「言葉が人生を拓く」
ひとを幸福にする言葉、不幸にする言葉がありますが、普段だれかと話をするとき、
浮かんだ言葉を口にする前に、じっくり“吟味”するという人は少ないと思います。
しかし、言葉は魂が宿った言霊だといいます。使い方によっては、その不思議な力で
ひとを活かし、幸福にもすれば、災禍をもたらし、不幸のどん底に突き落としもすると
思います。
言葉をぞんざいに扱っていては、幸福もいい人生も引き寄せることはないと思います。
言葉によって、人が持っている光を澱ませたり、ますます輝かせたりするそうです。
お大師さまが、おっしゃる「真言をいえば、その真言が光となってその人を包む」という
現象を、自分の上に実現することができるそうです。
先日のブログに書いた中村天風先生の本にあった“言葉が人生を左右する”
「自分の言葉に自分が尊敬を感じるものを使え」と言っておられる。
人生というものは、言葉で哲学化され、科学化されているからである。
言葉は人生を左右する力がる。言葉は暗示となり、潜在意識に入っていくのだ
というお話とも同じだと思いました。
ある本に「言葉」はあなたを運ぶ船 とありました。
口は災いのもとという格言を熟知しているばなのに、言葉の使い方で失敗する
ケースが多いです。
自分が加害者となり相手を傷つけてしまうことも、また被害者になって心に深い
痛手を負うこともあります。それが人生を左右することも、少なくないと思います。
言葉はこころを伝える船… そうですね…こころを言葉という船に乗せて、
相手のこころに届けること、それがどのように受け取られるかは、船である言葉次第
ということです。
感情的な言葉はその声で相手の心に届きます。それで、相手からも感情的な言葉が
返ってくることになる。“売り言葉に買い言葉"という表現が、まさしくそのことを
物語っていると思います。
仏教には、「愛語」という教えがあるそうです。「布施」「利行」「同事」とともに、
菩薩の四摂法(ししようぼう)に教えられるのがこの教えだそうで、愛情のこもった
やさしい言葉、ひとのこころを慰める言葉、自分のためではなく、ただ相手を思いやる言葉……
これが愛語です。愛語はこころのそのままを相手に届けます。愛しているという気持ちを
届けるのでも、愛語なら ゆがみも曇りもない、こころのままが届きますが、おざなりな言葉を
使えば、こころのまま届けることができません。
言葉が人生を拓く 本当にそうなんだと思います。最近つくづく自分の心の状態や状況を、
想いを相手に正しく伝えるためには、まず、正しい日本語を使い、たくさんある言語を知り、
正しい選択をしなければいけないと思いました。
普段の言葉の質や使い方で、『人物』がある程度判断されてしまう材料に
なってしまうと思います。
誤解されない為にも、正しく伝える努力をしなければいけないと思います。
そして、いつも、元気に前向きな言葉を発している人は、キラキラ と輝いています。







