先日ご紹介した野口嘉則さん著書の『心眼力』を読みました。なるほど~そうだなぁと思うことばかりでした。それに、すごっく解り易く読みやすかったので、普段、あまり読書をしない方も、この本 をきっかけに読まれたら読書好きになるかも(?) 読んだ中で、今、伝えたい事を引用しますね。
随時、皆さんにも伝えたいことや、私自身の身に付ける為にも、お知らせします。
『なぜ、行動できないのか?』
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」
この上杉鷹山の言葉は、「為すこと」つまり「行動すること」の大切さを教えてくれます。歴史に残るような偉業だけでなく、私たちの人生における大小さまざまな目標の達成や願望の成就は、まず行動を起こすことから始まります。
ですが、「行動したほうがいいとわかっていながら、なかなか行動できない」と嘆いている人がたくさんいるのも事実です。 とくに現代人は、あふれるばかりの情報の中で生活し、知識だけはどんどん膨らんでいながら、行動がついていない人が多いと言われています。
インプツトばかりで、アウトプットが追いつかないのです。これを【頭でっかち症候群】と言うそうですが、自分磨きを高めていきたい人にとって、最も避けるべきものです。では、私たちがなかなか行動できない理由は何なのでしょうか? 主なものを三つ挙げてみましょう。
1つは、行動動機が弱いことです。その行動の結果得られるものを本気で手に入れようと思っていない。別の言い方をすれば、その行動に大きな意義を感じていないともいえます。この場合、「行動したことで得られる成果」あるいは「行動することの意義」を改めてはっきりさせることが大切です。ここで、一つ注意して頂きたいことがあります。
私たちは目に見える成果や意義には敏感に反応します。たとえば、「これをやらないと損」だとか「これをやると得」などのように、すぐに損得勘定できることは行動に移します。一方、目に見えない成果や意義には反応が鈍くなります。
もし、その行動をするとことが「あなた自身の成長につながること」であったり、その行動が「愛ある行為」なのであれば、ぜひ勇気をもって行動してください。その成果や意義は目に見えなくとも、あなたにとって非常に大きなものになるはずです。
行動できない2つ目の理由は、何から始めたらいいのかがはっきりしていないことです。 どんな大きな夢への道程でも、まず小さな第一歩を踏み出すことから始まります。ということは、まず、何から始めたらいいのか、つまり具体的な最初の行動をはっきりさせる必要があるのです。
最初はちょっとした行動でも構いませんから、すぐに実行できることを決めて行動してください。何よりも最初の1歩を踏み出すことが大切なのです。
3つ目の理由は、気持ちが整うのを待っているということです。「やる気になったら行動しよう」と考えていると、いつまでたってもやる気が出てきません。これでは、【やる気】という不確かなものに依存していることになるので、なかなか行動できないのです。
行動を気持ちに依存するのではなく、順番を逆にすることをお勧めします。つまり、やる気がなくても行動してみるのです。行動を始めれば、やがてやる気も出てきます。やる気は行動についてくるのです。
また、「失敗するのが怖くて、なかなか行動できない。この恐怖心を克服できたら行動しよう」と考えている人もなかなか行動できません。恐怖心というものは簡単に解消できるものではないからです。 次の若者と老人の会話を聞いてください。
若者 「僕は、ある女の子のことが好きなんです。電話でテートに誘いたいんですが断られるかもしれません。断られたらどうしましょう?」
老人 「断られることを避けたいなら、誘わなければよい。行動さえしなければ、断られることもない。しかし、彼女をデートに誘うのなら、断られるというリスクは避けられまい。」
若者 「頭ではわかるのです。どんなことにも失敗する可能性があることは分かっています。しかし、緊張で心臓から口が飛び出しそうなんです。どうしたら、この気持ちが落ち着くのでしょうか?」
老人 「気持ちを落ち着けたいのなら、電話を掛けなければよい。その子のことを諦めたらすぐに緊張は収まり、落ち着くじゃろう」
若者 「そんなこと言わないで下さい。その子を諦める気はないんです。ただ、この緊張をなんとかしたいんです。
老人 「その子をデートに誘うことと緊張しないことと、どっちが大事なんじゃ?」
若者 「それは その子をデートに誘うことです。」
老人 「ならば、緊張しながら誘えばよい。震える手で電話をかけ、うわずる声でデートに誘うのじゃ」
若者 「え?なるほど!震える手で電話をかけることならできそうです。うわずる声でいいのなら、誘うこともできそうです!」
老人 「若いということはよいことじゃのう、ふぉっふぉっふぉっ」
おわかりですか? 怖れや不安を何とかしようとしなくても、怖れや不安といっしょに行動すれば良いのです。 「失敗を怖れるな!!」なんて言われても、やはり失敗することは怖いですよね。大切なのは恐怖心を消すことではなく、恐怖心があっても、行動を起こすことなのです。
そのとき必要なのは、たった1つのものです。それは、あなたが生まれながらにして持っているものです。
そうです、そのたった1つのものとは、あなたの【勇気】です。
あなたが、生まれたときに誕生を祝って天(宇宙)があなたにプレゼントしてくれたもの、それが勇気です。あとは、それを使うかどうかだけなのです。
頭でっかち症候群になってしまうと、勇気を使う代わりに、あれこれ考えてばかりの状態に陥ってしまいます。ここで、あまり頭を使って考え過ぎるのではなく、いい意味でのアホになる必要がありますね。「踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損損!」という言葉もあります。
「だめで元々」の精神で、勇気を持って最初の1歩を踏み出すのです。そこから、あなたの人生は、新たな展開を始める事でしょう。