2月18日 日めくりカレンダー
壁はその人の能力をさらに高め、魂を磨き、
本物の人物にするために天が与えてくれる試練だ。
壁に対し、逃げてはならない。
壁は私たちが何かを学ぶために、私たちの目の前に現れてくるのだ。
そのことを肝に銘じなさい。
松下幸之助氏の言葉である。
「人間は自らの一念が後退するとき、
前に立ちはだかる障害物がものすごく大きく見える。
それは動かすことのできない現実だと思う………
そう思うところに敗北の要因がある。」
一念を堅持し続けることである。
月刊「致知」3月号でプロ野球の超大物ルーキー、 菊池雄星選手を育てた
花巻東高等学校硬式野球部監督、佐々木洋さんのお話がありました。
私はずっと「おまえは運がいい、運がいい」と言われ続けているんですね。
「菊池を獲得できて運がいい」
とか
「棚ボタで選抜に出て準優勝した」
とか言われてですね、
前は「俺だって努力しているんだ」とムッとしていました。
でも最近、運というのは、
運をつかむために自らをコントロールしている人のもとにしか
来ないんだなと分かって、素直に喜べるようになりました。
* *
では自分の何をコントロールしているかというと、
1つは 言葉です。
言葉には力があります。
四年前の甲子園の決勝戦前のインタビューで、
三連覇がかかったK高校の監督とピチャーの言葉
「昨日と同じように全力投球でいい試合をしたいと思います。」
言ったそうです。
w実業の監督の言葉「今日は優勝旗を東京へ持って帰ります。」
ピッチャーは「今日は僕たちの最高の日にしたいと思います。」
と言って決勝戦が始まったそうです。
強い言葉からは強い結果が、明るい言葉からは、明るい結果が
導きだされる。意識は言葉を変え、言葉は行動を変え、行動は
結果をかえる。
2つ目は一緒にいる人。
親は選べませんが、友人は選べますよね。
あるいは私が国分先生に会いたいといって、
自分の意思で誰にでも会いに行って
刺激を受けることができるわけです。
3つ目が 表情、態度、姿勢、身だしなみ。
2つ目にも通じますが、チャラチャラした格好をしている子は
やはりそういう友達と一緒にいます。
また野球でも逆転されてシュンとしたり、
点を入れて大騒ぎしているチームには
あまり脅威を感じないんですね。
逆に負けている時に笑顔で
ファイティングポーズとかが出るチームって怖いなと思う。
特に監督が不安になったりすると
一瞬でチーム全体に伝染しますから、
表情、態度のコントロールは常に心掛けています。
そして最後は やっぱり感謝と謙虚さですね。
とにかく敵をつくらず、味方をつくることが
運を呼び込んでくると思います。
例えば、うちのチームは宿泊したホテルから帰る時は
すごくきれいに掃除させるんです。
甲子園の時もホテルの方が
「花巻東の使った後はベッドメイクが要らないくらい
きれいにしてくれた」
と喜ばれまして、ホテルの人たちが
球場までわざわざ応援に来てくれたりしたんです。
彼(菊池雄星選手)は例えばゴミが落ちているのを見ると
「神様が自分を試している」
と思うと話していました。
そうやって、いつも神様が
自分を見ていると思っているんです。
それから私が前にうちの選手たちに
「成功している会社の社長さんの家を
探っていったら一つだけ共通項があって、
どの家もトイレの蓋が閉まっていたらしい」
と話したら、どこに行っても蓋を閉めて回っています(笑)。
もしも、態度が横柄だったり、悪口ばっかり言っているチームは
人がどんどん遠ざかっていきます。
謙虚にしていると味方が増え、その人たちに感謝の気持ちを
伝えると、さらに応援してくれるようになる。
何をやってもツイている人と、何をやっても空回りする人の
差はこの4つではないかと思っています。
この話を読んで、何事も、素直に誠実に、壁も乗り越えられるために
立ちはだかってくれるのだと思えたら、頑張れるんじゃないかと思え
ました。









