めず、

    知恵として発展させ、実践することである。
  

    今日の変転極まりない社会情勢の中、高い志を持って

    生き抜くため、我々は今こそ東洋の叡智にその指針を

    求める必要がある。

  

 

 

 最近、続きますが、やはり知識を蓄え行動し、そこから知恵を生み出して

 発展させて、自らの独創力を発揮していかなければいけません。

 松下幸之助氏のような素晴らしい方が、悩んで悩んで悩み抜いて、哲学を 

 拓き世界の大企業に発展させていかれているわけですが、私達のような凡 

 人は、もっと、もっと、もっと、感じて危機感をもって、学び行動して発 

 展させる意識を持たなければ!!!
  

 ありがとう経営を実践していく中で、私達仲間同士で、本当の意味での切 

 磋琢磨をし、共に幸せを得られるように援助し喜びを共感したいですね。
     
 

 活学のすすめ

 『安岡正篤 一日一言』より、

 

 

 

 学問というものは現実から遊離したものは駄目であって、どうしても自分

 の身につけて、足が地を離れぬように、その学問、その思想をもって自分 

 の性格を知り、それを自分の環境に及ぼしてゆくという実践性がなければ

 活学ではない。

 いわゆる実学、活学をやらなければならない。

 いくら本を読んでも、学んだことを自分の生活や人生に役立てなければ、  

 本当に学んだことにはならないのではないでしょうか。

 自分の生活の中で使える実践的な「実学」、自分の人生に活かせる「活 

 学」を心がけたほうがいいのでしょう。
  

 そういう意味でも、自分の現実から離れた学問や修行は必要ないと考えます
 

 幸せになる方法を身につけるのも自分の生活の中で行うのがいい、と思っ

 ています。

 また、一人ひとりの現実は違いますから、学んだことをヒントに自分の生

 活で実践できる具体的な方法を考え、自分なりに工夫してしくことが大事 

 なのだと思います。

 私たちは、運良く、こういう勉強をしている事をどうかお忘れなく……
 

 

 それが自分にとって実りのある「実学」、自分を活かせる「活学」にもな 

 るのではないでしょうか。

 

 

 

 

「日本宇宙開発の父」と称された糸川英夫博士はよく「独創力」の大切さについて話されていましたが、一般向けに行われた講演会でこんなことがあったそうです。

 

先生は、幼い男の子を抱いて前の席で座っているお母さんに
「その子を独創力のある子に育てたいと思いますか?」
と聞かれました。

「もちろん」と答えたお母さんに、
「そのためにあなたはどう育てるつもりですか?」と聞くと、
そのお母さんは

「独創力を発揮するには自由でなければいけないから、
 この子がやりたいと思ったことは自由にやらせます」
 
と答えました。

先生は天井を見てしばらく考えていましたが

「あなたは数年すると、絶望するでしょうな」

と言われたんです(笑)。

「何でも好きにやって独創力がつくのなら
 チンパンジーには皆、独創力がある」と。


先生が続けて言われるには

「人間には意志というものがあって、
 自分はこれをやりたい、という思いに
 固執しなければいけない」
 
と。一旦やりたいと思ったことは、
絶対にやり遂げるという気持ちがなければ、
やっぱり何もできません。

一度決心したことは、石にしがみついてでも
やり遂げる強い意志が必要だ、と第一に言われました。


        * *


第二には、過去にどんな人がいて、
何をやったかを徹底的に学習しないとダメだ、と。

アインシュタインは、ニュートンのことを徹底的に学習して、
ニュートンが考えることは
すべて分かるという状態にまでなった。
そうやって初めて、ニュートンの
分からないことが分かるようになったんです。

だから過去の人がやったことを
決して馬鹿にしてはいけない。
これまで先人が残した考えの上に乗っかって、
初めて新しいことが生まれる。
だから、徹底的に勉強しなきゃいけないと言われました。


        * *


第三は、少し意外だったんですが、
自分が何か独創力のある凄い仕事をしたと思っていても、
世の中が認めなければ
そのまま埋もれてしまうことになる。

世に認められるためには、
他の人とのネットワークを
しっかり築いてよい関係をつくっておくことが大事ですと。


        * *


先生はその後、


「私は独創力と縁のないことを言ってるように
 聞こえるかもしれないけれど、
 世の中の独創力はそうやってできてるんですよ」


と話された。
先生はまさしくそれを貫かれたと思うんですね。


同時代の人がやっていることを
真似るようなことは決してしないけれども、
過去のことは非常によく勉強されています。

糸川先生は、誰も考えなかったことを
考えるのが大好きなんですよね。
でもその基盤には、自分が正当に継がなきゃいけないものを、
物凄くしっかり勉強しているということがあるわけです。

