ある舟は 東に進み、また他の舟は同じ風で西へ進む。
行くべき道を決めるのは疾風(はやて)(急に激しく吹く風)ではなく帆のかけ方である。
海の風は運命の風のよう.
生涯という海路を辿るときゴールを決めるのは、凪(風がやんで海面が静かになること)か嵐ではなく魂の構えだ。
(「運命の風」 アメリカの女性詩人 ウィルコックスより)
この詩は舟の航路を人生の行路と重ねている。同じ風を受けても舟はいろんな方向に向かう。
ある舟は 東に進み、また他の舟は同じ風で西へ進む。
行くべき道を決めるのは疾風ではなく帆のかけ方である。人生も「魂の構え」=「志」(将来どんな事をしたいか、何を成し遂げたいか。)によって進む道が変わる。
「風」はそれぞれの人のおかれた環境や状況である。人生の中では、凪の時や嵐の時がくるでしょう。
「志」があれば、「嵐」の日が続いても頑張ることができます。「志」に向けて努力することです。
他にもよく人生は航海に例えられて「順風満帆」とか「逆風が……」という言い方がされたりしますが、向かい風でも目的地に行けないことはない。向かい風で前に進めないと思うなら心に張っている帆の向きを変えることも必要である。
この文章は、私の娘(中学3年生)の学級通信で担任の先生からのメッセージです。
この義務教育を終え、ひとりひとりが、自分の進路を切り開いていく時というところで、渡されたんだと思います。
私たち大人も同じだと思いました。社会という海に出て、いつのまにか、志が薄れて、風に負けて自分に負けて…と、なんとなく生きているような気がします。
このお便りを読んで、自分のことと受け止め、思い直し逆風でも負けず。目的、志をしっかりと持ち、前へ進みたいです。帆の向きも確認しながら……。









