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謙虚に反省する

昨日の朝礼のテーマは、日めくりカレンダーより『 謙虚 』についてでした。
私もこの謙虚という言葉について、周りの方に教えて頂きながら、また自分なりに考えながら、何度かブログにも書かせて頂いています。が、さて、自分は、今の時点で、きちんとこの言葉の意味を、心で感じられているのだろうか…、頭だけで解ったつもりにだけになっていないだろうか…と、昨日の朝礼を通して、再度「謙虚」について考えてみました。

私は謙虚という言葉から真っ先に頭に浮かぶのが「感謝」という言葉です。

こうして私が存在していられるのは、生んでくれた母や家族のおかげであり、また、今私がこうして無事に生活出来ているのは、今まで自分が進んできた道のりの中で支えて下さった方々や、今も私を見守り、助けて下さっている周りの皆さんのおかげなのだと思っています。

そして、今自分の目の前にあるすべてのものに感謝出来てこそ、何に対しても一生懸命に取り組むことができ、その努力の積み重ねこそが自分自身の自信となり、どんな時でも相手を思いやり、謙虚でいることが出来るのだと思いました。

また、朝礼で先輩方のお話を聞かせて頂く中で「謙虚さ」について、以前もブログで書かせて頂いていた、自分の出来ていないところを素直に認め、受けいれてくことの大切さを、わかっているつもりで、まだまだ自分の中にきちんと落とし込めていなかったことに改めて気付くことが出来ました。

私の周りの方は日々、私の事を思って下さり、たくさんの助言を与えて下さいます。とてもありがたいことです。しかし時折傲慢な私が出てしまい「たまたま出来なかっただけ」など、自分のプライドを守るために、その頂いた助言や思いを素直に聞けない自分がまだいます。
それは、せっかく私のことを思って下さっている相手の気持ちを裏切るばかりか、自分自身の価値をも落としているのだと思いました。


自分の出来ていなかったところを素直に認めていく、その勇気を持ち続けることが大切なのだと改めて感じました。

そして、以前から読んでいます、山形琢也さんの本の中に、何か問題が起きた時、その原因を自分の中から探していく謙虚さと強さを持つことができたからこそ、生まれた大ヒット商品についてのお話がありました。

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カルビーの“かっぱえびせん”は戦後の代表的スナック菓子のひとつである。カルビーは昭和30年頃、倒産の危機にさらされていた。
当時の社名は松尾糧食工業。甘いものであればなんでも売れるという時代にキャラメルやアメをつくって業績の伸ばし、社員450人を抱える会社になっていた。

それが、よりおいしいものを求め、嗜好が多様化する時代に変わり、売上が急落していたのである。

社長の松尾孝氏は、社員とその家族を路頭に迷わせるわけにはいかないと、会社存続の方法をあれこれ模索していた。

結局、ものづくりの会社は「売れる商品を開発するしか道はない」と覚悟を決めた。

その頃、松尾氏は、政府が小麦粉で人造米をつくっていたことを知って「それなら小麦粉で“あられ”のような菓子もできるはずだ」と考えた。

そこで開発したのが、“かっぱあられ”である。

当時人気のあった清水崑画伯のかっぱに目をつけ、キャラクターに採用した効果もあって、よく売れ、会社は息を吹き返した。
 

しかし、松尾氏はこの商品に満足していなかった。当時、日本人はカルシウムやビタミンが不足がちと言われていた。松尾氏は、常にこのビタミンとカルシウムを含んだお菓子がテーマとしてあったからだ。
 

そんなときに松尾氏は、街のうどん屋に入った。注文したのは、かき揚げ入りのてんぷらうどん。

運ばれてきた“かき揚げ天ぷらうどん”のかき揚げの小エビを見た瞬間、松尾氏はひらめいた。
小エビは地元広島では昔からよく獲れる。小エビにはカルシウムがたっぷりと含まれている。

そうだ、小エビを使えばいいのだ。
 

さっそく小エビの入ったあられの開発に着手、間もなく完成した。
仕上げは水アメでコーティングしてあり、こってりと甘くておいしい。
試食した人たちは全員が「うまい」と絶賛した。こういう段階では必ずアマノジャクがいるし、慎重居士がいるものだが、全員が本格生産に賛成した。
 

満を持して発売に踏み切った。

飛ぶように売れるはずだったが、売れなかった。

評判は決して悪くないが、売れ行きに結びつかないのだ。
 

なぜ、こんなにおいしいのに売れないのか。

社長だけでなく、社員の誰もが不思議に思った。

誰もが、味のせいではないと思おうとした。

だが、開発チームはやはり味に問題があるのではないかと考えるようになった。

そして、やがてその味に致命的な欠陥があることを突き止めた。

問題は甘さだったのだ。甘いものは満腹中枢を刺激する。それはすぐに食欲が限界に達するということである。評判が悪くないのに売れ行きがよくないのはそのためだったのだ。

そこで、仕上げの水アメのコーティングをやめ、塩味をベースにした。

“かっぱえびせん”の誕生である。

それは「やめられない、とまらない、かっぱえびせん」のキャッチフレーズに乗って、まさに飛ぶように売れていった。
 

“かっぱえびせん”の成功は、開発チームが自分たちの開発したものを謙虚に見直したところにある。それは簡単なことのようでなかなかできることではない。
 

実は食品業界では、開発人がこういう謙虚な見つめ直しをすることはまずない。

試行錯誤を繰り返し、これはと思うものができたら、巨額の資金と投入して市場調査をする。その結果発売されるのだ。

もし売れなくても、それは開発した商品そのものに問題があるわけがない。

「時期尚早だった」「消費者の味覚がついてこられなかった」……。

そんな結論を出して、次の商品開発に向かう。その繰り返しなのだ。

やはり、「気がきいた」仕事ができる人たちというのは、原因を自分に求めて、謙虚に反省する人たちなのだ。

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このお話を読み、社長さんの情報収集力、発想力、そして“かっぱあられ”で満足せず、自分のテーマを追い求められた熱意をひしひしと感じました。

また、通常であれば、自信を持って開発されたお菓子が思うように売れない場合、開発されたお菓子ではなく、時期や市場のせいにして終わらせてしまうそうですが、この開発チームの方は自らを省み、その原因を自分達の中から探し出し商品改良を繰り返された、その思いと団結力があったからこそ見事にかっぱえびせんという、大ヒット商品を生み出すことが出来たのだと思います。

私も何かに取り組む時は、それまでの中途半端な知識や経験にしがみつくのではなく、新しい情報や知識を勉強し、吸収しながら自分のするべき事、出来る事を見つけていきたいと思いました。
自分の至らなさはないかと、常に自分を省みて、何かやり残しはないだろうか?精一杯の全力を投球し尽くしているかを謙虚に考えられるようになっていかなければと思いました。

そして、頂いた助言は素直に聞き、自分の中の不足の箇所と真剣に向き合い、反省した上で更にその先へ進めるよう、こうして学ぶ場を与えてくださっている会社、温かく見守りながら指導や助言を下さる周りの方への感謝の心を持ち続けていかなければいけないのだと思いました。
そういう自分にプライドを持ち、周りの方からかわいがって頂ける、また頂いた期待に答えていける、そんな素直な自分になっていきたいです。

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