その上に立って、初めて独創力が
生まれてくるんだなということは、
先生を見ていてよく感じました。     
的川泰宣氏&小川三夫氏の対談から

 

今日の朝礼での日めくりカレンダーもそうでしたが,

 

「一道を究めた人たちは、一様に八十になっても、九十になっても感動する心を失っていない。その姿勢はそのまま人に感動を与える力になる」

と、ありました。何かに打ち込み、究める為の学ぶ姿勢や生き方は、人の心を動かし、人を動かすこととなるのだろうと…、そういう真面目さが、独創力をつくり世の中を動かすのだろうなと思いました。

指導者の365日

松下幸之助に学ぶ指導者の365日 ~この時代をいかに乗り切るか

木野親之先生著

苦難の時代を切り拓く人生と経営のバイブル

松下幸之助さんに

「かつてない困難は、かつてない確信が生まれ、
 

        かつてない確信からは、かつてない飛躍が生まれる」と教えられた

とありました。

今、読んでいる本で、木野親之先生が

「私は、“経営の神様”と言われた松下幸之助氏との44年間の語らいで、

数え切れないほどの生きた教訓を学ばせて頂きました。

これからの経営は少なくとも人間の心の領域まで、深く分け入らなければ、

本当の経営はできないと知らされました。
 

松下幸之助氏が亡くなって、はや20年の歳月が経ち、生前、何度も

「松下経営理念を語り継げ」」と言われておりました。

また、「これからの新しい日本を背負う、若い指導者の皆さんに元気の出る励ましの

 言葉を伝えて欲しい」と厳命されました。

との大切な遺言として、本にされています。

 

 

私は、少しでも、その念いを解かり、生き方として素敵に誠実に生きたいので、

読んで噛み締め、社員の皆さんや、周りの方々にアウトプットして身につけて

行きたいと思い努力したいと思っています。

 

 

今年も、残り僅かとなり、毎朝の朝礼でも今年1年を振り返って…という

議題の中で、それぞれが、どのように成長したかを発表し合っています。

全員が一致したのは、「感謝力」でした。素晴らしいと思いました。

それぞれの価値観には、少しずつ差はありますが、人との競争ではなく、

去年の自分との比較での成長ぶりなので、成長したと実感出来ている事が

素晴らしいと思います。

この感謝力の成長には、今年、1月から始めた「ありがとうカード」の活用と

いうところにあると思います。

最初は、抵抗が…とか、ありがとうカードの活用の意味が解らない。

とか、いろいろでしたが、

このありがとうカードは、

「ありがとう」の気持ちをカードに残そう。
 

「ありがとう」は人に安らぎを与えてくれる言葉です。

 心やさしい、ありがとうの気持ちを言葉に残しましょう。

 「心に残るありがとう」は、人を勇気づけることができます。
 

 との主旨です。 

 そして、このカードを活用し続けていると、毎日を振り返る事が習慣化され、

 反省や感謝の気持ちをちゃんと、意識していけるようになりました。
 

 私達は、決して1人で生きているわけではありません。

 色々な場面での色々な方々の目に見えたり、目に見えない部分での支えが

 あって私達は活かされ、そして、生活させて頂いていると思います。
 

 そう、思うだけでも、今、ここに、当たり前に生きている事に深く深く感謝です。

「ありがとう」という感謝の気持ちを持ち、そして、表現していき、ありがとうの

 気持ち良い循環がみんなの幸せに繋がると思います。

 気付きの観点も人それぞれです。

 

 この本の中に、

「心底からありがたく手を合わす。」お客様が出て行く後ろ姿に、心底ありがたく

手を合わす。これは、幸之助の商いの姿です。そういうお店には自然と人が集まります。
 

 人は、情けの下で住むものです。人は、感性で買い、理論で納得するものです。

 心が厚いか薄いか、深いか浅いか、強いか弱いか。それが、一切の根幹です。

 

本当にそうだなぁ…と思いました。

心厚く、深く、強く、心豊かに生きていきたいと思います。

きっと、そういう深さが、生き方そのものと、表情に現れて行くんだと思います。

すべて、謙虚な想いと、お陰様での気持ちを心に……

 

ありがとうございます。

 

                                              

 

「人間の修養の眼目は、これを内面からいえば、

 心を浄(きよ)めるということであり、

 これを現われたところから申せば、

 まず言葉を慎むということが、

 その中心をなすといってもよいでしょう」

 

 

 

「あなた方は、静かに、しかもすっきりと歩くようにと、

 常に気をつけることが大切でしょう。

 その人の歩行がバタバタと慌ただしいのは、

 結局はその人の心がガサガサしている証拠であります。

 

 同時にまた歩行を静かにするということは、

 逆に心を静かに保つゆえんでもありまして、

 歩行をすっきりさせるには、

 どうしてもまずその心をすっきりさせなければなりません」

 

