
いつもやる気がある人」と、「すぐにやる気が萎えてしまう人」 両者の差は、
どこからくるでしょうか? という対談から‥‥
まずは、明確な目標があるかないかの差だと思います。それがあれば、
壁にぶつかった時でも、やる気がふつふつと沸いてきますからね。
ただ難しいのは、やる気がでるような目標にいかに出合うかですね。
と、脳科学者の茂木健一郎氏とフードエックス・グローブ社長 松田公太氏
脳科学の世界で最近注目されている概念に「セレンディピティ」というものが
あります。
これは、「思わぬ幸運に偶然に出合う力」「偶然を捉えて幸運に変える力」と
言った意味の言葉だそうです。
科学の重要な発見には、たいていこのセレンディピティが重要な役割を
果たしているそうです。
最近では、試薬の配合を間違えたことがきっかけでノーベル賞を受賞された
㈱島津製作所の田中耕一さんなどが好例のようです。
じゃあ、どうすれば、思わぬ幸運(目標)に出合えるか。
それには一つ絶対欠かせないものがあるんです。
まだ、目標に出合っていない人に必要なのは、
行動を起こすことなのです。
ニートの中に「まだ目標が見つからないから何もしない。」という人がいますが、
脳を研究されている茂木健一郎さんの立場から言われるには、
「目標」と言うのは、行動するなかでしか見つからないもの。
Aを追求していたら、偶然にBという幸運と出合うのが
セレンディピティなわけですから、極論すれば、Aは何でもいい。
目標が見つからないと、意気消沈しているよりは、とにかくまず何か
やってみることが大事。
それから、もう一つのポイントが、セレンディピティに出合った時に
それに気付くかどうか。
これだ!という目標が見つかっても、それがあまりに大きいものだと、
「本当に実現できるだろうか」と不安になる、そういう時は、
「目的」「目標」という言葉を分けて使う。
「目的」人生を通じた夢や使命の事として捉え、「目標」はその目的に
近づくためにやるべきことを数値化したものだと‥
そして、松田公太氏は、「食を通じて文化の架け橋になる」が目的で、
「タリーズコーヒー一千店」というのが、目標だと‥‥。
この目標のタリーズコーヒーとの出合いというのは、たまたまご友人の
結婚式で訪れたボストンでスペシャルティコーヒーというものを知り
衝撃を受けられたのがきっかけだったそうです。
その後、その発祥地で数多くの店がしのぎを削るシアトルにいき、
五十以上のお店を飲み比べた結果、いちばん美味しかったのが
タリーズコーヒーだったそうです。
まさに、「セレンディピティ」
更に松田氏は、次のようにおっしゃっています。
人生の「目的」というのは、途方もなく大きくていいのだと、
「食を通じて文化の架け橋になる」という目的も、おそらく一生かかっても
実現は無理でしよう。でも、目標を達成することで理想に少しずつ近づいて
いる実感はある。それが、やる気の源です。
「どうせ実現できないのだから」とあきらめてしまうのではなく、「大きな理想に
少しでも近づいていこう」と発想を転換すれば、やれることってたくさんあると思
いますよ。
そして、あとは想像力を高めて目的・目標をもって、とりあえずでも、何か行動を
起こすと‥何かが始まる。
そして、茂木氏は、こう語って下さっています。
やる気を保つために、成功体験をもつことが大事。
何か、「報酬=嬉しいこと」があると、その行動が強化されるという特徴が
あります。つまり、ひとつの成功体験をもつと、それが自分の脳のやる気
を強化してくれて、また成功できる。
それから、「根拠のない自信」をもつこともすごく大事。
それが、“脳のインフラ"なりますから。「俺は出来るんだ」と思い込んでいると、
脳の物質的状態が変化して、情報処理がスムースにいくようになるのです。
本当に、そうだなぁと思います。脳がそのように働くのだったら、
それを大いにその仕組みを利用して、自分は何でも出来るんだ!
絶対にうまくいく!と思い込んで生きていったらいいと思いました。
情報処理もスムースにいくし、想像力もきっと高まると思いました。
とりあえず、今日は良い日。きっと、素晴らしいご縁を引き寄せられるはず!
さぁ、どう行動をとろうかな‥‥
そう思うと、ワクワクしますね!
そうしたときに、偶然の出来事が幸運に変わるのだろうと思います。







