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「幸せな人生を送るために」を読んで

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  この本は稲盛和夫さんの講話を書籍化されたもので、

 

           ・ 何のために生まれてきたのか

           ・ 魂を浄化、純化、深化させるために

           ・ 仕事における六つの精進

           ・ 仏教からの教えを学ぶ

                          という項目で構成されていました。

 

何のために生まれてきたのか。

   一つは自分自身の魂、もしくは本質である真我の、浄化、純化、深化をするため。

   そして、人生の目的というのは、自分自身、自分の魂を磨くため。

    それは、「世のため人のために尽くすこと」から得られます。

 

   仏教の言葉で“利他行”というのですが、それはごく小さなボランティアをするとか、

  人助け、寄付もそうなのですが、「世界人類が平和でありますように」と祈ることが、

  グローバルで地球規模の大きな愛であり、魂の浄化、純化、深化に役立つのだそうです。


 

    魂を浄化、純化、深化させるために。

   「思ったことは実現する」とよく聞きますが、

    一度思ったことはカルマとして、良いカルマも悪いカルマも全て魂に沈着し、

    そのカルマは必ず花開いて実現していきます。

    邪なことをいろいろと思えば、思ったものは全て魂にカルマ、業として沈着します。

     ただ思っただけでも、魂に沈着するのです。

    つまり、悪いカルマは悪い結果。

     いい思いはいいカルマとして現象面に出てくるということです。

    ですから、思いは必ず成就するのです。

         毎朝の朝礼時の日めくりカレンダーの『想いと言葉が人生を創る』という言葉を

                                                                                               思い出しました。


 仕事における六つの精進

         ・ 誰にも負けない努力をする 
                

                (必死にやる、精進する。)

         ・ 謙虚にして驕らず
             

               (内心には燃えるような情熱と闘争心、闘魂をもっていながら、

                                        謙虚で控えめでいる。)
     

         ・ 毎日反省を行う。利己の反省および払拭
  

               (利他行をする前に、利己の反省、邪な、自分だけよければという

                                         利己を反省して消す。)

         ・ 毎日感謝をする。幸せを感ずる心は「足るを知る」心から生まれる。

               (人間は常に不足だらけです。不足から不平、不満になります。

                今あるもので足りていると幸せを感じれば、自然と感謝の気

                持ちになります。)

         ・ 善行、利他行を積む
               

               (世のため、人のために尽くすということ。)
 

          ・ 感覚、感性に伴うような悩み、心配をしない

               (人生はいろんなことが起きるようになっている。

                生きていれば当然悩みも出てきますが、一生

                懸命努力をした結果なら、心まで煩わせてはいけない。)


 

 仏教の教えから生き方を学ぶ

            『坐禅和讃』より

 

   みなさんはみな仏なのです。
 

   それは水と氷のような関係であって、

   水を離れて氷はないように、人間を離れて仏はありません。
 

   仏はみなさんの近くにいます。

   自分の中にいるということを知らずして、遠くに仏があるかのように求めるはかなさ。
 

   それは例えば水の中にいながら、喉が渇いているといって叫ぶようなもの。

 

   長者の家の子供と生まれていながら、貧しい貧民街に迷い込んでしまう子もある。
 

   輪廻転生を繰り返して積んできた業が、そしてあなたがいつもブツブツ不平不満を

   いっているその愚痴が闇路をつくっている。

   愚痴ばっかりいっていると、闇路の中に迷い込んでしまって、

   人生の暗闇から暗闇を歩き、いつか死ぬ時を迎える。

 

    そういう人生を送っていくなかで禅定つまり、座禅とは素晴らしいものです。
 

    布施とは利他行です。そして持戒とは反省であり謙虚です。つまり、戎を守る。

    また、念を唱える、懺悔をするといったように、あなたがする布施、

    つまり利他行または感謝をし、自分自身で反省をしていくという行、
 

    そういう善行はみなこの中にあるのです。

 

 

 

 

    ある種の成功をするまでの間には、たとえどんないいことをしようと思っても、

    やはり罪も積んできたでしょう。そういう罪も、布施や持戒、念仏、懺悔といっ

    た修行、善行によって滅ぼすことができるのです。
 

    そうなれば浄土、つまり天国はそう遠いものではないはずです。
 

    この法というのは仏法のことです。禅宗で説くお経です。一度でもいいので、

    このお経を耳にしたとき、讃歌随喜する人、つまりお経を聞いて非常な幸せ

    感に満ちて、涙が出てとまらないというような人は、何の意味がなくとも限りな

    い福を得ることでしょう。 

 

    いわんや自分から心を回して、自分の本性、真我の存在を証明すれば、

    つまり座禅を組んで魂の存在、真我を自分で確認できれば、自分の性

    というのはその瞬間に無になり、理屈も何も離れて無の境地になれるという。

    そういう境地になれば、あなた自身が仏であり、あなたの今いるところが

    天国になるということです。

 

 

 

 

    少しずつ、色んな方のお話や本から勉強させて頂いて、 それぞれ自分に

    入りやすい言葉や形は違っても、基本は変わらないのだなと思いました。

 

    最近朝礼で先輩が「みんなが自分ではなく、まず人の為、相手の立場になって

    考えることができれば、交通事故や、悲しい事件も起きないはずだ。」と言われ

    ていました。
   

    本当に、その通りだと思います。

 

    人の為を思う気持ち。それが根本にあるから、自分に与えられているものに

    感謝できるし、謙虚に自分に反ることができるのだと思います。

    そして次に進むための努力ができる。それが社会への貢献、利他行にあたるの

    だと思います。
 

    たくさんの方に支えられていること、感謝の気持ちを忘れずに、人間性を高めて

    いきたいと思います。
 

                                                    担当 R.M

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