 

 

「そもそも人間の『気品』というものは、

 いわばその人の背後から射(さ)してくる

 後光みたいなものでありまして、

 それは結局その人が他人の見ていないところで、

 どれほど自己を慎むかどうか、

 その程度によって光の射し方が違ってくるわけであります」

 

 

 

「現在自分の受けつつある不幸を、

 単に自分ひとりが嘗(な)めさせられていると考えるか、

 それともこうした不幸によって、

 自分の甘え心を取り去るために

 神の深い計らいが働いていると気づくかにより、

 その人の一生にとって、

 実に大きな分かれ目になると思うのであります」

 

 

 

「実際女性としての真価は、

 ある意味ではその人のたしなみいかんによって

 決まると申してもよいでしょう」

 

 

 

「子どもにとっては母親は絶対ですから、

 したがって良きも悪しきも、

 子どもはそのすべてを母親に学ぶところからくるわけでしょう。

 

 かくして今あなた方について申すとすれば、

 現在あなた方の一挙一動は、

 そのまま未来のあなた方の子どもの中へ

 種子として蒔(ま)かれつつあるといってもよいでしょう」

 

 

 

「苦労のどん底にありながら、

 そこに人生の教訓の泉を掘り当てるまで、

 全力をあげてこれと当面していかねばなりません。

 そうすることによって、初めてわたくしたちは、

 まずは一人前の人間になれるというわけでしょう」

 

                                      

 

 

                                           (森信三・著/寺田一清・編)

言葉のもつ素晴らしい力

 

 

8月.jpg─『運命を変える言葉』本文より─

   
 

 

 

 

 

 ☆今野華都子先生の言葉から☆

 


    真心のこもった感謝の言葉を
    いつも自然体で口にだせるようになりたいですね。
    それが運命をひらく鍵になるのではないかと思っています。


    人生は楽しまなきゃならない。
    でもそれは決して楽をすることではない。
    小指でちょちょいとできることをやっても誰も楽しくない。
    どうせやるなら難しいことを乗り越えてこそ、
    本当の楽しさが得られるのだと、
    そう考えたわけですね。
 

    私は優しさについてこう考えているのです。
    例えば、お腹が空いている人におにぎりをもっていってあげる。
    これは目に見える優しさです。
    でも私が考えるのは、その人が買うか作るかして、
    自分の力でおにぎりが食べられるようにしてあげることです。
    そのためには、ときに厳しいことも
    言わなくてはいけないし、叱ることもある。
    もっと言えば、私が死んだ後、
    あの人から受けた究極の優しさはこういうことだったんだって
    分かる心をつくってあげたいと思っています。

    
    運命を変えるには大きな努力なんて必要ないんです。
    必要なのは、日常の小さな習慣を
    積み重ねていくことだけなんですね。

 

    
  ☆五日市先生の言葉から☆

 


    おっしゃるように、心が変わると行動が変わる。
    行動が変わると習慣が変わり、
    習慣が変わると人格が変わる。
    そして、運命までが変わるわけですね。
  
    となると、その出発点の『心の変化』に
    何が最も影響を与えるかというと、
    『言葉』だと思うんですね。

    今野さんの話を伺って、
    「覚悟ある言葉」
    「確信のある言葉」
    そして、
    「愛情と思いやりのある言葉」
    がいかに人を動かし、
    その人の運命を変えていくかを再認識できました。

    
    ☆    ★    ☆    ★
    
    世界一のエステシャン、今野華都子氏は言います、
    「いくつになっても人間は変われる」と。
    その原動力となるものは、ずばり『言葉』にあり。

 

    改めて『言葉』のもつ素晴らしい力を
    ストレートに伝えてくれる1冊です。
       
……………………………………………………………………………………………… 
◇◆◇ 『運命を変える言葉』(五日市剛 今野華都子・著)

庭.jpg

 

  この本は稲盛和夫さんの講話を書籍化されたもので、

 

           ・ 何のために生まれてきたのか

           ・ 魂を浄化、純化、深化させるために

           ・ 仕事における六つの精進

           ・ 仏教からの教えを学ぶ

                          という項目で構成されていました。

 

何のために生まれてきたのか。

   一つは自分自身の魂、もしくは本質である真我の、浄化、純化、深化をするため。

   そして、人生の目的というのは、自分自身、自分の魂を磨くため。

    それは、「世のため人のために尽くすこと」から得られます。

 

   仏教の言葉で“利他行”というのですが、それはごく小さなボランティアをするとか、

  人助け、寄付もそうなのですが、「世界人類が平和でありますように」と祈ることが、

  グローバルで地球規模の大きな愛であり、魂の浄化、純化、深化に役立つのだそうです。


 

