毎月勉強させて頂いている『理念と経営7月号』のなかに、心の満足という人としてとても大切だと思う記事が載っていました。
その記事は、中途失明というハンディキャップを乗り越え、盲導犬キキと共に生きていらっしゃる今井敏代さんのお話でした。
今井さんは、脳腫瘍で最初の手術を受け、その後も入退院を繰り返されたそうです。
約40年に渡る闘病生活の中、平成八年に4度目の手術を受けましたが、失明、左耳の聴力も失われたのだそうです。
40年とういと、80歳まで生きるとしても人生の半分の時間、闘病生活を送っていらっしゃるということになります。
その中に、その長い長い闘病生活を経験されたことで気付かれたことが書かれてあり、読ませていただいて生き方や、身の回り起こっている小さな幸せの気付き方について深く反省させられました。
~~~~~
自分との闘いのなか、「助けてもらった命だから、どんなに苦しくてもこの命を大切にする」と誓いました。
一つでも出来ることを増やし、自立するため、日本ライトハウス(視覚障害者リハビリテーションセンター)へ入所。
所長の「学んだものをどう生かすかは、あなた自身にかかっています」という言葉に励まされ、自立の一歩を踏み出しました。
同センター行動訓練所で訓練を受け、盲導犬キキのユーザーになりました。
今井さんは、次のように言われています。
「キキとの生活により自分の人生が変わった。これまでの約40年の病気との闘いや、病歴による差別などの苦しい日々も、みんな自分に必要であったと思えるようになり、大きな壁を乗り越えることが出来た。精一杯生きて、死ぬ間際に、いい人生だった、と言える生き方をしたい。それが自分にとっての“生きるということ”」
(中略)
「人は『大切にされている』と思えば、やる気が出て、頑張ることができる」と言い切る今井さんは、「一つのことを目指せば、心が一つになる。『できるかできないか』ではなく、まず踏み出すことが必要」と強調します。
さらに「心の満足感が、どんな栄養よりも勝る。人にとって大切なことは愛であり、自然であり、宇宙である。
宇宙の流れに沿うと楽になり、逆らうと苦しくなる」と現実に満足することの必要性を訴え、「私たちは身の回りに小さい幸せがいっぱいあるのに、それに気付かず、踏みつけている。
小さいことに感謝できるようになると、足元の幸せに気付くようになる」と指摘します。
~~~~
これを読んで、自分の悩みなんてなんて小さいことなのだろうと思いました。
自分たちが当たり前に見えているものが見えない、聞こえていることが聞こえない、そんな環境の中で、必死に「この命を大切にする」と、自分が頂いた命を全うしようとされている姿に深い感動を覚えました。
そして「精一杯生きて、死ぬ間際に、いい人生だった、と言える生き方をしたい。それが自分にとっての“生きるということ”」
このことは今野先生も毎回洗顔塾でおっしゃいます。
今野先生自身も、幼い頃に大きな手術を何度もされた経験がおありで幼い頃から「命の終わり」について考えられていたそうです。
正直、私にはまだ「死ぬ間際」のことを考えるということは想像できませんが、実際に自分の力ではどうにもできない「命の終わり」がやってきたときに、今の自分を見てみると、たくさんの大きな後悔をすることが想像できます。
では、いい人生にするにはどうしたらいいのだろうかと考えました。
続きに、この文章を書かれた、井出下久登さんのこのようなことが書かれていました。
~~~~
宇宙とは、天のことであり、天が我々に与えた使命を知るということが必要だと思います。
『論語』に「五十にして天命を知る」という言葉があるように、天命を知ることは簡単ではありません。
「素直」がついてくれば天命を知ることができるのではないでしょうか。
~~~~
天命を知るという事は朝礼のカレンダーにも出てきますが、生まれ持った自分の良さ、を知るためには日々起こる様々な出来事や問題を、素直に受け入れる事から始まるのだと改めて感じました。
そして、心の満足は人に与えて頂く事だけではなく、自分自身で心の満足を与えれる人にならないといけないのではないかと思いました。
自分自身に心の満足を与える自分になるには、「私たちは身の回りに小さい幸せがいっぱいあるのに、それに気付かず、踏みつけている。
小さいことに感謝できるようになると、足元の幸せに気付くようになる」とあるように、「素直」な自分の心の目で、目の前の出来事を見ることでき、そしてそれを取り巻く周りの方々の優しさや愛情を感じることの出来る繊細さと感謝力を身に付けて行きたいと思います。
そして、自分だけでなく、周りの方々を大切にし、やる気や頑張ろうと思ってもらえる自分に育てて生きたいと思います。
そのために、ENKOさんのブログにもあった、暖かい息を自分にも周りの方々にも届けて行きたいと思います。










コメントする