人生を自分のものとして生きるために
人生をより幸せに生きるために、
哲学という学問はある。
今日は、大阪で「感性論哲学者の吉村思風先生」の講演会があり、参加させて頂きました。
素晴らしいお話で、印象に残ったお話を温かいうちにお伝えしようと思います。
理性能力を手段として使い、
命から湧きあがる感性の真実を原理にして生きる。
理念・理想を語る前に物事の本質を追求し学ぶ‥‥それが、哲学
物事の本質を掴む眼力を自分の物にする
そして、感性を養う。
今のこの不況を乗り越えるためには、感性を養い、敏感にならなけれ
ばいけない。
なぜなら、 何かの問題を感じるのは、 『感性』なのです。
些細な変化を感じ取れる“敏感" さが必要。
問題の対応が出来なくなってしまってから気付いても遅いわけです。
何事も問題が起こる前に何らかの予兆が必ずある。その変化に対応す
る生き方、感性を磨かなければいけない。
問題が起こり、それを解決していくのが、『理性』というわけです。
『理性』も大事で、高度な理性を使いこなす人間にならなければいけな
い。
人間は、唯一、生き物の中で『文化』をつくる生き物。
『文化』とは、自然に人間が手を加えて自然を自然のまま放っておくの
ではなく努力して人間が成長したものが『文化』
例えば、茶道 美味しくお茶を飲むことに人間性を加えて、(礼儀作法
など)出来たものが、茶道という文化
華道 同様、より美しく、花を活け、部屋の空間作りに人間性
を成長させ、人間が成長した文化のひとつ。
柔道 身体を鍛え人間性を鍛えたもの。勝っても負けても相手
に敬意を払って戦うという武道のひとつ。
戦いに感謝し、立ち去る美学を持って、戦いを通して自
分を磨く
この様なものが 『文化』 という。
手を加えて人間が生き抜く、人間を成長させることが文化なのです。
『文化』それは、全部、『愛』をもって、行われたことなのです。
生き抜く力 は、愛 (情緒・感情・本能・情熱) を育むことにより養
える。
『愛』は自然発祥的なものでなく、ひとつの能力と認識しなければいけ
ないと思う。
愛を能力として、育んで行かなければ苦難を乗り越えてはいけない。
そしてまた『愛』というものは、『命』をもってしか生まれない。
『愛』は命を育む。『愛』は命を満たすものです。
『命』を本当に満たす愛は大いなる力となり、理屈に勝る。そういうこ
とである。
理屈に勝る問題解決は愛しかない。
解りやすい話で言うと、凄いクレームがあって、謝罪しても、謝罪して
も分かり合えない‥手土産をもって誠意をと考えても、解ってもらえな
い。謝罪の内容でも、説明をいくらしても、そういう問題ではない。
本当に心から心からの愛を持っての謝罪なら、解ってもらえる。
お金の問題ではない。何かの物の問題でもない。その気持ちの持ち方が
相手にどう反映するかなのであろうと思う。
『愛』の本質‥‥ どのように育むか。
『愛』とは、人間と人間を結びつけるもの。
『愛』は人間関係をつくる力。
人間関係は、社会。
社会の中には、様々な考え方、立場、宗教、文化がある。
その中で私達は生きる。
こういう事を考えることが 『哲学』
この方程式でいくと 社会性がない = 人間性がない
自分の合わない人(違う考え方の人)と仲良く出来ないというのは、
社会性がなく、至るに人間性がないからとも言える。
社会性とは、共に仲良く生きることである。
人間として生まれた以上、社会性はもっている。
しかし、人間は、人間の手によって育てられないと、人間にならない。
生まれてからの教育がいかに大切か。前にもブログで思風先生のお話
を書かせてもらった時に、オオカミ少女の話を書きましたが、
人間がオオカミに育てられたら、オオカミの能力が養われるというこ
と。
猫が人間に育てられても人間にはならない。だから人間がもともと、社
会性を本能的にもった証拠として教育というものが、大切なのでしょ
う。
社会性そして、人間関係を養う為には、調和というものが大切。
愛するということは、長所と短所が必ずあるという事を認めること。
何に於いても、陽・陰 半々。
宇宙はエネルギーバランス
宇宙はプラスのエネルギーとマイナスのエネルギーがお互いに
バランスを模索しながら形成されている。
善と悪・美と醜・真と偽・表と裏・前と後ろ・光と影・・・
すべてが対の構造になっている。
真理はひとつという科学的な考え方・理論では現実に対応すること
ができません。
自信を持って、人間であることに徹する生き方を求めなければならな
いのです。
すべてのものの本質と理念、つまり真実が変化であるならば、人間の