    魂を浄化、純化、深化させるために。

   「思ったことは実現する」とよく聞きますが、

    一度思ったことはカルマとして、良いカルマも悪いカルマも全て魂に沈着し、

    そのカルマは必ず花開いて実現していきます。

    邪なことをいろいろと思えば、思ったものは全て魂にカルマ、業として沈着します。

     ただ思っただけでも、魂に沈着するのです。

    つまり、悪いカルマは悪い結果。

     いい思いはいいカルマとして現象面に出てくるということです。

    ですから、思いは必ず成就するのです。

         毎朝の朝礼時の日めくりカレンダーの『想いと言葉が人生を創る』という言葉を

                                                                                               思い出しました。


 仕事における六つの精進

         ・ 誰にも負けない努力をする 
                

                (必死にやる、精進する。)

         ・ 謙虚にして驕らず
             

               (内心には燃えるような情熱と闘争心、闘魂をもっていながら、

                                        謙虚で控えめでいる。)
     

         ・ 毎日反省を行う。利己の反省および払拭
  

               (利他行をする前に、利己の反省、邪な、自分だけよければという

                                         利己を反省して消す。)

         ・ 毎日感謝をする。幸せを感ずる心は「足るを知る」心から生まれる。

               (人間は常に不足だらけです。不足から不平、不満になります。

                今あるもので足りていると幸せを感じれば、自然と感謝の気

                持ちになります。)

         ・ 善行、利他行を積む
               

               (世のため、人のために尽くすということ。)
 

          ・ 感覚、感性に伴うような悩み、心配をしない

               (人生はいろんなことが起きるようになっている。

                生きていれば当然悩みも出てきますが、一生

                懸命努力をした結果なら、心まで煩わせてはいけない。)


 

 仏教の教えから生き方を学ぶ

            『坐禅和讃』より

 

   みなさんはみな仏なのです。
 

   それは水と氷のような関係であって、

   水を離れて氷はないように、人間を離れて仏はありません。
 

   仏はみなさんの近くにいます。

   自分の中にいるということを知らずして、遠くに仏があるかのように求めるはかなさ。
 

   それは例えば水の中にいながら、喉が渇いているといって叫ぶようなもの。

 

   長者の家の子供と生まれていながら、貧しい貧民街に迷い込んでしまう子もある。
 

   輪廻転生を繰り返して積んできた業が、そしてあなたがいつもブツブツ不平不満を

   いっているその愚痴が闇路をつくっている。

   愚痴ばっかりいっていると、闇路の中に迷い込んでしまって、

   人生の暗闇から暗闇を歩き、いつか死ぬ時を迎える。

 

    そういう人生を送っていくなかで禅定つまり、座禅とは素晴らしいものです。
 

    布施とは利他行です。そして持戒とは反省であり謙虚です。つまり、戎を守る。

    また、念を唱える、懺悔をするといったように、あなたがする布施、

    つまり利他行または感謝をし、自分自身で反省をしていくという行、
 

    そういう善行はみなこの中にあるのです。

 

 

 

 

    ある種の成功をするまでの間には、たとえどんないいことをしようと思っても、

    やはり罪も積んできたでしょう。そういう罪も、布施や持戒、念仏、懺悔といっ

    た修行、善行によって滅ぼすことができるのです。
 

    そうなれば浄土、つまり天国はそう遠いものではないはずです。
 

    この法というのは仏法のことです。禅宗で説くお経です。一度でもいいので、

    このお経を耳にしたとき、讃歌随喜する人、つまりお経を聞いて非常な幸せ

    感に満ちて、涙が出てとまらないというような人は、何の意味がなくとも限りな

    い福を得ることでしょう。 

 

    いわんや自分から心を回して、自分の本性、真我の存在を証明すれば、

    つまり座禅を組んで魂の存在、真我を自分で確認できれば、自分の性

    というのはその瞬間に無になり、理屈も何も離れて無の境地になれるという。

    そういう境地になれば、あなた自身が仏であり、あなたの今いるところが

    天国になるということです。

 

 

 

 

    少しずつ、色んな方のお話や本から勉強させて頂いて、 それぞれ自分に

    入りやすい言葉や形は違っても、基本は変わらないのだなと思いました。

 

    最近朝礼で先輩が「みんなが自分ではなく、まず人の為、相手の立場になって

    考えることができれば、交通事故や、悲しい事件も起きないはずだ。」と言われ

    ていました。
   

    本当に、その通りだと思います。

 

    人の為を思う気持ち。それが根本にあるから、自分に与えられているものに

    感謝できるし、謙虚に自分に反ることができるのだと思います。

    そして次に進むための努力ができる。それが社会への貢献、利他行にあたるの

    だと思います。
 

    たくさんの方に支えられていること、感謝の気持ちを忘れずに、人間性を高めて

    いきたいと思います。
 

                                                    担当 R.M