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花は香り人は人柄

 

花は香り
  人は人柄
 

これである。見た目にいくら華やかで艶やかでも、造花には真に人を引きつ

ける魅力はない。人もまたいくら実力があっても、傲慢で鼻持ちならない人

に人間的魅力はない。

 

「人生の大則」から

 まず自分を創ること。自分という人間を立派に仕上げること。

 そして、徳の香る人になること──六人の先哲がその生涯を通して

 語っていることは、その一点に凝縮される。

 これこそ人生で一番大事な法則、これを遵守すれば人生は絶対に

 大丈夫という原則、すなわち人生の大則であろう。


 では、どうすれば自分を創ることができるのか。

 六人の先哲の言っていることは、概ね次の三つに集約されると思う。

 

 一つは、人生に対して覚悟を決めること。覚悟を決めない限り、

     真の人生は始まらない。先哲は繰り返しこのことを説いている。

  

  沖縄の漁師が言ったという。

 

  「遠洋の漁場に出ようと決めると、風が起き、帆がざわめき、

   波が立ってくる。だが、まだ覚悟が決まらない船には風が

   起きんのよ」


   人生もまた然りである。


 

 二つは、 傲慢になるな、謙敬(謙虚で敬い、慎むこと)であれ、

      と教える。

      不遇のときには謙虚だつた人が、うまくいきだすと

      傲慢になる。人間の通弊である。だが傲慢になった時、

      天は人の足をすくう。その事例は数限りない。

 

 

 三つは、 誠実であれ、ということ。

      誠実は古来聖賢がもっとも大事にした人間最高の徳目である。

 

 

 あえて、もう一つ付け加えれば、「久」であろう。久しく続けることで、 

 人生の大則は揺るぎないものになる。

 

 

 

  最後に二宮尊徳の道歌を紹介したい。

  

  父母もむその父母もわが身なり  われを愛せよ我を敬せよ


  あなたの命はあなた一人のものではない。

  父母、その父母と幾世代にもわたり、連綿と続いてきたからこそ、

  あなたの命がある。あなたの身体の中には幾百万、幾千万という

  先祖の連綿たる命の炎が燃えている。

 

  そういう尊い命の結晶が自分であることに深い思いをはせ、

  自分を愛し、自分を敬うような生き方をしなければならない。

 

  私たちが決して忘れてはならない、人生の大則がここにある。

                   小さな人生論より

 

 

 

  今になっていろいろな事を思い返すと父母に感謝したい気持が

  いっぱいになります。

  私が通っていた中学校、高校は、カトリック系の女子校だったの

  ですが、父が、その学校の校風や、理念に共感し素敵な女性を

  目指せるように入れてくれたのだと思います。

  その指針を改めてよく感じてみなおしてみると素晴らしいでした。

    

     行動・教育

        

       愛徳・純潔・謙譲・信頼・勤勉という
       五つの徳を心に
       強い意志と正しい判断力,
       高い知性と豊かな教養に富む
       強固な意志と鋭敏な良心をもった
       女性の育成を目指しています。

     

     精神性

        『白ゆりのように清らかで,
        すみれのようにつつましく,
        ばらのようにまわりの人に
        ほのぼのとした喜びを与え,
        フリージアのように
        徳の香り高い人になりましょう』
 
        という『魂ゆずりの言葉』により、先輩から後輩へと

        受け継いでいく。

  

     校訓
        ・ 心清きものは幸いなり
            (聖書の言葉,マタイ5章より)
        ・ マリア様、いやなことは私が喜んで
            (学園創立者 江角ヤス先生の言葉)

     祈りにあふれた1日
 

       朝礼の聖歌,聖書朗読で一日が始まります。
       授業などの始まりの挨拶には必ず,
       「心清きものは幸いなり」という
       聖書の言葉をとなえます。
       これは,自分の心の清らかさと,
       周りの人々の幸せを願う祈りです。


                    という学校でした。


本当に、今頃いろいろ、改めて素晴らしさに気づける事が出来ました。

その頃は日々、実践させて頂きながら、徳を高め素敵な女性を目指して

いたものでした。それがいつしか、忘れてしまっていて、なかなか、

つつましい女性にもなれず…ただ、歳をとってしまったかもわかりません。

ただ、知らず知らずのうちに心の奥底に、根付いていて精神性は育まれて

きたのかもわかりません。

遅いかもしれませんが、誇りをもち活かして魅力ある人間にならなけれ

いけないと思っています。せっかく環境をもらっていたのに…いつまでも、

未熟者でごめんなさい。

 

 

そういう環境を与えてくれた両親に感謝し、母校の恩師に改めて感謝いたします。ありがとうございます。