本質は 理性ではなく感性です。
人類は早く理性の奴隷から脱却しなければなりません。
自分と同じ考え方の人間しか愛せないのは、理性の奴隷になっている
から。
自分しか愛せないというと同じこと。
愛という能力は、命が他者を愛するために作ったものです。
自分しか愛せないのは偽物の愛です。愛の堕落です
だから、長所と付き合えば良い。短所はその存在を許す。これが、愛
の原則。
「愛するって赦すことなのよ」 と、よく聞くセリフですが、
長所を愛し、短所を愛してこそ、愛の力を養うことになる。
そして、愛の文化が生まれる。
でも、どうしたら、一体、短所を愛せるか‥‥
短所とは、何なのか‥ 短所は無くならない。
だから、短所を責めない。
理性での教育では、短所を無くそう!という教育でゆがめた人間形成
となり、ひねくれ、卑屈になるが、感性哲学的には、
短所は無くならないので、短所を無くすエネルギーではなく、
長所(素晴らしい能力)をさらに伸ばしてしき、存在価値のある、人の役
に立つ、他人から一目置かれるようなそういう能力にまでするというエ
ネルギーに使うと良い。
○長所をとことん伸ばして能力に作り上げる事が幸せ
○人間には、それぞれ天分がある。
顔がその証明。顔は1人ひとり違う。顔は能力の顕れ。
昔から、人相という易があるが、顔を決定するのは、遺伝子である。
遺伝子とは、能力が物質化したもの。
顔が違うと言うことは、個々の能力の証明。
『顔』を生きる。とは、この顔がこの顔に生まれた理由。天分をもら
った証明。
では、自分の天分とは何だろう。
天分とは、先天的な能力、肉体的能力、感性的能力
まず、天分を知るための5つ。
① やってみたら、好きになるかどうか。 見ているだけでや、頭
で 考えての好きはダメ。肉体を使って実際やってみて、好きかど
うかを動かして、始めて目覚めるものである。意識だけでは目覚
めない。
② 実際やってみて、興味、関心が沸いてくるか。
③ それが得手か得意であるか。
④ 他人と比べて秀でているか。何度やっても、勝つとか‥。
⑤ それに真剣に取り組んだとき問題意識や改善意識が沸いてくる
か。
そうやって天分をみつけ天分のツボにはまる人生を作っていかな
ければならない。
天分は、平等にある。それに気付いているか、気付こうとしているか‥
この5つの方法で探していくことを、常にやっていくと、その能力が必
ず見つけることができる。それは、80歳90歳になってでも、いつか
らでも見つかる。
ただ、いち早くその長所を伸ばす事に努力をしていくと、誰しもが持っ
ている短所の部分が 嫌がられる短所ではなく、その人の『味』にかわ
る。 (角熟)
その上で、短所をなくすことはない。
他人の短所を見つけたら、助けてあげなくっちゃ‥と思ったらいい。そ
のために自分の長所がある。短所に愛情を持つことで、人間らしい人
間になる。短所があってこそ、人間。
人が短所を持っていることで、自分の長所が輝ける。
短所と言うのは、嫌われるからあまり出ないように、助ける。
本当は、自分で短所をさらけ出して、助けを求めたらいい。人に助けて
もらって、人間。
人に助けてもらえる力をつける。短所をさらけ出す勇気をもつ。
ただ、短所だけさらけだしても、馬鹿にされるので、そのまえに、一目
置かれる自分の長所をちゃんと、出せるようにしておかなければいけ
ない。
人間性の短所・性格の短所
マイナス面というのは、出ないようには、できるが、無くすことはでき
ない。
性格というのは、遺伝だったり、意識していないところの体験・経験で
命に積み重なられたものなので、変わらない。
しかし、人間性は成長するものである。だから、人格を磨く努力をした
らいい。
人間は 『格』がまず2つある。
性格・人格 人格は、おぎゃあ~と生まれてから後に作られるものであ
る。
人間性の成長は、人格を磨くこと、人間性の短所は、人間性の長所
を伸ばすことで短所を目立たなくすることができる。
そして、人間性を高め、深め、大きな人間となり、品格をあげてい
かなければならない。
だから、愛とは、短所を赦し補い、長所と関わる力。
人間関係での愛とは、他者と共に生きる力。
愛の実力を成長させる事が努力の目標になる。
自分と違う価値観、考え方、自分に無いものを持っている人と関わ
ることで学べる。
愛をもって相手から学ぶ愛。
考え方や違う感覚の人と関わって、学び成長できる。それを受け入
れることが愛。
感性を豊かに敏感に持った人格を養い努力し生き残れる会社にしまし
ょう。







