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心耳を澄ます

 

 

2月4日の日めくりカレンダー

『心耳を澄ます』

日々の営みに追われ、忙殺されているとき、人は大事なものを見過ごして

しまう。

多忙な日常が作り出す騒々しい心、浮ついた心、がさついた心、

心がそういう状態にある時、どんな出会いも命をもはらむことなく

素通りしてしまう。心耳を澄まさなければ聞こえてこない、見えて

こない世界がある。


そして、この騒々しい心、浮ついた心、がさついた心、浅はかな心、せまい

心は、徳に至らない。

徳を身につけようとするならば、ただ、ただ、静謐であれ、ということであ

る。 【静謐】せいひつ(しずかでおだやかなこと。)


今、世情は先行きの見えにくさ、とらえどころのない不安な予感に

いたずらに騒ぎ立ち、あるいはそこから目を背けて浮薄に浮き立ち、

流されていく気配が濃い。このような時だからこそ、しばしでいい、

足を止め、心耳を澄ます時間を持つ事が必要ではないでしょうか。

 

そして、「和」を感じてみてはどうでしょう・・・

どんなに自分が心を和やかにしていても、相手の我欲に腹が立って

和の心を忘れてしまうことがある。

そんなとき、心に湧いてくるのは、聖徳太子の和の精神です。

「憲法十七条」に「和を以って貴しと為し、さからう事無きを宗と為せ」

と記されている。

聖徳太子は、憲法の第一条に、和の精神をもってきいる。

 

まわりとうまくやるためには、お互いが、我欲を

捨てて、相手を優先して考える。

相手の立場をじっくりと考える。相手の幸せの中、

自分も生きて幸せになる心が、和なのである。

しかし和は妥協からは生まれてこない。自己を捨てるところから、

真の和は生まれてくるのだと思う。

心をクリーンに、透き通らせていなくては、ものは、見えなくなる。

心の汚れを徹底して洗い落とす。

貧欲やこだわりがこびりついていている。

利欲や嫉妬がからみついている。

このまま放っておくと、いくら洗ってもなかなか落ちなくなる。

しかし、本来は人の心ほど清浄なものはないはすだ。

それは、生まればかりの乳幼児をみているとよくわかる。

清浄な心に変える努力を重ねれば、人相もよくなり人間関係も

好転するのでしょう。

心を落ち着かせて、周りを感じて、すべてに感謝の気持ちを忘れずに

今日も一日過ごしていきたいですね。